39 パブリカ横のモスク・2 | シニアのマレーシア滞在記

シニアのマレーシア滞在記

73歳のシニアによるマレーシア珍道中の記録。2024年5月から6月の43日間滞在記です。

 この日は珍しく涼しかったです。朝、スクールバスを見送った際、駐在員に声をかけると「こんなのは1年に5日程度」という反応です。月に一度もないほどの涼しさです。朝、戸を開けるとひんやりしていました。キャメロンハイランド以来の自然の冷気です。この数日は比較的暑くない日が続いていました。とはいっても、日中は暑いことは当たり前。朝夕が少し気温が下がったことを肌で感じられることが幸せです。40日前にクアラルンプールに着いた時は、夜も熱気を感じたものです。多少は体が慣れてきたということもあるのでしょう。
 ガイドをしてくれたアズニータさんとツーショットの記念写真をとりました。お二人は数年前に日本に旅行したことがあるそうです。10日ほど。物価が高かったとも言われていました。今なら円安なので別の感想があるかもしれません。話の中に仏教のことや神道のことがでてきました。仏教ではどうかなどと問われることもあり、熱心な信者でない私はただただ逃げの一手です(汗)。いかに私が日本文化を知らないのかと言うことを痛感させられてしまいました。そのことをイスラムのモスクで…。


 もっともイスラム教を信じる人たちは1日に5回お祈りをするのを日常にしています。お祈りの場所はどこでもいいので、レストランにもお祈りをするための一画がありました。宗教について考察できるだけの知識は私にはまったくありません。
 アラブ世界には多少の関心はあります。というのは私が大学生のころ、第3次中東戦争が起こりました。1973年のことです。その時に石油が輸入できなくなるとたいへんだということで、石油の備蓄が政治問題になりました。ガソリン価格は4倍になった時です。中東のことについては雑誌や書籍にも目を通したことがありますが、理解できないままでした。イスラエルとパレスチナの戦争という表のことだけでは理解できません。
 控え室に戻ると、別の数人のグループが2組いました。1組はフィリピンでした。ガイドはその組の対応を始めたので、十分なお礼をいうこともできないまま控え室を出て帰途につきます。
 ブログを見ていると帰り際に水と簡単なお土産をいただいたという記述があります。確かにペットボトルは入り口に積まれています。でも、どうぞという案内がなかったのでそこは多少の心残りがありながらもやせ我慢…。
 それ以上に私1人だったと言うことでていねいな説明をしてもらったようです。お二人のガイドさんには感謝しています

   モスクから帰り道、やっぱりパブリカに寄りました。当てもなく歩いていると、銀だこのセールがありました。通常は18.5RMなのが、10.9RMになっています。木曜日限定とのこと。正午から午後4時までらしい。

 値引き割合はなんと40%にもなります。8個入りの普通のたこ焼きです。これはラッキーです。注文しないわけにはいきません。オーダーして待ちました。5分以上は待ったかな。熱いのがいただけました。外はカリカリすぎかな。でも、日本の味でした。

 帰りはバスで。Moovitがあるので、無駄な待ち時間がありません。クアラルンプールではバスも、電車も、時刻表ではなく、何分後に来るかという表示がスマホやプラットフォームで見られます。この方が現実的です