スター・ウォーズのエピソード9、「スカイウォーカーの夜明け」を観てきました。結構面白かったです。
ジョージ・ルーカスの手を離れて、ディズニー用のスター・ウォーズになったという感じですね。そういうラインで観れば、面白いといって良いのではないかと、思いました。
監督のJ・J・エイブラムズがインタビューで述べていたように、ルーカスのミディ・クロリアン(作品のテーマである、理力であるフォースを媒介する生命体)をメインとした案は却下され、新しい世代に訴えるキャラクターの創造にディズニーは向かったと思います。
個人的な予想ではルーカスはミディ・クロリアンと、新たな敵である、ユージャン・ウォングを結び付けようとしていたのかもしれません。
「ユージャン・ウォングは、別銀河から来た種族だった。彼らの伝説によれば、かつて機械文明と戦った経験から、ハイ・テクへの憎しみが強まった、というユージャン・ウォングは、手錠から衛星大のワールドシップまで、あらゆるものを‘‘育て‘‘、クローンにし、あるいは生体工学でつくりだす社会を発展させた。」(スター・ウォーズ全史、ダニエル・ウォーレス、ケヴィン・J・アンダースン著、富永和子、富永晶子訳)
しかし、このルーカスの正史は却下、出来上がってきたのは、旧来のスター・ウォーズを踏襲しつつ、新しい世代に訴えかける作品にすることだったように思われます。
ディズニー的には今後もコンテンツとして「スター・ウォーズ」を生かそうとするのなら、新しい世代に訴えなければなりません。同時に過去の世代を満足させるために過去作から大量の引用をした作品となったように思います。
作品の生みの親なら色々自由にできるんでしょうが、こうも世間に認知された作品を、別の人が作るとなると、色んなバイアスがあるんだろうな、と思わせる作品でした。しかし、その線を狙ったなりの作品になったように思います。
特に主人公のレイと、カイロ・レンのキャラクターは印象に残り、新たなヒーロー像は作り出したのかな、と思いました(しかし、サブ・キャラクター達の掘り下げは薄いようです)。
それに一応、エピソード4・5・6辺りのスター・ウォーズらしい感じを残そうとしたようで、今後もスピン・オフとなる作品を沢山作れるようにしたんだろうと、そういう感じがしましたね。そういう意味では「完結した」というよりも、ディズニー・コンテンツとして、ルーカスからディズニーに引き継ぎが終わった作品、という感じです。
これはこれでありなのかもと思います。
内容は、泣かす場面が多く、一本の作品としてはそれなりかなと。やはり自分の周りでも若い人は面白かった、という人が多く、年配の方の方が面白くなかった、という感じが多いようです。
新しい世代には受け入れられたんでしょう。個人的にはエピソード7は全く面白くありませんでしたが、エピソード7・8・9と続けて観ればそれなりのドラマなのかなと思います。
______________________________________________________________________
今年もあと6日です。今年もブログを読んで下さってありがとうございましたm(__)m。
良いお年を(^^)。
