アンケート結果はその裏側を読む必要がある。
全 優石の「2013年版 お墓購入者アンケート調査」結果
全優石さんがいちばん言いたいことは「伝統的な和墓から、洋墓やデザイン墓を建てる人が多くなって来てる」ということかと思います。
北陸や関西、西日本全般は和墓を建てるケースが多いのは間違いありません。
金沢の内川霊園の芝生墓地は洋墓を建てなくてはなりません。
その他公営墓地で高さ制限がある墓地は洋墓を建てるケースが多いです。
しかし公営墓地や寺院墓地より圧倒的に村落共同墓地が多いのが北陸なんです。中国地方や四国地方も同様かと思われます。
アンケート結果のうち、43.1%が関東、11.6%が東北です。両地域はデザイン墓が多いのですが、3.2%の北陸、4.7%の九州の結果は全体を左右するものではないでしょうね。
デザイン墓が増えてきましたと言っても北陸や近畿の人たちはどこ吹く風なんですよ。デザイン墓を推奨したいのは全優石の吉田会長の弟さんがインターロック社の社長・・・・・・以下自粛。
という裏が見えるんですよねえ。
実際に北陸でデザイン墓を前面に押し出して営業してる石材店があるんですけど、その結果というか噂というか、、、あんまり芳しくないとか、いろいろ聞きます。
引用↓↓
■墓地取得費用を除いた墓石の購入金額は、100万円~200万円台が最も多く47.2 %と半数近くを占める。次いで、50万円~100万円で22.9%、200万円~300万円が17.5%であった。
みなさん、ここで考えてください。
回答者の墓地の広さはどのくらいだったんでしょうか?
都心の寺院墓地なら60cm×60cmくらい、
関西の1聖地なら90cm×90cm
富山県黒部市なら4坪くらい(3.6m×3.6m)
富山県高岡市なら1.5坪くらい(1.8m×2.7m)
巻き石や外柵だけでも相当違いますよね。
この価格には
回答者の墓地の大きさが特定されていません。
上にあげた墓地ではぜんぜん金額が違うんじゃないです???
8寸和墓と尺1.3の和墓を同じ土俵で語れるわけがありません。
それに地域も特定されてない!
引用↓↓
■こうしたお墓の平均購入価格を計算してみると、全国平均で167.8万円となり、昨年より5.8万円アップし た。昨年が2004年の調査開始以降最低の162.0万円であったこともあるが、お墓にもアベノミクス効果が反映されているようだ。平均購入額の長期下落 傾向は、石材加工が比較的容易で墓石タイプ別で最も低価格の洋型(160.93万円)が増えていることで、全体平均を押し下げているとみることができる。
だからどんな墓地で建てたんですか?
公営墓地の墓地公園では洋墓を建てなくてはならない区画があります。それを洋墓が増えてきたと・・・
それに平均が5.8万円上がっただけでアベノミクスとは言い過ぎではないでしょうか?
ただ単に中国からの仕入れ価格が上がっただけでは?
というかそれが理由です。
このアンケート、面白いですね。!(^^)!
引用↓↓
■地域別にみてみると、建立費用で最も高いのは九州で194.6万円と突出し、最も安いのは北海道の135.2万円。両者には実に59.4万円の開きがある。
富山県魚津市や黒部市でお墓を建てた人にいくらかかったか聞いてみてください。
250万とか
300万とか
500万円以上しました
っていうひとだらけです。
続きます・・・