その中のひとつ。
顔上げて広く見て
広角レンズで見てください
ぼんやり全体を見て
なんて言うこともありますね
街で忙しく暮らしていると余計、
遠くを見なくなる。
スマホなんて目の前やしなー
遠くを見る機会というと
広大な自然に触れた時とか、
広いスタジアムにでも行って試合やライブを観る時ぐらいじゃない
今日はステップのレッスンで視野の話しながらリードしていました。
エアロやステップのいわゆるオリジナルレッスンは
完成形を知っているのは私だけ。
どうやって展開するのかを知っているのも私だけ。
ベースの動きからスタートして、
最初は本当によく喋ります
具体的なカラダの向きや足の位置、回数や動きのコツを説明します。
だんだん伝わって来たらことばはどんどん減っていく。
じゃあ何も指示していないかと言うと、
ボディキュー、カラダを使った合図は実は継続していることが多い。
コンビネーションを組むクラスだと、
覚えることがネックになりがちです。
ひとつ忘れるともうパニック
焦って足元ばっかり見てしまうことでもっと情報を得られなくなって余計復活できなかったりする。
今日はリードしながらそんな話をしていた
もちろんボディキューは出したまま
ほら、次のヒントたくさん出してるから、顔上げてるだけで私につられるでしょ
下見ても姿勢悪くなるだけでなーんもいいことない。
ボーッと広く見ながらやってくださいねー
効果はテキメンでした
こないだの日曜に受けた
渡部龍哉トレーナーのワークショップでも
視点の話が出て来ました。
ゆっくり右に捻っていく動きがあったとして、
視線をスムーズに右に移せるひとは少ない。
目の情報が強すぎて、カラダの動きもぎこちなくなってしまう。
動かしたいのはカラダなのに、
目が働いてしまって邪魔をする。
ってね
何か考え事をする時って
目線フリーズしますよね
何かを見ているんじゃない、
自分のアタマの中に焦点が合っていて
アタマで考えてしまっているのです。
さっきの右への捻りも同じ。
カラダをアタマが支配してしまっている。
だからそんな時は目を閉じるといいよって
たっちゃん先生はそう言うてました。
いやいや、エアロステップで目を瞑るわけにはいかないので
じゃあどうするかって、
ぼーーーっと広く遠くを見るんです
武道でもあるやん、半眼ってやつが。
あ、ちゃんと全部開けてくださいよ
要するに、
気配を察知できる視野の広さ、心の余裕を保ってねってことだ
みなさんがレッスン中に広く見られているかどうかは、
私からは一発で分かります
それは、
私が不意にアイコンタクトを取りに行った時に即座に目が合うひと。
そういうひとは視野が広い
逆に言うと、
そこ足逆ですよ
ってガン見で突っ込んでもなかなか目が合わないひと〜
そういう方は自分のアタマの中に焦点が合っているのです
なんか、
ボディワークと有酸素クラスが繋がって来てますます楽しいわ
どうです
レッスン中の視線のことなんて、
あんまり考えたことないでしょ
ぜひとも、
肩のチカラ抜けて楽しくなりますよ
用心に越したことないですね