大口径な明るい高級レンズが人気である...。
多少写真をかじった人なら、背景のボケた綺麗な写真を撮りたいと思うはず...。
昔の明るいレンズは、
開放の描写はかなり甘く、絞るほどにシャープさが増していく傾向だったが、
今の高性能な明るいレンズは、開放からバリバリにシャープなレンズが多い。
そんなこんなで、
余裕ができた写真愛好家は、こぞって大口径の明るいレンズを買いたがる。
ズームや単焦点を問わず、開放で綺麗にボケるレンズの人気は高い。
ただ、そういう人たちを見ていると、
何でもかんでも、闇雲に開放で撮ろうとする人たちも少なくない。
だいたい、晴天の真昼間に、F1.4の開放で撮るのは土台無理な話なのに.....。
とにかく背景がボケれば、それが良い写真と思っている人が多いのは残念なことである。
背景がボケて、主役となる被写体を際立たせるのは、確かに基本のテクニックではあるが、
その状況に応じた適切なボケのあり方の選択も重要で、
なんでもかんでも開放で撮るのは感心できないのである....。
高性能な明るいレンズは、
例えば開放の絞り値が半絞り明るくなれば、値段が倍増する高価なレンズもざらである。
せっかく高い投資をしたのだから、開放で使いたくなる気持ちも分からないではないが、
物事には適切な使用法があるわけだから、
良い作画優先で考えれば、開放絞りの使用頻度は、ほとんど無いに等しいくらい少なくなる。
無理して明るいレンズを買う人たちへ.....、
それは本当に必要なレンズなんでしょうか.....?