撮影倍率を高めた設計をしているレンズ。
つまり、小さな被写体を大きく写すことができるレンズのこと。
通常のレンズの最短距離での撮影倍率が、
ズームレンズで0.2~0.3倍なのに対して、
マクロレンズの場合は、等倍(1倍)のものが主流だ。
これは実物と同じ大きさに、映像素子やフィルムに写すことができるということ.....。
そのために通常のレンズよりも解像力が高く、接写できる構造になっている。
だからマクロレンズは、単に接写できるレンズではなく、
高い倍率の(大きく写せる)レンズだということである。
したがって、望遠マクロのように焦点距離が長ければ、最短撮影距離も長くなる。
シニアになってから写真を始めた人たちの間では、
特にマクロレンズの人気が高いと思う......。
シニアに限らず、初心者にとっては、草花を被写体にすることが、
最も身近でとっつきやすいためだと思われる。
だから、シニア向けの写真教室などでは、
花の撮影会などを企画して、
カメラ店とグルになり、高いマクロレンズを買わせる教室も多い........(;^_^A
中古市場でも、マクロレンズは需要が高く、
店に並んでもすぐに売れてしまうほどの人気だと言う......(^_^;)
なぜか、ベテランカメラマンの間でも、マクロ=高性能という神話があるようだ.......(^o^;)
これはある意味、正しくもあり、誤解でもある......σ(^_^;)
マクロレンズはけして万能レンズではなく、特殊用途のレンズである。
通常ののポートレートならば、きっとマクロレンズよりも、
普通の中望遠レンズのほうがきれいに写るはずだ。
顔のドアップで、毛穴まではっきり写したいのなら話は別だけど.......(;´▽`A``
シニアカメラマンの人たちが、花を撮っている姿を見ていると、
必ずしもマクロレンズが必要だとは思えないことがよくある。
標準ズームのマクロ機構で十分すぎるような人も、たくさん目にする......。
まぁ、カメラ店とグルになった写真教室では、
中高年の初心者を集め、高いカメラと高いレンズを買わすのが目的なので、
その後の撮影内容などは、どーでもいいのかもしれない........(-。-;)
教室の先生に勧められるままに、
目的別にレンズを揃えても、写真が上手くはならない.......。
とりあえずは、手持ちのレンズで工夫して撮ってみるべきだと思う。
花の撮影=マクロレンズ....で、みんな並んで同じように撮っていたら、
個性など出るわけもなく、ただ「きれいに撮れた...」だけで終わってしまう.......。
シニアの人たちには、人生経験から得た深い知恵を写真に発揮してほしいものだ。
“形から入る” のは若い人だけで十分だと思うので........( ̄_ ̄ i)