誰でもできるカメラ修理..........モルト交換について。
モルトプレーン.........主にフィルムカメラのフィルム室の遮光用スポンジ。
消耗品で、中古カメラの場合、
痛んでぼろぼろになっているものも多いです。
モルト劣化の弊害は、光線引き(光漏れ)で、
写真が赤く変色したり、光の線が入ったりします。
修理業者にモルト交換を頼むと、5,000円前後かかります。
簡単なので、自分でやってしまいましょう。
ここでは、一番安く済むやり方を紹介します。
モルトプレーンは、カメラ量販店や中古カメラ店で入手できます。
アマゾン等のネット通販でも入手可能です。
モルトにはいろんな厚さ(1mm~3mm)、
のり付き、のりなしなどの種類があります。
理想的には、各種そろえると、いろいろ使えていいのですが、
ここでは、必要最低限にとどめておきます。
1,5mmの、のりなしを買います。1,000円前後です。
まず、痛んだモルトをアルコール類できれいに拭き取ります。
フィルムのマニュアルカメラでは、
一番光線引きを起こしやすい箇所は、
裏ぶたのヒンジの部分です。(パトローネの反対側、フィルムの先端部分)
ヒンジに沿って3~5mmに切ったモルトを、
ゴム系接着剤で縦に張ります。
これだけで、約8割の光線引きは防止できます。
これで問題なければ、ここで終わっても大丈夫です。
より確実にするには、裏ぶたの溝にもモルトを埋めていきます。
溝の幅より、やや太めに切って、
接着せずにそのまま埋めていけば、それでOKです。
このとき、カウンターのリセットピンにモルトがかからないよう注意します。
以上で、ほぼ100%光線引きは防げます。
1,000円のモルト1枚で、30~50台の修理が可能なので、
古いカメラが、お好きな方は、ぜひお試し下さい。(^∇^)
なお、プラスチック製のAFカメラは、
モルトの不要な構造になっているものも多いです。
金属製の古いカメラは必ずモルトが必要ですので、
用意されると、後々、役に立つと思います。