なぜ、女性の登用が必要なのか? | 旅人のコウ(maplenet)さんのブログ

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なぜ、そんなに女性の登用が必要なのか?

男女共同参画の仕事をしてい中で、そんな風に感じたこと…正直言ってあります!
それは、深層意識に焼きついた「性別役割分業」の意識がそうさせているんだろうな。

でも、国が男女共同参画に関する基本法を作って、担当の大臣までいるので、喫緊の課題であることは言うまでもないけど、それでも優先順位は他のところよりも低い感は否めませんあせる

無意識な線引きって、男女共同参画の視点以外でもいろんなところにあるなって、感じます…。以前、同時多発テロが起こったアメリカでは、イスラム系移民に対する差別がすごかったと聞いたことがあります。イスラム教の一部の人が自爆テロをするから、穏健なイスラム教徒までステレオタイプ化して「危険な人たち」と思いこんでしまうんです。

女性は子育てがあるから、更年期があるから…と、決めつけて個々人の能力や個性の前にステレオタイプ化された女性のイメージで仕事を割り振っていることがあるように思います。

女性の登用が必要なのは、これまでの男中心だった社会に柔軟性を持たせるためです。これから多様化する行政ニーズに対応するためには、女性の視点が必要で、意思決定の場に女性の声が欠かせないのです。管理職に女性がいると、男ばかりで決めていたことに変化が生じてきます。

よく考えたら、これまでの人類の文明の発展には、「変化」って必ず必要なものでした。今、男女共同参画社会の実現という「変化」が、成熟社会となった日本を活性化させるひとつの起爆剤であると言えます。女性の視点が入ってくることで、新しい風が起こります。それに期待したい…というか、変えなきゃいけないんですアップ

急進的な変化までは望まなくとも、この社会が継続的に発展するための変化は必要なんです。