ドナルド・トランプのブレーンの一人にピーター・ティールという人物がいるといいます。ペイパルの創業者で、ゾルタン・イシュトバンやザッカ―バーグなどのSNS企業の著名人と仲が良いといいます。
ゾルタン・イシュトバンやこのピーター・ティールは「トランス・ヒューマニズム」思想の持ち主で、無神論者です。トランス・ヒューマニズムとは人体と最新機械技術を融合し、半ロボット人間をつくる思想です。これによって人類は、今ある人体よりも高い身体的能力を持つことができるといわれており、不老不死も夢ではないといっています。
ところがこの人達はずっと前から「ワンワールド・オーダー」といわれる者の手先ではないかといわれてきました。一番議論になっているのが、「人体にマイクロチップ」を埋めるという、その技術のことです。このマイクロチップを人類全体に埋めることによって、買い物などをキャッシュレスでできるようにするものです。同時にそれによって、「人類の一括管理」をしようとしているのではないか、ということになると思います。
<また、小さな者にも大きな者にも、富める者にも貧しい者にも、自由な身分の者にも奴隷にも、すべての者にその右手か額に刻印を押させた。そこで、この刻印のある者でなければ、物を買うことも、売ることもできないようになった。この刻印とはあの獣の名、あるいはその名の数字である。ここに知恵が必要である。賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。数字は人間を指している。そして、数字は666を指している。>
上は新約聖書の「ヨハネの黙示録」からの一節ですが、人体に埋め込まれるマイクロチップがこの「獣の刻印」を指しているというのが議論になっています。
実際にチップを体内に埋め込む人達は増えており、日本でもいるようです。「日本トランスヒューマニスト協会」というものも既にあります。
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先日書きましたが、トランプ支持者の「Qアノン」がこの「ワンワールド・オーダー」をぶっ壊すのだと、息巻いていますが、しかしそのトランプのブレーンにピーター・ティールがいるのはどういうことなのだろうかと、考えてしまいます。
「Qアノン」の強みは国家の機密情報にアクセスできることだとかいいますが、その機密情報はピーター・ティールをはじめとする、SNS著名人たちからもたらされたものでは?と勘繰りもします。色々綺麗ごとをいっているようですが、「Qアノン」やドナルド・トランプも大丈夫なのかと、個人的には、かなり勘繰って見ています。
ゾルタン・イシュトバンは2025年までに人類の大半が体内にマイクロチップを埋めることになるだろう、などといっているようです。
「聖書」やその他の宗教書は基本的に、「人間が人間らしく生きていること」を説いていることが多いように思います。それは各自が人間的に自立することを求めていて、そのための教義だといえます。
ところが新約聖書がわざわざ「ヨハネの黙示録」で書いていることは、人間が各自で能動的に生きることを止め、コントロールできない人間の獣性を引き連れたまま、何者か「一人」あるいは「一つの者」に管理される社会の出現と崩壊ということになります。
一個人や、一つのルールで他人を裁くというのはとても難しいし、やらない方が良いでしょう。それを世界全体に被せてしまうのは横暴という以外に、あり得ないことです。
結局「悪」さえなくせば世の中が良くなる、みたいな考えだと、かえって世の中おかしくなるといえます。まずは「自分」、自分がどう考え生きていくか、ということがしっかり認識できて、その上で「自立」した人間が増えない限り、社会はより「強い者」への依存を深めていき、その崩壊が起こるというのは、確かに世界(宇宙?)の法則にあっているような気がしています。
世界の動向を見るのは必要だと思うんです。しかし、トランプが救世主になるとかいう人もいますが、その辺はどうなんでしょう?一人の英雄が世の中を良くするとか、今までの歴史を見てきて、そんなことが「根本的」にあったのかどうか、疑問です。
たとえばイエスとかブッダの言葉だって、それを実行するから初めて意味があるのであって、そういう人が増えるから世の中が良くなるわけでしょう?
つまりイエスとかブッダが「世界を救う」、のではなく、それを投げられた我々が「自分や世界を救うかどうか」、その問題になるわけです。聖者が「救世主」などといわれるにしても、結局それはその聖者のいうことを「聞いて行動した」人が多い、ということになるはずです。もっといえば、他人が世界を、または自分を根本的に救ってくれるかどうかは、もっと別の問題です。
救世主自体は、救済の意味を提示する役割として、情報源になるかもしれませんが、実際の救いは各自の問題のはずです。救世主とか英雄となった人は、結果の問題としかいえないでしょう。
根本的な問題を抜きにして(最終的な結果を吟味せずに)、人を救世主だと持ち上げたり、自ら名乗ったりするケースは危ないと思います。
最近のアメリカの「Qアノン」騒動もそれに似た怪しさは感じています。ヒトラーも日本なんかでは初めは英雄視されてました。
まあ、しかし、色々分からないことも多いのでここまでにします。彼らが本当に立派な人達かどうかはこれから見ていくしかないでしょうね。


