昨年11月にSRSの第2希望のB病院で初診が6月1日(2023年、去年の6月です)になったことをお知らせしました。

 

 

第1希望のN病院はその時点ではいまだに2025年の10月末が初診という絶望的に遠い将来。友人のSとEの初診日、手術日が繰り上がっていることに望みを託している状態なので、B病院が一気に有力な可能性として浮上したわけです。

 

そのB病院での初診日が1か月ちょっとに迫った4月下旬。私はある用で訪ねた西海岸から東海岸の自宅へ戻る国内線の便に乗り込んでいました。機内に乗り込んだらスマホは機内モードにしなければなりませんが、まだ他の乗客が乗り込んでいる状況なのをいいことに機内にもかかわらず私はゲートで終わらなかったメールのチェックを続けていました。機内アナウンスへの注意は当然散漫に。

 

ふわっと軽い機体の動きを感じて窓の外に目をやるとなんと、あららら、もう機体が動き出している!いつの間にかドアがしまってゲートから牽引車で押し出され始めてる!もうそんな時間?あ、スマホを機内モードにしないと。ところがその瞬間電話の着信音。本来ならもちろん着信電話なぞ無視して即座に機内モードにするところですが、かけてきたのはN病院との表示。

 

さてどうする?もう搭乗機はゲートから押し出されているし、電話なんて受けて話したら私が携帯をまだ機内モードにしてないのが周りの乗客にも乗員にもバレバレ。ど顰蹙間違いなしです。でも電話を受けてしまいました。なんか大事な話の予感があったのかもしれません。ひそひそ声で早口で要件だけ聞いてすぐ切ろうと思って。そして…

 

そのN病院からの電話は私の初診日の繰り上がりの打診でした。2023年6月20日。2025年10月末から一気に2年4か月以上も!もちろん私は自分のスケジュールもチェックせずに即答でOK。もっといろいろ話がありそうな相手を遮って、今機内で電話で話ができないので詳細はメール(患者用のポータル)でやり取りしますということでそそくさと切り、あわてて機内モードに。牽引車が離れ、自力走行へ向けてエンジン音が高まる機内で恐る恐る周りの様子をうかがいましたが誰も気にしてない様子。アメリカ人って大らかですね。

 

ほっとしたその頃にやっと実感が。第1希望のN病院の初診が2か月以内!2年半先じゃない!実際の手術日は初診日から1年半-2年程後と聞いていたので、そうするともしかして2024年12月から2025年前半くらい?元の初診日より手術日が数か月も早くなりそう、すると遅くても今(2023年4月末)から2年後、と早くも手術日皮算用の私。

 

携帯の機内モードに関してはいろいろ議論がありますが、ルールなので搭乗したらきちっと機内モードにしましょうね。この時は逃していたらインパクトの大きい通話の着信でしたが、ちょっと反省してます。でも10秒ずれていたら間違いなく逃していた電話でした。すごいタイミングでした。

 

この投稿は9ヵ月近く前の出来事を綴っていますが、既に初診日は7ヵ月前。その時のことについては次回以降の投稿でお話しします。

 

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