家族3人そろって 団欒中
「Aちゃん、グループ辞めんねん」
「え!? Aちゃん辞めちゃったら、グループなくなるやん」
4歳から始めた ヤマハのグループレッスン
8人いたお友達も 5年生になった今
ちびとAちゃんの 二人だけになってしまいました
そのレッスンも
たった一人のお友達のAちゃんが抜けちゃうと
もはや グループレッスンでは なくなります
そうか・・・ それで来週 話し合いがあるって言ってたんだあ・・・
先週 ちびから伝えられていたんです
ママがお仕事で来られなくても 伝えるようにって
26日に グループレッスンを続けるかどうか
話し合いますって 先生に言われた って
「それ、前から知ってたの?」
ちびに聞いてみたら
「ううん、今日初めて聞いた」
そして みるみる間に 涙目になって続けるんです
「Aちゃん、ピアノ辞めるって。
グループレッスン辞めて、ちびと同じエレクトーンにするって。
個人レッスンするって」
それで なんで泣いているのか よく分からないはれ
突っ込んで聞いてみます
「そうなんや~。 ちびと同じエレクトーンにするんや~。
でも なんでそれで あんたが泣くことがあるの?」
そしたら 思ってもみなかった 返事が
「だって、Aちゃんがエレクトーン始めたら
ちび 負けてしまうかもしれへんやんか!
個人の先生も ちびと同じ先生がいいって
コンクールで合うかもねって 言うねん!」
はあ~~~~~~~~~~~~???
これまで ピアノを中心に練習してきたAちゃん
ちびととっても仲良しで
おうちも近所なので
年齢は2つ年下なのですが
いつも 時間が合えば一緒に遊んでいるんです
ピアノを やっていたのに
エレクトーンに変更したいって言うAちゃん
きっと ちびの影響も 少なからずあったはず
いい影響で エレクトーンが魅力的に見えたなら
はれ いいことだなって 素直に思うんですね
でも
これまで エレクトーン1本で
毎日練習してきた ちびにとっては
どうやら 嬉しくない報告だったみたいです・・・
「負けるって・・・・
音楽は 勝ち負けじゃないんだよ
確かに、コンクールになったら勝負だけど
普段は どれだけ音楽を楽しむか じゃない?
それに Aちゃんはこれから始めるんでしょ?
今からそんなに心配して 泣くことある?」
「そんなに心配で泣くんなら
今 このテレビを見る時間を エレクトーンの練習にあてたらどう?
うまくなりたいなら 練習するしかないんだよ
泣いてるだけじゃ 上手にならないんだよ」
「だけど ちびには時間がないやんか!
塾もいかなあかんし
漢字練習もしないと Mちゃんに負けちゃうし」
Mちゃんとは 保育園から仲良しの同級生
今年になって 初めて同じクラスになりました
どうやら 学校の漢字練習の宿題の量を 競っているようで
今はかろうじて ちびがリードしているらしいのですが
Mちゃん よく頑張っていて
追いつかれそうなんですって
いちいち競争しなくてもいいのに・・・
決して 「負けちゃだめ、1番じゃなくちゃ!」 な~んて教育
はれ していませんよ
心がけているのは コツコツ努力し続けることが 出来るようになること
テストの点数が悪くても 叱ったことはなく
それよりも せっかく間違えたのだから
なぜ 間違えたのか
どうすれば よかったのか
同じ失敗を繰り返さないために
きちんと原因を 理解して
間違えたチャンスを ちゃんと次に生かしなさい
そう言ってきてるんだけどなあ~
こんなに 負けず嫌いとは・・・( ̄□ ̄;)
思えば 毎日毎日 時間は短いけれど
コツコツ 練習を重ねてきたちび
コンクール前は 特に練習の熱の入れようがすごく
つらくて泣いたり 色んなこと経験をしてきた ちび
もしかしたら そんな努力を軽んじられたと
感じちゃったのかしら
最後は どうやらAちゃんに
冷たく言い返してしまったようで
それも 大泣きして告白していました(T▽T;)
「いいじゃない、時にはそういうときもあるでしょ
言い方が冷たかったって 反省しているなら
明日 ちゃんと謝ってきなさい
ごめんねって 素直に謝っといで」
「それで Aちゃんが許してくれなかったら どうしたらいいの?」
「それも仕方ないじゃない。
それもAちゃんの素直な気持ちでしょ。
Aちゃんは まだ許せる気持ちじゃないんだって
待つしかないじゃない」
こちらから引き出したわけじゃなかったけど
心のモヤモヤを 聞いて欲しかったのかな
それにしても 負けず嫌いが 過ぎないかあ~
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