Photo by Sammy

日曜日のお出かけ 用瀬にて


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メンタルコーチ 赤坂葉子です

 

昨日のブログを書き終わって

 

さらに思い出したことがある

 

私の生まれは温泉の街、三朝(みささ)

 

多様な人間模様の中で

アパートの家賃の集金が

私のお手伝いだったって話を書いた

 

これ

 

 

その続編ね

 

 

家賃の集金

通えども通えども

ちっとも住人に会えない

そんなことがあった

 

大家である父にそれを報告した

 

さすがにここまで長いとおかしい・・

ってことになり

 

大家のマスターキーで部屋に入り

確認をする段階になった

 

それは大家である父の仕事として

滅多にないけど、

でも時々ある仕事だった

 

私は立ち会わない


子供は引っ込んでいるように

そういう時は言われた

 

何か勇敢な任務でもあるように

鍵を持って出動する父

 

結果は...


一人暮らしの男性の住人は

三朝温泉街のその部屋で

 

 

 

命を絶っておられ・・・

 

 

 

警察を呼んで処理してもらう

 

 

生活苦だろうか

 

子供の私にはわかるはずもない


 

わずかにあるネガティブな可能性を考え

私にはその現場を見せない


父のその判断で私の心は守られた

 

そして、

 

人が自ら首を括るという


その現場を

 

第一発見者として

目の当たりにした父

 

冷静だった

 

子供の私にも

大変な事態だという認識はあり

 

私なら耐えられないぞと思った

 

父は強いなと思った

 

警察の処理や諸手続きが終わり

部屋の掃除に行ったのは

確か母だったと思う


その現場の畳はもう使えない

そう話していた



大人ってすごいと思った

 

その部屋のその後、


もう誰も借り手はなく

開かずの間となった

 

 

 

他にもある

 

別のアパートで

家賃の滞納があった

 

家族同士で親しくしていた

長い住人家族だった

 

滞納が続くまま、

最終的には

 

夜逃げ

 

ある夜中に

突然のドロンだった

 

子供の心にも衝撃が走った



部屋の家財道具一切合切を

出さねばまた開かずの間になってしまう

 

食器棚、タンスなど

私の家に入るだけのものが

 

まるでうちの引っ越しの如く

運ばれてきた

 

白い洋風の鏡台は

母が自分の古いのと取り替えて使った

 

53歳でがんで亡くなるまで

ずっとそれを使い続けていた

 

母の古いのは私の部屋に置かれた

子供の頃の私は

自分の鏡があることが嬉しく

くしを置いて、花を飾って

毎日その前に座った

 

あ、

 

18歳になって東京で仕事をする

その引っ越しの時にそれを運んだぞ

 

若い娘になった私も

母のお下がりの鏡台を使い続けてたんだ

 

チュー

 

正座して向き合うタイプの鏡台

 

決してドレッサーなどとは呼べない形

長方形の鏡部分には

埃除けの布、のれんみたいなのをかけ

 

使う時にそーっと外し

鏡の裏側に垂らす

 

私以上の年齢の人じゃないと

その古い鏡、絵は浮かばないと思う ウインク

 

懐かしい

 

あの鏡、

いつどの時点で手放したんだろう

 

 

話を戻す

 

 

夜逃げをしたその住人の家族

その後の消息はわからぬままになった

 

のだと思う

 

母の心はきっと

理不尽さや寂しさで癒されなかった

そう想像する

 

父はきっと個人の感情を脇に置いて

仕事の責任を果たすのみだった

そう想像する


 

住処のお金問題について

話は他にもある

 

新築の家の建築費用を集金出来ず

いわゆる踏み倒された経験もある

 

父は昔、建築の仕事をしていた

もともと大工だったところから始まった


それで、自前で建てたアパートを

何棟か持っていたのだけど

 

アパートを新しく建てる度、

完成の掃除に行っていたな

 

それも私のお手伝い


建てたばかりの

新しい家を見るのが好きで

ほっこりな気持ちになるのは

そこから来ているのかも

 

まだ建築クズの木やおがくずがある中

ホウキとチリトリとたくさんの雑巾

それからバケツを持って


会社の従業員の人と一緒に

ワクワクしながら行った

 

 

父はとにかく

仕事に一所懸命だった

 

若い時の夢が

 

「事業をする!」こと

 

そんな夢を語る父のことを

嫁入り前の20歳にも満たない母は

 

「頭のおかしい人」だと思ったそうだ

 

でも、実現してしまった

 

と晩年には笑っていた

 

事業家の夫を持ったばかりに

母は苦労を繰り返すことになる

 

 

父は個人のお客様相手の建築の仕事で

お金の理不尽を何度も味わった

 

だからかな、やがて

公共工事の建設業へとシフトしていった

 


事業家を目指したものの

商売が下手だったのだろうな

 

人の心も、お金も


貧しい時代を生き

豊かさを夢見て事業をする

 

しかし、事業とは

お金が全てではない


お金が目的だけでもない


人の夢を叶える、人の幸せを手伝う

それが事業の目的である


が、

お金がついてこないと仕事は成り立たない

 

そこが難しいのだ


だから経営人生は学びなのだ


仕事でしか学べないことがある


私は、

人生とは仕事だと思っている

 

仕事も人生も上手になりたい


人を学んで

自分自身を学んで気づいたのは

 

「私はお金に強くなりたい」

 

お金を勉強することが

私の次なるステージへの

手にするべき切符なのではないだろうか

 

お金弱者じゃ

前に進めなくなるんだ


 

お金はエネルギー

 

お金は愛

 

一つずつ、一つずつ

お金を学んでいる


お金のマインドの次は

世界のお金の仕組み ウインク

 

 

 

あれ?

 

ルーツの話から

お金に着地しちゃったーん

 

爆  笑 飛び出すハート

 

 

おわり

 

今日の主たる仕事は

メイプルだよりの仕上げ!


そこにもお金のこと書いたよ

今、私の旬の学び

 

ガシガシ仕上げまーす❣️

 

 

読んでくれてありがとん

 

SEE YOU〜♪

 


今朝の写真 ホヤホヤ

Photo by  Sammy



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