エリーナ・ガランチャ |  ヒマジンノ国

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昨日は初台にある、タケミツ・メモリアルで、メゾソプラノのエリーナ・ガランチャのリサイタルを聴いてきました。

 

 

今回は1か月を切ってからチケットを購入したので、席は後ろから2列目という後方の席次。サントリー・ホールでやるリサイタルはオケの伴奏つきですが、こちらはピアノの伴奏です。個人的にはサントリー・ホールで聴きたかったけど、すでに売り切れ。

 

ですので正直チケットを買うか迷ったんですが、6月はこれを逃すと聴くコンサートがないので購入しました。ネトレプコを買い損ねた時なども思い出します。

 

今回も色々初めて尽くしで、出かける前はちょっと不安でした。タケミツ・メモリアルは初めての会場で、後方の席で音が聴こえるか不安でしたが、これは全くの杞憂でした。また、恥ずかしながら、ガランチャを初めて聴くのと同時に、並んでいる曲がほとんどなじみのない曲ばかりで、それもちょっと困りました。

 

ブラームスとかラフマニノフの歌曲は自分の守備範囲外で、聴いていても、詩の意味が全く分からなくて、そこは失敗しました。字幕が出るとか、対訳を配られるとかもなく、知ってないと駄目な感じですね。自分の勉強不足で、どうにもなりません(泣)。他にもグノー「サバの女王」、チャイコフスキー「オルレアンの少女」とか、知らない曲ばかり。ロペルト・チャピなんて作曲家も初めて聴きました。

 

しかし、ガランチャを聴きに来る人は皆これらの曲を知っているんでしょうか?知っているのなら、若干「一元さんお断り」、みたいな曲目ですね。

 

初めはブラームスの曲が6曲並んでいて、この辺は正直困ったな、と思っていました。ブラームスの歌曲は、詩の内容知らないで、響きだけ聴いていても厳しいです。歌声はすごいけど、感動に結びつきません。

 

しかし、その後のベルリーズのファウストの劫罰から結構楽しめました。

 

この日1番良かったのは「サムソンとデリラ」だと思います。自分はカミーユ・トマのチェロ版で良く聴いていた曲で、サン・サーンスの名旋律だと思います。ガランチャは深い感情と余裕をもって、感動的に歌い上げました。強めのブラボーも飛んで、これは当然だなという感じでした。

 

後半のチャピとか、ハバネラも良かったです。

 

自分はガランチャのことは良く知らないんですが、ハバネラなど聴いていると、多分彼女の十八番なんでしょうね。いかにもな雰囲気で、最後の音を伸ばして、得意げに歌い上げました。

 

しかしドイツ語、フランス語、ロシア語、スペイン語の曲がぞろぞろ並んでいて、びっくり。しかし、イタリア語の曲がないのが寂しいかな、と思っていました。

 

イタリアのオペラの曲なら自分にももっと分かり易いかな、と思っていたら、アンコールの1曲目で「カヴァレリア・ルスティカーナ」のサントゥッツァのアリアをやり、多分3曲目のアンコールだったと思いますが、「ジャンニ・スキッキ」の「私のお父さん」をやりました。個人的にはこの辺の曲の方が、自分の中の記憶のストックも多いので、彼女の実力が良く分かりました。深い感動があると思います。

 

しかしこの日はアンコールを5曲披露。3曲目ぐらいから、お客さんはどよめいて、4曲目からは皆さん総立ちで拍手。歌手は嬉しそうに歌っていたので、機嫌が良かったのでしょうか?見方によっては全員立たせるためにアンコールを繰り返した、みたいに見えなくもないですが。

 

 

↑、パンフレットの一部。

 

パンフレットも早々に売り切れ。自分は買うつもりがなかったんですが、他のお客が買ったのを横目で見ていると、かなりきれいな写真が豊富そうなので、自分も買いました。

 

18時半に始まったリサイタルですが、終わったのは20時40分過ぎ。相当がっつりガランチャの声を堪能しました。

 

アンコールの盛り上がりなど、彼女の人気が分かるリサイタルでした。チケット買っておいてよかったです。