↓今年最後の、オイカワ釣り動画です。
8分ごろから、いっそう単調になる動画ですので、
退屈に思われたら、即座にスキップをおすすめですww
自分のカンレキの年も、あっという間に過ぎて、
いつの間にか、カンレキ年の、最後の釣行の機会。
最後は、山梨の島田湖にでも行って、久々にヘタクソなダブルハンドで、
巨大なニゴイとか、ウグイさんでも、狙おうかとも思ったが、
結局、小物釣り師にふさわしい、いつものY川にオイカワ釣りに行くことに(笑)
しかし気になるのは、去年も同じ12月30日に、いつものY川で、
サカナたちの、冬の低活性で、あやうくボーズとなりかけ、
日暮れギリギリの、最後の最後に、2匹の小型オイカワが釣れて、
なんとかボーズをしのいだ苦しい結果があり、
ちょっとばかり、不安だが、
でも、今年は暖冬だと言うし、
なんとかなるだろうかな?
ま、とりあえず、川に行ってみますか。
今日、釣り場に向かう電車の中で聴いたアニソンは、
RADWIMPSの、夢灯籠とSPARKLE
いつもの駅で降りて、
自分はよっぽど、川にかかる、橋の下が、好きなようで(笑)
やっぱりオフクロの言う通り
橋の下で拾われた子供なのだろうか?w
大昔、伊藤整氏の詩で、「海の捨児」という作品のなかで、
「私は白く崩れる浪の穂を越えて 漂つている捨て児だ。」
という一節があったが、
自分の場合は、
「私は、小川の、白く崩れる浪の穂を越えて、
橋の下を、漂つている捨て児だ。」
という事になるのだろうか?(爆笑)
それにしても、いまの令和の時代に、伊藤整さんの作品を、
読んでいる若者って、どれくらいいるのだろうか?
自分が高校性くらいの、大昔には、書店の文庫コーナーには、
伊藤整さんの本が、太宰治と同じくらいの量で並んでいたし、
伊藤整さんも、たまに「無頼派」に分類されることもあって、
有名なアニメ『文豪ストレイドッグス』に出てきてもいい位なのだが、
この人は「無頼派」の作家に良くあるような、ハチャメチャな私生活の、
過激なエピソードなどは、ほとんど聞かない人で、
有名なキャッチーな言葉は、「自殺も、革命もせず」とか
「逃亡奴隷と仮面紳士」くらいで、
作風も、私小説より、開高健さんのような、社会派の小説が多いので、
アニメや映画などのエンタメには向かなかったのかも。
でも、この人の若い頃の、雪国を舞台にした詩は、
雪国育ちの自分にはとても共感できたし、
後の社会派的な小説のなかの一部は、
登場人物にまつわるいろいろな事象を、ルポのように、淡々と切り裂き、
熱い思い入れもなく、冷淡に分析していく表現が多く、
それは、評論家の江藤淳に、
「現実の不正確な地図に過ぎず、文学としての根本の要件を欠いている。」
とか批判されたりしたが、
自分は読んでいて結構おもしろかった。
とくに「氾濫」「発掘」「変容」の3部作は、
老年を生きる人にとっても、ある意味壮年や老年の現実と心境を知る上でも、
おもしろい作品ではあると思う。
今回のタックルは、
フェンウィックの復刻版グラス7.6フィート4番、2ピースを、
ムリクリ4ピースに改造したものと、
リールはコータックのタクティライト。
タクティライトは、自分がフライを始めた1991年に買ったもので、
製品のデザインは、超有名な英国ハーディのライトウェイトの、コピー版だが、
見かけが地味なので、スプールにカウンターバランサーを付けたり、
本体裏の中央のシャフトの根元に、金色のバッジを張り付けたり、
ハーディの製品のように、本体ボディの刻印をまねて、
「Dr.Migrant since 1991」とか、意味不明な文字を、
フライメイキング用の、ニードルで、刻んでみたりしたもの。
でも「釣り道具」自体が好きな人って
えてして、こういうヒマなことを、してしまうもんだ(笑)
フライは、いつものように
枝針に、テンカラ風ウェット18番の茶色、
ティペット先端には、テンカラ風ウェット20番のグリズリー。
今回の、全てのサカナは、このフライだけで釣れた。
枝針のハリスは、1.5号、
ティペットは、冬のオイカワ釣りとしては太い、0.6号だったのだが、
(枝針があると、ティペットが0.4号以下では、
ラインがからんだりした時に大変なので、自分の場合0.6号が限度
普段は0.8号をつかってますww)
今回は、枝針と、ティペットのフライ、両方に、
同じくらいの確率で、魚がヒットした。
実は、プラスチック金玉フライや、
ダイソーの100円カラービーズをヘッドにしたフライも使ってみたのだが、
両方とも、オイカワ&カワムツさんには、完全無視されたww
↓これじゃ、まるで「目玉のオヤジ」ですね(笑)
さて、最初は、いつものA川との、旧合流点上のプールから。
アップクロスで、反応が悪いので、上に回り込み、ダウンクロスで攻める。
すぐに、最初のオイカワがヒット。
これで、去年の同じ日に、悪戦苦闘して、
ボーズ回避のために、夕方までさんざん苦労した、
記憶のトラウマが、すぐに払しょくされた。
いつもの、おチビさんだが、
とりあえず、今日は、これでボーズはなし。良かったあ~~w
今日はアップクロスより、ダウンの方が良いようで
次の瀬でも、オイカワがヒットするが、途中でバラシ。
それから、いつもの爆釣プールの、尻の所で、
今日、初めてのアップクロスで、オイカワさんヒット。
去年の同じ日には、爆釣プールでも、
ほとんど、ライズも、反応もなかったので、
やはり、今年は暖冬が幸いしているのか?
