多読体験会参加レポート 1 | 英語多読のメイプルハウス

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1月6日(日)に、NPO多言語多読で開催された、「ゼロからはじめる英語多読体験会」に参加してきましたので、レポートします。

この体験会は、毎月1回開催されておりますが、約半年前に、このNPOが協力のもと出版されたこの本↓

 

がきっかけで、参加希望者が急増してすぐに満席になる状態だそうです。1月の回は、急遽午前の部も追加で開催され、私は午前・午後両方に参加してきました。

最寄り駅の東中野から歩いて約9分のところにある事務所は、JR中央線沿いにありました。周囲はなかな素敵な環境です。東京の街は、起伏があるので街ごとに個性があっていいですね~

事務所の前から線路沿いをみたところ

多言語多読の事務所には、約1万冊もの蔵書があります。英語では絵本や漫画も豊富にあります。その他言語では韓国語、スペイン語、また日本語学習者のための日本語多読図書もあります。

こんなに沢山の多読図書に触れるのは初めてなので、興奮してテンション上がりますラブ

午前の部はなんと、急遽進行のお手伝いをする事になりましたガーン 大丈夫か自分

<午前の部:親子連れ対象>

午前は、5組の親子連れが参加されました。お子さんは、未就学児5歳から、小学校低学年です。講師は理事長の酒井邦秀氏です。酒井先生は、とってもお子さんの扱いが上手で、短時間で集中力が切れる悪ガキ共(失礼)と、決して萎縮させることなく上手に付き合って、子どもが緊張せず伸び伸びと過ごすことが出来、結果として保護者の方々も「子どもをおとなしくさせなきゃ~」とハラハラせずに安心して講座に集中していらっしゃいました

午前の部では、約半分の時間を使って「子どもが伸び伸び英語を継続できるために、親が気を付けること」を講義しました。20年以上に渡り、色々な親子と接してきて、うまくいった例、うまくいかなかった例を豊富にご存知である酒井先生であればこその、説得力のあるお話でした。

 

後半は、ORTのステージ2までの本を手に取って、「絵」に描いてあるある物を探し合いっこしました。また、とにかくまずは「絵」をよーーく見ることが、重要とのこと。

例えば、Oh, No! という表現がステージ2までの本には、非常に沢山出てくるのですが、全部同じニュアンスではない、ということが絵を見ることにより、分かるようになっています。

・やさしい本では重要なのは"絵”。果物に例えると、絵は果肉、文字は種。

という教えがとても心に残りました。

最後は、お勧め素材である子ども向け動画を見ました。Peppa Pigという、日本で例えると夕方のNHK Eテレの「いないいないばあっ」や「おかあさんと一緒」で放送されるような、良質のアニメです。

 

このビデオを流し始めると、子供たちが集まってきて、セリフを真似てシャドーイング合戦になっていました。ほんとに上手に真似していました。爆  笑

 

参加していた子もそうなんですが、この年代の子供たちって、屈託がなくて自然体で英語に接っして、どんどん吸収するから、まさに「黄金期?」なんですよね。保護者の方は、小学校に入って年齢も上がっていってもそのまま継続して欲しいという希望を持っていらっしゃいました。その為に親が出来ることについては、前半しっかり酒井先生がくどいほど(笑 説明されていたので十分に伝わっていたのでは・・・と思います。

 

午後の部は、社会人対象です。長くなるので、その2に分けます。しばしお待ちください~