スカイマークの支援は、最近になってようやく形が見えてきた。
JALになるか、ANAになるか、デルタになるか?紆余曲折があったけど、結局はANAに。
でも、新規参入組とLCCの半数以上がANA関連になるので、いびつな印象を受ける。
独立性を維持してきたスカイマークの持ち味、ちゃんと残せるだろうか?
いったん痛い目にあったスカイマークに乗ってみたら、サービスが良くなっていた。
スカイアテンダントの対応が丁寧になっていたし、料金面も以前のようにリーズナブルになっていた。エアバスの中型機がなくなったのは残念だけど、とりあえずはスピーディーな再生が優先。ANAとJALの大手と、LCCの中間的な位置にあるスカイマーク。オリジナルの魅力的なサービスと料金体系で再生をとげ、撤退した路線も復活して欲しい。撤退した熊本や、撤退予定の仙台など、利用客が比較的多い地方空港には再参入できないだろうか。
今後のスカイマークの再生を願う。
LGBTの話が最近、ニュース等でよく取り上げられるようになっている。
地方紙でも社説で性的マイノリティの人権について書かれたり、教育や行政の現場でも重要な人権課題のひとつとしてとらえられるようになりつつある。
LGBTの人権を見ていく中で「性の多様性」ということを耳にする。
性のあり方は多様で、同じセクシュアリティの人間は存在しない。
性はグラデーションである。
そんな風に言われているが、発達障害にも似たようなことが言える。
自閉症スペクトラムといわれるもの。
はっきりとした線が引けない発達障害の多様性。
ADHD、LD、自閉症なども連続体としてとらえられており、性のグラデーションとほぼ置き換えが可能だ。
先日、自閉症協会の講演会でお話しさせていただいたとき、「自閉症スペクトラム」と「性のグラデーション」の似ている点を話題に取り上げた。親和性の高いマイノリティ間で何かしらの協働が近い将来、可能ではないか?と思う。
全人口に占める割合の視点で見ると、
発達障害 7%以上
LGBT 5~7%程度
非常に近い割合である。
社会でおかれている立場や生きづらさも近い。
今後、ジェンダー視点から発達障害を見ていきたい。
地方紙でも社説で性的マイノリティの人権について書かれたり、教育や行政の現場でも重要な人権課題のひとつとしてとらえられるようになりつつある。
LGBTの人権を見ていく中で「性の多様性」ということを耳にする。
性のあり方は多様で、同じセクシュアリティの人間は存在しない。
性はグラデーションである。
そんな風に言われているが、発達障害にも似たようなことが言える。
自閉症スペクトラムといわれるもの。
はっきりとした線が引けない発達障害の多様性。
ADHD、LD、自閉症なども連続体としてとらえられており、性のグラデーションとほぼ置き換えが可能だ。
先日、自閉症協会の講演会でお話しさせていただいたとき、「自閉症スペクトラム」と「性のグラデーション」の似ている点を話題に取り上げた。親和性の高いマイノリティ間で何かしらの協働が近い将来、可能ではないか?と思う。
全人口に占める割合の視点で見ると、
発達障害 7%以上
LGBT 5~7%程度
非常に近い割合である。
社会でおかれている立場や生きづらさも近い。
今後、ジェンダー視点から発達障害を見ていきたい。
2016年大統領選のニュースをよく見るようになった。
ヒラリー氏は正式に出馬表明をし、順調なスタートをしたように見られていたが、メール問題でたたかれ、じわじわと支持率が下がっている。それでも民主党の大統領候補では圧倒的ではあるが…。
ヒラリー氏は2008年の民主党予備選で、オバマ氏と大接戦の末に惜敗した。そのため、2016年大統領選挙では絶対に勝って、米大統領初の女性大統領になりたいと考えているだろう。共和党は出馬表明が相次ぎ、混戦模様なので、本来ならばヒラリー氏が安泰のはずである。しかし…メール問題が出てきて、リスクが出た。共和党の策略だろうか?
ヒラリー氏が民主党の大統領候補となれば、共和党から穏健派のブッシュ氏やクリスティ氏が出てきても、接戦の末勝てる可能性が高い。「ブッシュ」という名前に拒否反応を起こすリベラル派と無党派層が多いからだ。クリスティ氏も、共和党内の保守派から足を引っ張られており、どうなるか分からない。他の極端な保守派は、本戦では勝てないだろう。共和党は本命不在で、2012年の時のように民主党に競り負けそうなリスクがある。
今の時点で、ヒラリー氏が女性大統領になる確率は60~70%と見る。
今後の動き、目が離せない。
ヒラリー氏は正式に出馬表明をし、順調なスタートをしたように見られていたが、メール問題でたたかれ、じわじわと支持率が下がっている。それでも民主党の大統領候補では圧倒的ではあるが…。
ヒラリー氏は2008年の民主党予備選で、オバマ氏と大接戦の末に惜敗した。そのため、2016年大統領選挙では絶対に勝って、米大統領初の女性大統領になりたいと考えているだろう。共和党は出馬表明が相次ぎ、混戦模様なので、本来ならばヒラリー氏が安泰のはずである。しかし…メール問題が出てきて、リスクが出た。共和党の策略だろうか?
