今の社会はおかしいと思うことって、たくさんあると思いませんか?
女と男は、だいたい同じ割合の人口で社会を構成しているのに、地域の決まりごとを話し合ったりする場や政策決定の場に、女性の参画が極端に少ない現状…。これに「それでいいの?」という視点を持つことが大切だというお話を先日聞きました。
身体の特性や個人の能力で、若干の差はあったとしても、社会のさまざまなところで、決めごとをする場に女性がまだまだ少ない状態であることは変えなきゃいけないことです。何もかも、男女比が同じであるべきというわけではありません。それぞれの分野ごとで若干のばらつきがあるのは当然ですから。
性差の切り口で言えば、男性と女性、さらにはどちらの性にも属せない人たち(GIDやセクシャルマイノリティの人たち)が話し合って意思決定を行うことでいろんな意見が出て、これまでには無かった新たな活力生まれる社会になります。大企業のような大きな組織から、地方の小さい自治体の組織まで、これまではあまり取り入れてこなかった人の意見(女性やいろんな少数者のの意見)を取り入れることで、視野も広がるし柔軟で行きやすい社会になると思います。
たとえば…ニューハーフのお姉さま方の意見などは、斬新で良いかもしれませんよ。男性と女性の両方の視点をお持ちだから。
人権や男女共同参画を考える上でのキーワードって「意識の変革」と「多様性の受容」かな?と、感じます。