冬枯の黄(き)な(那)る草山ひとり(利)ゆく
後(うし)ろ姿を(越)見(三)むひと(人)もなし(志)
若山牧水さんの短歌だそうです
書道のお題はいつも季節感たっぷりだ
こないだ書道の先生(私の師ではない方)に聞かれました。
どんな作品を書いてらっしゃるの
あ、私作品とかまったく作ってなくて〜えへへ〜ただ書いてるだけなんです単なる趣味です
そのリプライは、
あらいいわね〜それが一番いいわよ
だった。笑
自分でもそう思います
カタチに残さなきゃいけない
誰かに見せなければいけない
そうなると
おおらかでいられないもの
30年を超える書道歴の中で
カタチとして残っているのは展覧会に出した2つ(軸装してもらって実家にあります)だけ
毎月提出する”課題”は手元には戻って来ないから
うちにはなーんにもありません
全くもって書道は”する”ことに意味があるみたいです私の場合
あ、そうそう。
書道ってね、
手じゃなくて、
腕なんですよ
肩甲骨の動きが大切です
大きいものを書く時は気づけば膝立ちだったり中腰だったり、
意外と運動だなって、
それはインストラクターになってから気づいたこと。
てことは左でも書かないとバランス悪いですかね
案外ステキな仕上がりになったりして