米国の中間選挙まで一か月を切りました。現時点での世論調査では民主党がやや優勢ですが、世論調査はここ数年実際の選挙より民主党有利にでる傾向があるのでかなり接戦と言えると思います。米国経済・民主主義のみならず他の民主主義諸国に多大なマイナス影響を与え、米国を国際法と世界秩序の破壊者にしてしまったトランプの支持率がまだ40%近くもあるというのは、やはりSNSに情報を依存することによる国民の分断が大きな要因だと感じています。
あくまで中間選挙なのでトランプの任期あと2年というのは変わりませんが、少しでもその暴走にブレーキをかけるためには民主党が両院を制する必要があります。共和党でトランプに異議を唱えられる議員はほとんどいないことがはっきりしてしまったので。ここ一、二年の共和党によるなりふり構わぬゲリマンダリング(自党に有利になるよう選挙区割りを変更すること)で共和党は少なくとも数議席分有利になったと分析されていますので、世論調査ではやや優勢でも民主党が両院で逆転というのは厳しいようです。そもそも上院は改選数が3分の1だし。
ところで、日本で男子バレーボールの選手が同性愛者であることを公表したという記事を読みました。引退後のカミングアウトなら過去無いことはなかった思いますが、現役男子選手のカミングアウト、特に球技でプロレベルというのは米国でもかなり少なく、日本のLGBTQコミュニティにとっては大きな一歩といえるのではないでしょうか。この選手の勇気に最大級の敬意を表したいと思います。チームやスタッフのサポートが十分ありますように。SNSの誹謗中傷ゴミ投稿に押しつぶされませんように。
言うまでもありませんが、運動能力は性的指向・性自認とは何の関係もありません。「ゲイ男性は男らしくないからアスリートに向いてない」なんて一言で二つ大間違いの昭和時代の考え方の人がまだいる?まあいるでしょうけど社会の多数派がLGBアスリートをサポートするようになりますように。そして後に続く勇気のある選手が現れますように。スポーツ好きのLGBTQ中高生の将来をつぶすようなことがありませんように。
話は変わりますが、トランス女性に関してひとつ気になっていることがあります。私はトランス女性にはチームスポーツより個人競技のスポーツをやっている人が多い印象を受けています。とくに日本では自転車とかバイクとか、二輪系の趣味を持つ人が多い感じがするけどこれは私の知っている範囲だけ?そうでないとしたらなんでそう感じるんだろう?米国ではバイクに関しては独特のカルチャーがあってバイクの世界にトランス女性が多いとは思えませんが、自転車を趣味にするトランス女性は米国でも多く、ジョークになったりするほどです。
私自身チーム系のスポーツは避けた感じがありますが、スポーツを始める10代のころにチームスポーツのカルチャーに性格が合わないと感じたのはひとつの要因です。でもそれが性別違和と何か関係がある?今まであまり考えたことがなかったのですが、私の場合あったのかもしれません。性別違和を認識していなくても男子チームのカルチャーになじめないな、と感じた人は私以外にもいると思いますし、もちろんシス男性で性別違和と全然関係なくなじめないと感じた人も大勢いるでしょう。きちっとした調査をするにしても原因を性別違和と関連づけるのは簡単ではなさそうです。
でもなぜトランス女性の趣味に個人競技が多いように思えるのか、あるいは自転車、二輪スポーツを好む傾向があるように見えるのか、そもそもそれって私の主観ではなく客観的、統計的に有意な傾向なのか、学術的な調査があるとおもしろいですね。興味があります。男子チームにはなじめないけど女子チームには入れてもらえない、ということかな?つまはじきにされてるだけ? 強調しておきますが、あくまで趣味・レクリエーションレベルのスポーツの話です。エリートレベルの公式競技の話ではありません。
冒頭で中間選挙まで1か月と述べましたが、私もあと1か月で一時帰国。いつも通りいろいろ日本のおいしいものを想像してうきうきしています。それまでにこっちで片付けておかないことがたくさんあるので食べ物の妄想ばかりに耽ってるわけにはいかないんですが。