先月(2月16日の投稿)N病院から私のSRS手術日をいただいたことをお話ししました。昨年6月の初診のすぐあとだったわけですが、5年近く先の2028年かもという絶望的な状況から一転して手術が現実味を帯びてきました。

 

 

そして2週前にはニードル法による脱毛のお話をしましたが、実は脱毛のほうは初診の2か月前、4月から開始していました。もともと体毛が(頭髪、まつ毛も含めて)全身でかなり薄い私は初診前のたった2回のニードル法の施術、合わせて90分(実際は80分くらい)であたかも数か月間脱毛がんばったかのような結果に見えたようです。即座に手術日をいただけたのはそのせいもあったんだろうと思っています。

 

そして初診1か月ちょっと後の昨年7月末、N病院からの電話で思いがけないニュースが。私の手術日を10月から4月に繰り上げられるけどどうしますかだって! もちろん後先顧みずに即答でOK。この時頂いた手術日はその後昨年10月から今年2月にかけて2転3転、いずれも4月の日でしたが外科医の都合が悪くなったからと日にちを遅らされた時はかなりのダメージでした。でも最終的には2024年4月18日で確定。そう、あと20日ありません。

 

前にも述べた通りN 病院は都市圏が違うので、退院後の滞在先やヘルパーの手配などいろいろやるべきことがあります。ハプニングに備える必要もあるので能天気な私にとってもちょっとストレス。手術日が確定した2月からはN病院のSRS患者のディスコードも定期的にチェックするようになりました。

 

手術日は18日だけど17日に術前検診。なのでこちらを出発するのは16日。例によってバスで友人宅へ。術後わずか5日、23日に退院させられるのですが、その時点では自力ではどうにもできない状態。退院後最低2週間はN病院から1時間以内の場所に滞在することを強く奨励されて(=義務付けられて)いるので郊外のAirbnbで5月上旬まで滞在します。はい、かなり痛い出費です。

 

話はそれますが米国の病院ってすぐに退院させられます。出産後24時間で退院なんてざら。データはありませんが、SRS入院期間も日本やタイと比べるとかなり短いのでは。恐らく保険の関係、病室の稼働率の関係だと思いますが、退院後の回復態勢を十分考慮するって病院滞在の理由にかかわらずこちらでは重要ってことですね。

 

話をもとに戻します。病院からAirbnbまでは友人に迎えにきてもらって送ってもらう手はずですが、Airbnbでも一人で生活できる状態ではないのでヘルパーが必要です。最悪の場合は誰か雇うことになりますがそうなるとまたもっと痛い高額出費。ところが運よくディスコードで巡り合ったJは9月の手術予定日で、ヘルパーを探していました。Jと話し合ってお互いヘルプし合うことに。つまり私のヘルパーを4月から5月にJにやってもらう代わりに9月に私がJのヘルプをする約束です。

 

まだ解決してない問題もあるのですが、どうやら私、本当に手術できるかもしれません。

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 性同一性障害(MtF・MtX)へ
にほんブログ村