去年の同日にくらべて、
冬の、冬至すぎの時期にしては、サカナたちの活性が高い。
爆釣プールの、流れのほとんどない中間部は、
おちびのカワムツ君が、連続してヒット。
今日、この大親友が釣れたのは、この区間のみ。
そして、川の流れが少し早くなる、爆釣プールの上の方では、
小型のオイカワが、ヒットするようになり、
オイカワとカワムツで、すみわけをしているような感じ。
爆釣プールでの、ここまでは、アップクロスのキャストでの釣りだが、
爆釣プールの一番上の部分の、
流れ込みの、川の流速の早い所は、あえてダウンクロスで狙ってみる。
すぐに、オイカワがヒット。
この魚は、サイズにしては、なにげに良い引きを見せたが、
ダウンクロス特有の、向こう合わせでなく、
軽いコツンというアタリの後、向こう合わせでヒットしないので、
すぐに、かすかにラインを操作して、
再度、誘いを入れてからのヒット。
今回、この、ダウンクロスで、ラインが下流に伸びきった後の、
フライラインを、ちょんちょんと引く動作や、
湖での、ストリーマーの引っ張りの釣りような、リトリーブの操作が、
オイカワのヒットにつながった。
また、この魚は、枝針の茶色の18番ウェットにヒットしていて、
最初のアタリは、ティペットの先端の20番ウェットに、
先に別のサカナが反応したが、向こう合わせにならず、
その後のリトリーブの時に、この魚が枝針に反応して、
食いついたんじゃないか?と想像できたりして、
ウェットの釣りで、枝針をつけるのは、
やっぱり効果と意味があるんじゃないか、と思ったりする。
その後、いつもの、3番目の橋の下プールは、今回無反応。
3番目の橋の、橋げたの壁への書き込みが、なんとなくシュールww
その後、左岸に小さな水門のあるプールの下の、
流れ込みの瀬で、ダウンクロスで、チビオイカワを連発。
ここでも、ダウンクロスでの、ラインドラッグ途中での、
向こう合わせの、楽チンなヒットは、ほとんどなく、
わずかに、コツンとアタリがあった後での、
意識的なライン操作から、ヒットにつながった。
それにしても、使うロッドのデザインがいいと、
釣りのモチベーションも、何気に良くなるものです。
走り屋が、カッコイイ車にのって、テンションあげるようなもんか‥w
その後は、いつもの、学校前のプールの上の瀬も、
鉄道高架下のプールも、無反応。
いつもなら、この高架下で納竿するところだが、
今日は珍しく、その上へ進み、駅前の、
八王子バイパスの、橋の下を、最終ポイントにすることに。
自分の川釣りの基本は、
「橋の下にはじまり、橋の下で終わる」なのでした(笑)
しかし、このポイント、
いつも、サカナの居付いている、好ポイントなのだが、
両岸が、葦やススキで、うっそうと覆われ、
しかも、川幅が狭いので、攻めずらいポイント。
今回は、上から、ダウンクロスで狙うが、
川幅が狭く、流れが緩いので、
下に流すラインが、ほとんどクロスせず、
ウェットフライによる、ダウンクロスの釣りでメインの、
ライン・ドラッグによる、フライのターンでの、
魚への誘いとアピールが、ほとんど起きないので、
キャスト後、流れたラインが伸びきったら、今度は、
湖での、ストリーマーの、引っ張り釣りのように、
スローリトリーブで、魚を誘って、なんとか10センチ程度の、
ちびオイカワを、数匹ヒットして、納竿。
まあ、小物釣り師の、今年最後の釣りとしては、
十分なんじゃないでしょうかww
去年は、全く同じ日に、半日粘って、やっと小型オイカワ2匹だったが、
今年は、カワムツも入れて、トータル20匹くらいで、
前年同日比で、10倍のインフレ率で、良かったという事でw
(これが、実生活のインフレだったら、即死ですねww)
そして、今年の春の、最初の釣りでの、最初の獲物が、
5cmのカワムツ君だったので、
今年最後のオイカワが10cmくらいで、
9ケ月後の比較で、2倍のサイズ成長率なので、
これで良し、としましょう!!(爆笑)
自分のカンレキの年の、最後の釣りは
こうして、いつもながら、こじんまりと、あっさりと終了でした。
みなさまにとって、令和6年も、
良い年でありますように!!
(東京の空でも、何気にキレイw)