M42マウントのペンタックスの一眼レフには多くのバージョンがあった。
代表的な機種は、TTL露出計を内臓したSPで、世界的なベストセラーになった名機である。
他には、絞り優先AEのES系は同時代のペンタックスの最高機種だった。
そんな中、当時最も安かったのが、SLである。
SPから露出計を省いたシンプルなカメラで、お世辞にも人気があったとは言い難かった....(^_^;)
でも今の中古市場では、露出計の無い、完全フルメカニカルのこのSLが最も相場が高いと思う。
膨大な数を誇るベストセラー機のSPとは違って、
もともと数が少ない上に、不人気で定価も安かったためか、あまり大事にはされず、
程度の良い個体が少ないので、今では稀少で値段も比較的高めである。
電気系が一切入っていないため、壊れるところが無いとも言えるので、
きちんとメンテナンスさえすれば、まだまだ現役で長く使えるカメラだと思う。
代表的な不具合は、プリズム劣化によるファインダーの黒すじと、
シャッター幕の走りが不良でミラーが上がりっぱなしになる症状である。
解決法としては、この時代のペンタックスは、SP系もES系もプリズムは共通なので、
プリズムが綺麗なジャンクを探して、移植するしかない....(・Θ・;)
絶対数の多いSPのジャンクなら、さほど探すのには苦労しないはず...。
シャッター周りの不具合は、底ブタを外して、関係箇所に給油すれば、ほぼ解決する....(^o^;)
この時代のペンタックスの利点は、修理用の補修部品に困らないことかもしれない....σ(^_^;)
シンプル且つ、丈夫で、部品が取れるジャンク品も豊富....(・・;)
もしかしたら、SLは現在では最強のフィルム一眼なのかもしれない.....( ̄ー ̄;