メンタルコーチ 赤坂葉子です
新幹線の中です
あと少しで新横浜に着く
東海道新幹線のコーヒー美味しくなったよね
今日の車内販売はお姉さんじゃなくてお兄さん
珍しい
帰省ラッシュと思いきや、14日はまだなんだね
名古屋以東の新幹線は立ちんぼさんはいない
車内販売のワゴンが通れるの
お陰でコーヒーが買えた
旅の相棒の娘が名古屋で降りたあとは、いつもの一人旅モードです
旅の移動時間は、だいたい文章書いてるか、人の文章を読んでるか
あ、本ね
今日は木暮太一先生のビジネス本をパラパラ読みながら、ブログ書いて、また本読んで、長旅をしのいでる
今日のブログは2つめなんだけど
娘と一緒にいて、ちょっと古い出来事を思い出した
それを今日のヨーコ物語としよう
母を守る
私が20代の頃だったと思う
目の前で母が泣いた
それをかばったことがある
理不尽をした相手は..
ここではもうお馴染みの、父
笑
父がどれだけ封建的だったのかは、
前のヨーコさん物語の時から散々書いている
決して父を非難しようと書いているのではない
そんな父によって、私が体験した数々のこと
それがどれだけ後の私に気づきを与え、
今の私を造っているか
それをこうしてなぞっている
確認作業のようなものだ
特に今年春に父が旅立ってからは
過去の物語として、余計にしれ~っと書ける
笑
で、物語
も一回、、、 笑
母を守る
その夜、母はいつものように食事の支度をしていた
仕事を終えて帰宅した父は、玄関から食卓に直行するのが習慣で、その日もいつも通り、まっすぐに食卓の自分の席についた
父は食事の好みは偏っていたけれど、ごちそうがないとか、味がどうとか、そういった文句をつけるタイプではなかった
母が亡くなってからは、「妻の料理上手」をみんなに自慢していたくらい
母の料理が好きだったのだと思う
母は献身的だった
いつも父の好きなものを選んで作っていた
その日は、特に父の好きなもの、記憶によると、多分あれが一番の好物だったと思う
白イカの刺身
それはいつも父の前だけに置かれるごちそう
子どもの私たちには無い、父だけの「一家の主の証」みたいなものだった
大人になってもそれは変わらず、特別な皿
それがある日は少し父が威厳を帯びて見える
機嫌も良くなる
その日も、白イカの皿が置かれ、父は機嫌がいいはずだった
母は他の料理に取り掛かっていた
母の背中に向かって、父は何やら話しかけ、
母が答えている
突然、空気が変わった
父が・・・
母の顔めがけて、皿の中身をぶちまけた
左手は母の髪を掴んでいる
まるで、動物園の動物の口にエサを流し込むみたいに
母の頭の上で、その皿は傾けられ
母の髪も顔も、エプロンの胸も、白イカとつまの大根やキュウリを浴びて、ひどいことになっている
何が起きたのかわからない
その光景が私の心にひどく鋭く突き刺さった
母は泣き崩れている
あり得ない!と思った
大人の男が乱暴な行動を取った時、
女も子どもも、どうしていいかわからない
怯えるし、途方に暮れる
いたたまれなかった
訳もわからないまま、
怒りと悲しみで全身が痛かった
もしかしたら、
母が不用意なことを言ったのかもしれない
きっと何か下手なことを言ったのだろう
でも
もし、そうだとしても、
理由は何であれ、私は母が愛しかった
守りたいと思った
男は敵だ、そう思った
普段、母に暴力を振るうような父ではなかった
でも、この時、本当に許せないと思った
泣きじゃくる母を車の助手席に乗せて、あてもなく家を出た
泣きたいだけ泣かせて、とことん付き合おうと思った
しばらく車を走らせ、夜遅くまで開いているカフェを選んで入った
母はまだ泣いていた
ケーキ食べる?
母がなんて答えたのかも、ケーキを食べたかどうかも、もう、覚えていない
とにかく、泣かないで、悲しまないで
痛い目にあわないで欲しい
そんな思いで自分の心が痛んだ
カフェでしばらく泣きじゃくるのに付き合って
もう夜中の12時くらいになっていただろうか
母が帰ろうと言い出した
ようやく泣き止んだ母をまた助手席に乗せて
車を走らせて家に帰った
そこまでしか覚えていない
もう30年も前のことだ
☆ ☆
ふと思った
末娘の里奈が、20歳かそれくらい
大学生の頃、帰省した時に2人で食事に出かけた
カウンター席で、美味しい料理を頂きながら
2人話をしていたら、隣のおじさん2人組みが
ご機嫌で話しかけてきた
美人親子だね~などといい調子
何やら、そのおじさんは一人が東大出で、
もう一人はどこかの役所の重要な仕事をしてて・・
みたいなキャリアの話に花が咲く
名刺をもらったので、私も差し上げた
私が会社の代表であること、
NLP心理学を専門として・・みたいなことが書いてある
おじさんが言った
『あなたのような女性は男性から求愛されることはないでしょう』
もしかしたら、半分は誉めているつもりなのか、満面の笑顔で
そして、娘がきっぱりと言った
『お母さんをいじめないで下さい』
はじめはジョークかな?と思った
ら・・ どうやら本気で言ってる
うそぉー と思った
笑
険悪にこそならなかったけど、
後で聞いたら、かなりムカついてたらしく
本当に失礼だわ! と怒ってた
当の私は、そういう言われ方にはもう慣れっこで、さして気にはならない
またか、浅はかなおっさんだわ、
私だって乙女の心はあるわよ、ふん
とか思って終わる
この手のことは頻繁すぎて、今さら傷つくこともない
ただ、娘はこういった類のことを許さない
女としての私が傷つくことを許さないのだ
そして、私の仕事を阻害することを起こす人も許さないのだ
私を危険なめにあわすも事態を引き起こす人も許さないのだ
たまにプンプン怒っている
笑える
何だか、かつて母を守った私と
今こうして私を守ろうとする娘が重なった
娘とは、母を守るものなのだろうか・・・
ん。
この娘が、かつての私のような「男苦手」を
抱えてなきゃいいのだけど・・・
いい恋してください
そう願ってるよ
※私の「男苦手」、今は治ったからね。あしからず。笑
