初めてのビジネスクラス(タイ航空) | シニアのマレーシア滞在記

シニアのマレーシア滞在記

73歳のシニアによるクアラルンプール滞在記(43日間)

 

         ボーイング777-300er

 関空からバンコクへの座席は1-2-1でした。窓側に1席、通路を挟み中央に2席という座席配置で、ビジネスクラスの主流をなしています。フルフラットにもなります。フルフラットは座っている背もたれが後ろに水平まで倒れるのかと思っていたところ、構造が少し異なっています。座っているお尻の部分が前に50センチほどせり出します。同時に背中が倒れるというもの。足が前に伸びる形でフルフラットになります。足下がやや狭いので、伸ばせるけど膝を立てる体勢はできません。まあ贅沢というものでしょう。


 関空からバンコクまではでボーイング777-300erです。自分の席に座るとすぐにCAさんが飲み物の希望を聞いてくれます。定番のシャンパンをお願いしました。食事中はバドワイザーのビールをいただきます。


 飛行機が動く前にシャンパンやナッツを持ってきてくれました。離陸後、シートベルトのサインが消えると食事がすぐに始まります。食事は和風弁当、タイ式、洋式の3種類から選びます。私は当然、和風弁当をお願いしました。お茶、味噌汁もついていました。チーズは3種類。他にもいろいろあります。味は微妙です。率直に言うと、おいしくはありません。デザートはお腹いっぱいになったので半分ほど残してしまいました。
  トイレはいくつもあります。私が席を立ったら一つのトイレは使用中でした。それを見たCAさんは隣のトイレを案内し、ドアまで開けてくれました。そこまでしてもらわなくてもいいのに。
 ウエルカムグッズはトムシンプソンのケースにいろいろ入っています。まあ私が必要とするものはほとんどないです。日本人のCAさんは私の周囲にはいません。日本発の便なのに。ちょっと不便でした。


 ヘッドフォンはAKGのNC(ノイズキャンセラ-)です。まあ高級品なのでしょう。着陸前にこのヘッドフォンだけは回収に来ました。


 でも、悲しいことに見たい映画がありません。それに字幕が英語です。ゴジラという古い映画を見始めました。音声は英語です。字幕で多少の意味は分かるけど、聞き取りはさっぱりです。単語自体は知っているのに、聞くことがいかにできないかを痛感させられました。
 シートベルトは自動車の前席のような3点式です。一見良い装備のような気がするけど、肩からのベルトはジャマです。離着陸時以外は、肩のベルトを外して腰だけのシートベルトにしていました。
 座席をフラット近くまで倒してゴジラを見るも、アルコールのせいと意味が半分程度しか理解できないことが重なり、寝てしまいました。気持ちよく眠りに。