「知らない。だから、やってみよう!」リチャード・ブランソンから学ぶ感謝力 | AP Kids School 〜宇宙×CA〜

AP Kids School 〜宇宙×CA〜

2020年から小学生を対象にオンラインで、宇宙事業や非認知能力/自己肯定感アップについて、教えています。

リチャード・ブランソンさんというと、ヴァージングループという巨大な企業グループの創業者で、よくわからないけれど、宇宙旅行にも行った、楽しそうな大金持ち……。

そんなイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。

今回のAPキッズスクールでは、この偉大な創業者リチャード・ブランソンさんの生き方からヒントを得て、「感謝力」について学びます。

このブログでも何度か取り上げていますが、彼はディスレクシア(読み書きに困難が生じる特性)があり、子どもの頃は学習に大変な苦労があったそうです。

そして高校を中退し、17歳で「Student」という雑誌を発行する仕事を始めました。

読むことに苦労していた少年が、自ら雑誌を作り始めた!
それだけでも、驚かされます。

その後、ヴァージン・レコード、ヴァージン・アトランティックをはじめ、エンターテインメント、旅行、ヘルスケア、通信など、さまざまな分野で数多くの事業を立ち上げていきます。

そもそも、最初にヴァージン・レコードを創業したとき、ブランソンさんとビジネスパートナーのニック・パウエルさんは、ビジネスについて全くの素人でした。

そこで、「初心者」を意味する「Virgin(ヴァージン)」という名前をつけたのだそうです。

私は、この「初心者」という言葉をとても大切にしています。

なぜなら、研修でも、

「あ、これ知っている」という気持ちで聞くのと、
「何それ? 初めて知った!」
という気持ちで聞くのとでは、同じ話を聞いていても、体験に大きな違いが生まれるからです。

リチャード・ブランソンさんも、
「知らない。だから、やってみよう!」
と、知らないことを楽しみながら、次々と新しいことに挑戦してきた人なのだと思います。


では、そんな気持ちは、どこから生まれたのでしょうか。

「やったことがないから、やってみよう!」

その原点の一つには、彼のご両親との関わりがあったようです。

先週取り上げた、3歳で自分が使っているベビーベッドを興味から分解したジェフ・ベゾス少年を、お母様が「あらまあ。すごい」と受け止めたように、リチャード・ブランソンさんにも、愛情を持って自立心や冒険心を育てたお母様の逸話があります。

動画の中で彼が話しているのは、

親戚の家へ向かう途中、何キロも手前で車から降ろされ、そこから自分の力で歩いて行かなければならなかったことガーン

そして、泳げないのに、泳ぐか沈むか自分で決めなさい、と湖に投げ出されたことガーン




現代の感覚からすると、なかなか強烈なエピソードです。

もちろん、時代もありますし、今、同じことをして子どもの自立心を育てようとする親御さんはほとんどいないでしょう。

それでも、こうした経験が、彼の

「やったことがないから面白そう。やってみよう!」

という気持ちにつながっているのかもしれません目がハート


そして、もう一人。
彼の人生を語る上で忘れられないのが、お父様です。

18歳の頃、アポロの月面着陸を見ながら、お父様と一緒に月を見上げた経験。

遠く離れたイギリスから、打ち上げを直接見たわけではありません。

それでも、
「人類は、あそこまで行けるんだ」
という驚きと、お父様と過ごした幸せな時間愛

その二つが重なった経験が、その後の彼の人生に大きな影響を与えたのではないでしょうか。


そして彼は、何十年も後に、本当に宇宙へ行くことになります。


「感謝」は、ありがとうと言うだけではない

今回、APで考えたいのは、ここです。

私たちは、何かをしてもらったとき、
「ありがとう」
と言うことができます。

買ってもらったら「ありがとう」。

助けてもらったら「ありがとう」。

それはもちろん、とても大切なことです。

でも、「感謝力」は、それだけではないのではないでしょうか。

「自分が今ここにいることに、誰が、どんなものを与えてくれたのだろう?」

そう考えてみると、見えてくるものがあります。

時間
経験
言葉
挑戦する機会
失敗しても大丈夫だと思える環境
そして、何気なく一緒に過ごした時間

リチャード・ブランソンさんが、宇宙から地球を見て、その美しさやかけがえのなさを感じたように、私たちも少し視点を変えてみると、今まで当たり前だと思っていたものの中に、たくさんの「ありがたい」が見つかるのかもしれません。

今週と次週のAPでは、ブランソンさんの人生をたどりながら、
「自分は、誰に支えられているんだろう?」
を考えていきます。


生徒たちの変化にも、感謝しています

実際に、生徒たちに何かをやってもらうとき、最近よく聞く言葉があります。

「やれるかどうかわかりませんけど、やってみます」

「うまく言えるかどうかわからないけど、話してみていいですか?」


少し前までは、
「私は〇〇ちゃんみたいに、うまく話せない!」

とパニックになっていた生徒さんから出てくる言葉です。

その変化を見ると、
「人の力ってすごいな!」
という感動に包まれます。

そして、私自身、生徒たちの成長に感謝したくなる瞬間でもあります。


APキッズスクールは、宇宙開発や最新技術を学ぶだけのスクールではありません。

宇宙という、子どもたちが夢中になれるテーマを通して、
自分の言葉で伝えるのが楽しい。
自信がなくても、やってみよう。
失敗しても、もう一度やってみよう。

そして、
自分を支えてくれている人に気づく。


そんな感覚を持てるお子様を育てています。


もし少しでもAPキッズスクールに興味を持っていただけましたら、ぜひ一度、無料体験会へお越しください。

体験会だけでも、きっとお子様にとって新しい発見のある1時間になると思います。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。