戦場よさらば |  ヒマジンノ国

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フランク・ボーセージ監督の「戦場よさらば」。

 
1932年のアメリカ映画です。主演はゲイリー・クーパーとヘレン・ヘイズ。ヘミングウェイ原作の映画化です。
 
この映画について、映画評論双葉十三郎は「ぼくの外国映画500本」の中で<ヘミングウェイの原作から、角ばったものや不純なものを除き去り、美しい心を打つ、ふくよかな愛の物語が完成した。>とあります。
 
ほぼ絶賛といっていいですが、自分には全くダメでした。年配の映画に詳しい方はこの映画の「愛」の純粋な描かれ方に魅了されるようです。しかし自分は全く入り込めず、3度目か4度目の試行を繰り返して、やっと全編観終わったのでした。
 
お互い思いやりのある愛し方ですが、戦争によって二人は引き裂かれ、ラストは悲劇に終わります。
 
しかし自分はこんなにあっさり終わるのか、と思いつつ観終わりました。正直何がいいたいのか全く分からず、きょとんとしましたが、よく考えてみるとお互いの純粋な愛が描かれていたのかな、という感じです。
 
現代に自分が感じているような価値観とは違い過ぎで、ちょっと驚いた感じです。多分自分のほうが擦れてしまっているのでしょうね。
 
 
何だか時代を感じてしまいました。
 
 
 
ジョージ・スティーブンス監督の「シェーン」。
 
西部劇の名作といわれる作品です。1953年のアメリカ映画です。カラー作品で、割と落ち着いて観ていられました。壮大なワイオミングの背景をバックに、入植者とならず者との対決を描きます。早撃ちの流れ者、シェーンが主人公です。
 
内容は平均的な西部劇な気がします。映画の中に少年の視点を入れているところがこの映画を心に残る物にしているのかなと思いました。
 
ただまあ、今となってはどうでしょう。個人的には悪いとは思えませんが、面白いとも思いませんでした。良くまとまっているとは思いますが、こちらの作品も時代を感じます。
 
 
個人的に西部劇ではエドウィン・L・マリン監督の「静かなる対決」の方が面白かったです。1946年の作品です。
 
西部劇なので、相変わらず真面目な入植者と狼藉を働くならず者との対決、という構図です。そんなに派手な見せ場もないですが、開拓者が団結してライカー一味に立ち向かう姿など良かったです。
 
まあ、ただしぶい映画なのかも知れませんが。
 
 
古い映画を観ていると面白いとか面白くないは別にして、色々考えさせられるところがありますね。人間の徳みたいな部分については、古い映画で描かれているものの方が立派かな、とか考えさせられる時があります。