どんなレンズマニアな人でも、
いつかは既存のレンズを使い尽くして、
世に現存するレンズの描写に飽きてくる日が来るかもしれない....。(そんな奴いるかな?)
だいたい製品化されるようなレンズは、どれも例外なく当たり前に良く写る....(^_^;)
どんなに古いレンズだって、まともなメーカーがまともに作ったレンズは高性能であるのだ。
そんな現存するレンズの描写に物足りなくなったなら、
後はもう、自分で何とかするしかない。
とは言え、素人が一からレンズ造りができるほど甘くは無く、
せいぜい既存のレンズを自分好みに改造するのが関の山だろう.....(^o^;)
改造と言っても、いろいろで、
某昆虫写真家の偉い先生のように、虫の目レンズのような、写真レンズ以外のものの改造もあるし、
自分の撮影スタイルに合わせて、工夫の仕方は千差万別である。
通常のレンズの改造としては、最も簡単なのはソフトレンズにすることだと思う。
既存のレンズの性能を上がるのは難しい(というよりほぼ不可能....)が、
描写性能を下げるのは意外と簡単である....σ(^_^;)
昔のソフトフォーカスの手法としては、紗をかける...と言って、
レンズの前に黒ストッキングなどをかぶせたものだが、
これも、敢えてレンズ性能を落としている手法に他ならない。
ソフトフォーカスレンズとして、製品化されているレンズは、
いろんな収差を残すことにより、輪郭を滲ませたりしているものだ。
通常レンズを自分でソフトレンズに改造するにあたり、
まともなシャープなレンズの性能を下げるのは忍びない。
よって、改造するレンズは、カビや曇りのジャンクレンズがもってこいである。
ソフトな描写を簡単に引き出すには、
レンズにワセリンなどを塗れば良い。
その塗り方や塗るレンズの“位置”によりソフト効果が大きく変わってくる。
単純に前玉や後ろ玉に塗るよりも、中玉に塗れば、絞りの影響を受けにくくなるし、
敢えて塗り斑を変化させることによって、完全なオリジナルレンズが出来るはずだ。
ジャンクレンズを用いての改造だから、
とことん性能を落として、自分好みのレンズになるよう試行錯誤をすれば良い。
ただ、こんな改造にはまると、
まともなレンズが使えなくなるので、ほどほどのお遊び程度にすべきかもね......(;´▽`A``