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オーストラリアの首都
キャンベラ訪問の記事です。
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キャンベラにある
戦争記念館へ行きました。
ホテルを出て地図を見ながら歩いていき、
こっちかな?
あっちかな?
と立ち止まっていたら
おじいさんに声をかけられ
道を教えてもらいました。
教えてもらった通りに歩いていくと
ありました!
入り口でセキュリティーチェックをすませます。
正面のドームに入ります
全てモザイクなのがわかりますか?
天井も素晴らしい。
この戦争記念館からまっすぐ続く道の先にあるのは
パーラメントです。小さくてわかりにくいですが。
パーラメントの記事はこちら
両側には戦没者の名前が。
全ての人は平等であるという意味で
こちらには名前のみ、
階級もクラスも
肩書きは何もついていません。
資料館の方へ向かうと、ちょうど無料ツアーが始まる所だったので参加することにしました。
案内してくれた男性は元軍人の方でした。
資料館は第一次世界大戦から第二次世界大戦、アフガニスタンなど、オーストラリアが関わった全ての戦争ついての資料が展示されています。
ベトナム戦争まで、当時戦死したオーストラリア軍人はその国で埋葬され母国に戻ることはできませんでした。
ベトナム戦争中、ある一人のオーストラリア軍人が友人のアメリカ軍人に
私が戦死したら母国に埋葬してほしい。
と話していました。
残念ながらそのオーストラリア人は戦死し、オーストラリアで埋葬されることは叶いませんでした。
アメリカ人の友人は帰還した後、自分のお金と時間を使って友人であるそのオーストラリア人のお墓を彼の母国であるオーストラリアに移したのです。
このアメリカ人の行動がマスメディアに取り上げられ、話題となり、このことをきっかけに現在のように国が動くことに繋がったそうです。
資料館はとても広く、戦争最前線の様子がジオラマになっていたり、
使用されていた戦車や戦闘機、潜水艦などもたくさん展示されています。
原爆についても説明があります。
日本では終戦の日とされている8月15日ですが
Victory in the Pacific Day, VP Day
Victory over Japan Day, VJ Day,
とも呼ばれていることを知りました。
日本語では対日戦勝記念日というそうです。ウキペディアより
日本人として、敵対国であったオーストラリア側が
戦争というものについてどの様に受け止めているのかを
知っておくことは、興味深いですし、大事なことだなと感じました。
この戦争記念館は入場無料です。
歴史に興味のある方は、ぜひたっぷりと時間をとって見てください。
メルボルンには
Shrine of Remembrance(戦争慰霊館)があります。
Shrine of Remembranceの記事はこちら
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