オバマ大統領、再選に黄色信号。しかし、まだ有利。 | 旅人のコウ(maplenet)さんのブログ

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景気回復が進まない中、オバマ大統領への厳しい評価が言われています。
それでもまだオバマ大統領が有利なようです。それは、共和党内の大統領候補がパッとしないからです。お互いに足の引っ張り合いをして、誹謗中傷合戦の様相を呈しています。トップがコロコロ変わる争いなので、まとまりに欠けるイメージが着いちゃいました。


穏健中道派のロムニー氏が共和党の大統領候補者になれば、オバマ大統領と大接戦になることが考えられます。民主党の地盤であるニューイングランド地方や五大湖周辺の州でも共和党がいくつか勝利する可能性が出るからです。ニューハンプシャー州は、ロムニー氏の自宅があり、かつて知事を務めたマサチューセッツ州も隣接しています。ロムニー氏の父が知事を務めたミシガン州もスイング・ステートになる可能性が高くなります。

ギングリッチ氏だと、保守色が強いことと不適切発言などもあり中道派からの支持は得にくいでしょう。離婚歴もあり宗教保守派からは嫌われるようです。1994年の中間選挙で、民主党から多数派を奪回し、クリントン政権と対立し、保守層から一定の支持はありますが、オバマ大統領の戦いなら、オバマ大統領がそこそこ優勢になります。南部のフロリダ州やノースカロライナ州を民主党から奪ったとしても、従来の民主党地盤は崩されないと思われます。

結局は、「よりマシな選択」として、オバマ再選をアメリカ国民は選択する可能性が高くなる…というわけです。

さて、年明けの共和党予備選は混沌とした状況で始まります。誰が指名を獲得するか流動的ですので、目が離せません。2012年はアメリカだけでなく、フランスやロシア、韓国などでも大統領選がありますし、世界は大きく変わるかもしれません。