ヒラリー氏が民主党の大統領候補となれば、共和党から穏健派のブッシュ氏やクリスティ氏が出てきても、接戦の末勝てる可能性が高い。「ブッシュ」という名前に拒否反応を起こすリベラル派と無党派層が多いからだ。クリスティ氏も、共和党内の保守派から足を引っ張られており、どうなるか分からない。他の極端な保守派は、本戦では勝てないだろう。共和党は本命不在で、2012年の時のように民主党に競り負けそうなリスクがある。
今の時点で、ヒラリー氏が女性大統領になる確率は60~70%と見る。
今後の動き、目が離せない。
先月、スカイマークが民事再生法を申請し、大きなニュースとなった。
独立性を保っていた空の第3極であるスカイマークは、ANA・JALの大手と新興LCCに挟まれ、さらには円安に苦しめられた。そして致命的な判断ミスとなった超大型機の購入と、グリーンシートの中型機導入で3年前には考えられなかったような事態に陥った。
早速、地方路線の運休・減便・撤退が発表され、多くの利用者に影響が出ている。
関空や成田からの撤退のころから、スカイマークが失速する兆候は見られたが、再生法申請にいたるまで悲惨なことになるとは、意外に思った利用者も多かったのではないか。
米子や仙台からは撤退か?
国内第3位の航空会社として、「中堅」の地位を得ていたスカイマーク。
西久保前社長の読みが外れてしまったと言ってもいいのかな。
しかしスカイマークには立ち直ってもらわないと困る。
現在ある新興エアラインやLCCは、ANAかJALの傘下にあり、独立性を保っているのは事実上スカイマーク。そのスカイマークが大手の傘下に入れば、航空業界の硬直化も考えられる。
良い意味でスカイマークには立ち直っていただきたい。
独立性を保っていた空の第3極であるスカイマークは、ANA・JALの大手と新興LCCに挟まれ、さらには円安に苦しめられた。そして致命的な判断ミスとなった超大型機の購入と、グリーンシートの中型機導入で3年前には考えられなかったような事態に陥った。
早速、地方路線の運休・減便・撤退が発表され、多くの利用者に影響が出ている。
関空や成田からの撤退のころから、スカイマークが失速する兆候は見られたが、再生法申請にいたるまで悲惨なことになるとは、意外に思った利用者も多かったのではないか。
米子や仙台からは撤退か?
国内第3位の航空会社として、「中堅」の地位を得ていたスカイマーク。
西久保前社長の読みが外れてしまったと言ってもいいのかな。
しかしスカイマークには立ち直ってもらわないと困る。
現在ある新興エアラインやLCCは、ANAかJALの傘下にあり、独立性を保っているのは事実上スカイマーク。そのスカイマークが大手の傘下に入れば、航空業界の硬直化も考えられる。
良い意味でスカイマークには立ち直っていただきたい。
昨年末、慌ただしい時期に解散総選挙があって2ヶ月近く経ちましたが…ここで少しだけ解散総選挙の振り返り。
【自民党】
1.アベノミクスを争点にして、うまい具合に安全保障や憲法問題をごまかした感がある。
2.沖縄県の小選挙区で全滅したあおりを受け、全体として議席は微減。九州比例ブロック下位の現職が次々落選。
3.解散した当初の予想よりも議席を維持した。
4.投票率の低さから組織票で議席を維持できた。
5.2012年初当選組の多くが議席を維持できている。
【民主党】
1.海江田代表が「無私」で全国を応援にまわったため、本人落選という結果に。
2.比例票がある程度回復し、民主アレルギーは底を脱した。
3.小選挙区のいくつかで議席を奪還している。
4.競り負けた選挙区の惜敗率は90%以上のところが比較的多く、次期総選挙ではさらに議席を上積みできる可能性が高い。
【維新の党】
1.議席の大幅減が予想されていた中で善戦し、微減にとどまる。
2.いくつかの小選挙区では競り勝ち、比例も善戦。分裂した次世代の党と対照的な結果に。
3.結いの党との合流により中道路線にシフトした結果、無党派層から一定の票が得られたのではないか。
4.今後は民主との連携のあり方が焦点となるが、民主と合流になると労組批判を弱めないといけない。
【次世代の党】
1.旧維新の会より右にシフトしたため、ネット上では支持を広げていたが、実際には比例ゼロ、小選挙区2という壊滅的惨敗。今回の総選挙で一人負けをした党といってもいい。
2.全国レベルで見れば社民党とほぼ同じ程度の比例票を獲得したが、議席にはつながらなかった。
3.維新の党を選んだ方がよかったと、後悔している候補者が少なからずいるだろう。
4.今後は自民党へ合流か。次期参院選まで存続するか不透明。
【公明党】
1.低投票率と組織票の強さで議席を伸ばした。
