私は自分自身フィットネスクラブのメンバー歴がまったくない状態でインストラクターになった。
思いつきでエアロビクスを教えるひとの訓練を突如始めたもんだから、
勉強のために受けるように言われて行った初回のレッスンのことは鮮明に記憶している。
スポットライトだらけ全面鏡のスタジオにカラフルウェアのお客さまがぎっしり。
大音量で掛かるノリノリの音楽にハツラツを絵に描いたようなインストラクターが弾ける笑顔でグイグイ引っ張る。
レヴァン塚口、現在のティップネス塚口の、当時はNO.1スタジオ、今のAスタ。
山吹素直江インストラクターのレッスンでした分かるお客さまいらっしゃいます(めちゃカッコいいお姉さんでしたぁ)
そりゃーねぇ、ものすごい衝撃でしたよ
え、ウチこういう世界に飛び込みたいなんてまったく思ってない…ヤバ…入るとこ間違えたん…
場違い感はものすごかったものの
辞めることは許されない雰囲気で
結局がんばって練習しまくり、
ひとりレヴァンに採用されてワナワナ震えながら新人時代を過ごし、
どうにかこうにかやりくりして今に至る
フィットネスクラブのお客さまは
そもそも運動やダンスが好きか、
運動は自分に必要で重要という意識があるか、
昔からいてるし辞める理由もない…よなぁと生活の一部になっているか、
その3つのどれかに当てはまる方がほとんどだろう。
この春から地元のスポーツセンターでレッスンを担当してるんです。
月4回の月謝制。
私のレッスンを選択している方は、
月4回以上運動する機会はない(うちの母除く)。
が降ったら挫折、暑すぎてムリムリとおやすみ、旅行に行くから休みます
そんな方たちだ
75分のレッスンの中にエアロビクスかステップを少しだけ組み込むけれど、
コンビネーションにしようなんて一切思わない。
そんな場合やない
130BPMに満たない(1秒に2拍ぐらいね)音楽に合わせてカラダを動かすということがもうマックスがんばっちゃってる感じなのだ。
それって
すごくふつうのことよなー
後ろに歩く、横に移動する、
ヒューマンライフに出て来ないし
いつもレッスンで使っている音楽を倍取りにして動いてもいいくらいだわ
ストレッチするにしても
パッと出した指示にそのとおりカラダを動かしてくださるかどうかは分からない。
ご本人の感覚と実際は違っていたりするから。
だからお名前を呼んで具体的に修正していただく。
なんかね、
いいんですよこういうスタート地点に戻れるような現場があることって
元気ハツラツ、はいみんなもっとがんばって〜だけがインストラクターの役割じゃないよなって思い出せる。
フィットネスクラブのお客さまはエリートなんだよ本当に
それはそれで、そのレベルで引っ張っていけばいいし、
ふつうの、日々の暮らしに運動というエッセンスが当たり前にない方々には
その特別な時間がより魅力的になるように工夫すればいい。
私が運動指導の世界に飛び込んだ時の
ふつうの感じ、を改めて見つめているこの頃であります
楽しい時間だ
隠れメイ、をベッドに仕込んでみました
ペット用のベッドなど一度も買ってあげたことはなく、
メイは夏以外はいつも私のベッドにいた。
私と一緒に寝て、私が起きてもベッドにいた。
だから、
ベッドにメイを仕込むのはすごくシックリ来ます
ちなみに百均で見つけたステッカーやで