前回性自認のスペクトラムのお話をして、ノンバイナリーの概念は性別指向にもあてはめることができると考えていることをお話ししました。じゃあ二つ目の軸を性的指向にしてマトリクスをつくってみたら?というわけで作ってみました。

 

 

そしてこのマトリクス上でヘテロ女性、ヘテロ男性、ゲイ男性、レズビアン女性を表示してみました。

 

 

前回の投稿で述べた通り、私は誰もがこのマトリクス上のどこに表されてもOKだと思っています。ピンポイントでコーナーに位置するバイナリーの人、全面カバーしているという人、あちこち動く、という人、全部ありです。

 

 

このマトリクスでは軸が二本。身体(染色体)の性別が表されてないのでシスジェンダーかトランスジェンダーかは表示できません。それを表示するには三つ目の軸(生まれたときの身体=染色体の性別)が必要です。じゃあアセクシュアルの場合は? そうです。そのためには更にもう一本の軸、性的指向を感じる強さが必要になります。この時点でもう二次元メディアで全部表すのは無理ですが、さらに…

 

アロマンティックは? このブログで私は一貫して恋愛対象と性的指向を一緒くたにしてきましたが(アセクシュアル、アロマンティックの方すみません、わかっていたのですが話を簡単にしたくて一緒にしてきました)、この二つが全く独立しているという考え方に立てば当然この二つは別々の軸にしなくてはなりません。これで五本目の軸。アロマンティックを表すには当然恋愛感情の強さを表さなければならず、もちろん性的指向の強さとは別物なので六本目の軸。

 

そして性自認も私のように強く感じる人いればそうでない人もいるわけで、エイジェンダー(アジェンダー?)を表すためには性自認の強さの軸が必要。結局性的指向、恋愛指向、性自認にぞれぞれ指向と強弱が別々にあるので合計六本、これに身体の性別の軸を加えて七本。7次元空間ならLGBTQをあらわせる! そんなのもちろん無理なので、軸を二本選んで例を二つ表してみます。

 

 

 

 

ちょっと遊びのつもりでマトリクスをつくってみましたが、LGBTQを包括的に表そうとしてみると簡単にはいきません。それだけ多様である、てことですね。みんな一緒くたに「普通(=バイナリーのシスヘテロ)」と「それ以外(=LGBTQ)」に分けるのもLGBTQへの差別をなくしていくという目的には必要ですが、最終的には全体としていろいろなケースがあっていい、どの軸もバイナリーでなくていい、みんな普通、という考え方になっていくのかな、と思っています。

 

今気が付いたのですが、前回が100回目の投稿でした。いつもありがとうございます!

 

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