2.大阪で維新と正面対決にならず、公明対共産という珍しい選挙区もあった。
3.比例票を順調に伸ばした。
4.自民党が議席微減に対し、公明党が議席増のため、右傾化に一定の歯止めをかけるだろう。
【共産党】
1.四国ブロック以外の比例10ブロックで議席獲得。
2.オール沖縄共闘が功を奏し、1996年以来の小選挙区で議席獲得。
3.8議席→21議席と大躍進し、若手や女性候補の当選が目立った。
4.今後、野党共闘はパーシャル連合的な共闘を進めていくと思われる。
【生活の党】
1.解散直前に民主へ移籍した議員もいて、風前の灯に。
2.沖縄と岩手で辛くも小選挙区を獲得したが、比例はゼロ。
3.今後は民主党の共闘を軸に進めるだろうが、合流はなさそうだ。
4.次期参院選まで存続するか不透明。
【社民党】
1.2012年と同じで、沖縄の小選挙区と九州ブロックで1議席ずつ。
2.衆院で2議席を維持したので、政党要件はかろうじて満たす。
3.党勢回復とは言えず、九州・沖縄以外での議席獲得が課題。地域政党として生き残るか。
4.阿部知子・辻元清美両議員の離党は打撃であったと思われる。
かんたんにまとめてみたらこんな感じでしょうか。
※自民党微減・公明党微増で与党としては議席を維持した。
※民主党が底を脱した。
※共産党が躍進した。
※維新の党は微減で・次世代は壊滅と、明暗が別れた。
※女性議員が少し増えたものの、30%には程遠い。
さてさて、次は統一地方選挙。
どうなるかな。
【自民党】
1.アベノミクスを争点にして、うまい具合に安全保障や憲法問題をごまかした感がある。
2.沖縄県の小選挙区で全滅したあおりを受け、全体として議席は微減。九州比例ブロック下位の現職が次々落選。
3.解散した当初の予想よりも議席を維持した。
4.投票率の低さから組織票で議席を維持できた。
5.2012年初当選組の多くが議席を維持できている。
【民主党】
1.海江田代表が「無私」で全国を応援にまわったため、本人落選という結果に。
2.比例票がある程度回復し、民主アレルギーは底を脱した。
3.小選挙区のいくつかで議席を奪還している。
4.競り負けた選挙区の惜敗率は90%以上のところが比較的多く、次期総選挙ではさらに議席を上積みできる可能性が高い。
【維新の党】
1.議席の大幅減が予想されていた中で善戦し、微減にとどまる。
2.いくつかの小選挙区では競り勝ち、比例も善戦。分裂した次世代の党と対照的な結果に。
3.結いの党との合流により中道路線にシフトした結果、無党派層から一定の票が得られたのではないか。
4.今後は民主との連携のあり方が焦点となるが、民主と合流になると労組批判を弱めないといけない。
【次世代の党】
1.旧維新の会より右にシフトしたため、ネット上では支持を広げていたが、実際には比例ゼロ、小選挙区2という壊滅的惨敗。今回の総選挙で一人負けをした党といってもいい。
2.全国レベルで見れば社民党とほぼ同じ程度の比例票を獲得したが、議席にはつながらなかった。
3.維新の党を選んだ方がよかったと、後悔している候補者が少なからずいるだろう。
4.今後は自民党へ合流か。次期参院選まで存続するか不透明。
【公明党】
1.低投票率と組織票の強さで議席を伸ばした。
2.大阪で維新と正面対決にならず、公明対共産という珍しい選挙区もあった。
3.比例票を順調に伸ばした。
4.自民党が議席微減に対し、公明党が議席増のため、右傾化に一定の歯止めをかけるだろう。
【共産党】
1.四国ブロック以外の比例10ブロックで議席獲得。
2.オール沖縄共闘が功を奏し、1996年以来の小選挙区で議席獲得。
3.8議席→21議席と大躍進し、若手や女性候補の当選が目立った。
4.今後、野党共闘はパーシャル連合的な共闘を進めていくと思われる。
【生活の党】
1.解散直前に民主へ移籍した議員もいて、風前の灯に。
2.沖縄と岩手で辛くも小選挙区を獲得したが、比例はゼロ。
3.今後は民主党の共闘を軸に進めるだろうが、合流はなさそうだ。
4.次期参院選まで存続するか不透明。
【社民党】
1.2012年と同じで、沖縄の小選挙区と九州ブロックで1議席ずつ。
2.衆院で2議席を維持したので、政党要件はかろうじて満たす。
3.党勢回復とは言えず、九州・沖縄以外での議席獲得が課題。地域政党として生き残るか。
4.阿部知子・辻元清美両議員の離党は打撃であったと思われる。
かんたんにまとめてみたらこんな感じでしょうか。
※自民党微減・公明党微増で与党としては議席を維持した。
※民主党が底を脱した。
※共産党が躍進した。
※維新の党は微減で・次世代は壊滅と、明暗が別れた。
※女性議員が少し増えたものの、30%には程遠い。
さてさて、次は統一地方選挙。
どうなるかな。