また話が前後しますが、今回は3週前の投稿の続きで手術日前夜のお話をしたいと思います。

 

 

前日の術前検診が終わってすぐに携帯に翌日の手術時間のお知らせが。そうです。日にちは決まっていたけど時間は知らされていなかったのです。 私の手術時間は午後1時半。でも準備があるので午前10時半に病院に来て(出頭して)おくようにとのこと。うーん… ディスコードの情報では大半が午前7時から8時の手術時間、出頭は午前6時から7時なので、私のもそのタイミングかな、とばかり思っていた。朝超弱い私としては早起きしなくていいのは助かるけど、私の手術は準備に3時間?!手術そのものは午後?

 

理由はわかりませんがわかってもしょうがないこと。食い意地の張りまくっている私としては深夜0時から手術までの絶食時間(水もダメ)が長いのが不安材料ですが、そうなると今夜(前夜)張り切って食べなきゃ、とさっそく食べるところをネットで探し始めました。泊めてくれた友人は先約の用事で夫婦揃って留守なので私一人。ところが、以前の投稿でも述べましたが今の米国の物価、異常です。特に西海岸、北東部の大都市でおいしいものなんて懐事情の不安な私としては手も足もでません。

 

こういう時の最後の望みがタコスのフードトラックです。ネットでそこそこの評価のところはコスパが優秀な場合が多い印象です。今どき日本から米国に来る人達なんてお金持ちばかりなので関係ないかもしれませんが、「安い」レストランの大したことないハンバーガーが(税・チップ込みで)25ドルするのにうんざりしてたらちょっとチェックしてみてもいいかも。わずか数ブロックの十分徒歩圏内に見つけたそのフードトラックのタコスは評判に違わず大正解でした。オプショナルで付けてもらった激辛ソースも半端なく辛い!

 

でもソロでそのタコストラックを切り盛りしているおっちゃん、スペイン語だけで英語全然ダメーー全く全然ダメ――なのには参りました。お客もほとんどスペイン語話者ばかり。もちろん支払いは現金のみ。財布に10ドルもなかった私はATMまで数ブロック往復せざるを得ませんでしたが、それでも満足な手術前夜の夕食でした。

 

いよいよ一晩寝たら翌日はSRS手術。多くの患者は朝早いこともあってほとんど寝れないのが常らしいですが、私はしっかり寝たようです。寝る前にはいろいろな思いが頭の中をぐるぐるしてましたがいつも通りあっというまに寝付いてしまいました。

 

次回、続きで手術当日のお話です。

 

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