不遇のカメラ....OM-2 | 楓 邦也のブログ ☆カメラ狂の詩☆

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内容は、写真とカメラに関する話題中心です。
興味の有る方も無い方も、良かったらお読み下さい。


個人的に、


最も美しいデザインの一眼レフのひとつだと思っているのが、オリンパスのOM-1......(^_^;)


72年の発売当時、世界最小最軽量をうたったボディで、人気を博した。


TTL露出計内臓のメカニカルシャッターのこのカメラは、今でも中古市場で人気が 高い。



その後、75年の発売されたOM-2 は、OM-1と同じデザインの小型ボディに、


TTLダイレクト測光の絞り優先AEの電子シャッターを搭載した画期的なカメラであった....。



だが、皮肉なことに、


その独自の画期的な技術が仇となってか?中古市場では不幸な存在になっている.....(・Θ・;)



もともとOM-1・OM-2 には、プリズムが腐食しやすいという持病があるのだが、


機械式で単純明快なOM-1に対して、


他に無い独自技術だったOM-2のAEはいろんな意味で難解であったと言える...。



早い話が、中古店の店員さんすら、OM-2の特性を正しく理解している人は少ないようだ.....(-"-;A



まず、TTLダイレクト測光だが、


これはフィルム面に当たった光の反射を文字通りダイレクトに測光するもので、


露光中の急激な光の変化にも対応して正確な露出を制御するメカニズムだった。



つまり......、フィルムを入れないと正確な露出チェックができないのである......(^o^;)


カメラ店の店員さんが普段するような、チェック法では、正しい露出制御はしない.....。


フィルム無しでのAE空シャッターでは、思いっきり狂った露出値になってしまうのだ.....。



ダイレクト測光はAE時のみだけど、マニュアル時でも“落とし穴”がある。


OMー2の電池は、SR44(酸化銀電池1.55V)でないと、正確な露出値が出ない設計である。


通常は、多くの人がこの事実を知らず、LR44(アルカリ電池1.5V)を使ってしまう.....。


よって、マニュアル露出でも正確な値は出ないのである.....(゚_゚i)



上記のことにより、


OM-2のことを正しく理解していないカメラ店の店員さんは、


まともな個体でも、ジャンク扱いにしてしまうことが少なくないだ.....(;´Д`)ノ



なんて、不遇なカメラなんだろう!.......(((( ;°Д°))))




でも....、


おかげ様で....、


正しい知識さえあれば、


完動品を安く買えるチャンスでもあるのだけれどね.......σ(^_^;)




※ 尚、OM-2 は電子シャッターだけど、B(バルブ)だけはメカシャッターなので、


ミラーが上がりっぱなしの状態なら、


マウント下部のリセットボタンを押しながらのシャッターをBにすれば、元に戻ります.....(;^_^A