
今日は参議院選挙の投票日でした。現在自民党が優勢で、圧勝の勢いのようです。国会の憲法改正の発議に必要な3分の2議席もありえそうです。
恐らくそうなるだろうと思って、自民党の憲法草案に反対の僕は自民に入れませんでした。あの草案、結構ひどいこと書いてます。戦後日本のアメリカナイズに対する批判は分かりますが、だとしても短絡的で、教養のない感じがします。
ここで一回自民党には押し返しが来て、反省してもらいと思いましたが、そうはならないようです。憲法改正することに反対ではないですけど、まあ・・・ちゃんと憲法作るともっと時間かかると思いますね。一見、自民党は憲法や、政策でもって、精神構造を日本的な感じにしていこうとしているかのようにみえます。国内はそうしたとしても、国際的にはしかし、他方で軍隊と兵器の開発を認めて、いわば、世界の平均的なやり方として、軍事力の行使をしていくと、結局グローバル化という名のもとにアメリカと同じようなやり方にはまっていきそうです。
イギリスがEU脱退を決めました。これに関して世間のニュースはほとんどイギリスの決定はEUの理想を台無しにするものとして報道していました。
しかしです、イギリスはポンドのままでしたが、ユーロのように全ヨーロッパが通貨統合すれば、市場の規模が大きくなり、経済力の強い、ドイツが得をするのは分かっていたことです。そしてドイツが得をする、ということは、ドイツ人が堅実な経済が得意だからです。もっといえば、拡大した市場ではやはり、ドイツだけでなく、金儲けが得意な人たちが得をしたわけです。
イギリスの国民投票でもEU脱退を求めたのは賃金の安い労働者たちで、資産家たちはEU残留を求めてました。第二次世界大戦以来、戦争のない世界を作ろうとしたのは良かったですが、結局内容が伴ってなかったことになります。
共産主義がいうように全員が同じ賃金だと、良く働こうが怠けようが賃金が同じですから、やってる方は馬鹿馬鹿しくなります。だから働き具合に応じて対価が払われるのは本当の平等です。すると確かに今の資本主義は正しいと思えてきますが、果たしてそうでしょうか?
はっきりいって今の資本家はもらい過ぎで、行き過ぎです。ギリシアのデフォルトの問題にしてもギリシア人が怠けものだから、というような意見がありました。確かにそれも一因かもしれませんが、ヨーロッパの中央銀行にしてもギリシアにどうしてあんな金額を貸し付けるのでしょうか?これは当然ギリシアだけが悪いわけではありません。この辺は本当におかしいです。
また、痛ましい事件として、バングラディシュでISSによる邦人殺人事件がありました。邦人7人を含む、20人以上が死亡とのこと。ひどい話で、遺族はテロは絶対に許せないと語ってました。自分も当然ISSは肯定できません。しかし、ここで感じたことは邦人殺害はひどいと思ったのは事実ですが、僕がいつもいうように今までの欧米が行ってきた中東への罪を全く断罪をしないで、たんにテロは許せない、と日本人がいえてしまう下地をこのテロが築いてしまった、ということです。
先の憲法改正のこととも絡みますが、今後中東でテロを許せないということで日本人が中東で現地の人を殺すようなことになれば、日本も後戻りできなくなります。現在戦争で儲かる人達がいるのですから、簡単に争いから手は引けなくなるでしょう。
という訳で・・・どのニュースもあんまり中身を吟味しないで進んでいくことが不満です。どれもこれも「世間」や「報道」が作った「こうである」というラベルに沿ってしか進んでいきません。
どうにかなりませんかね。