カージナルスが先勝 代打クレイグ決勝打
NHK-BSのはゲストに斎藤隆(ブリュワーズ)を迎えて中継。
先発はカージナルスは親友ハラデーと投げ合いフィリーズを完封したカーペンター、レンジャースはレギュラーシーズン16勝のウィルソン。
一回の表からいきなりファインプレー。カーペンターが一塁にヘッドスライディング気味に飛び込んでの気迫あるプレー、さすがワールドシリーズという場面でした。
四回、バークマンの2点適時打で先制。きれいな当たりではなかったが飛んだコースが良かった。
五回表、ホームランの出にくいブッシュ・スタジアムでナポリがライトに流し打ちのホームラン。完璧に捕らえた一打、見事だ。
六回裏ツーアウトながらランナー一塁、三塁のチャンス。バッターはピッチャーのカーペンター。ラルーサ監督は思い切って代打クレイグを送った。低めの速球を引きつけてたたくと、打球は滑り込んだ右翼手のグラブのわずか先に落ち、勝ち越しの適時打を放った。
七回に2番手サラスが1死一、二塁とされると、迷わずに代えた左腕ゼプチンスキーが連続三振でピンチを断つ。
最後は守護神モットがレフトフライに打ち取り初戦を飾った。
カージナルス・ラルーサ監督「(C・カーペンターは)いい打線に対して素晴らしい投球をした。(勝ち越し打の)クレイグは、相手投手がオガンドだし厳しい状況だったが、得点圏に走者を置いての実績があったし、よくやってくれた」
レンジャーズ・ワシントン監督「(先発の)ウィルソンは役割を果たした。いい試合だったと思う。(勝ち越し打を許した)オガンドも制球は良かった。チャンスはあったが、今回は相手がわれわれを上回った。そこは相手を認めるしかない」