アンドレ・クリュイタンス |  ヒマジンノ国

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アンドレ・クリュイタンス指揮、ラヴェル管弦楽作曲集。オーケストラはフランス国立放送局管弦楽団、パリ音楽院管弦楽団。

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これは音楽之友社「レコード・アカデミー賞のすべて」に、おまけでついていた一枚です。



此度、アンドレ・クリュイタンス(1905-1967)の演奏は、はじめて聴きました。


これがしかし・・・とっても良いんです・・・。ラヴェルの作品ばかり収めているんですが・・・ものすごく回顧的に響きます。録音した時代が古いから回顧的に聴こえるのか、あるいは、「そういう風」に演奏しているからなのか・・・ちょっと今は判別がつきませんが・・・。


弦の音がキラキラと絡み合う様子、洒脱に鳴るオーケストラの響き。そしてノーブルなクリュイタンスの指揮ぶり・・・。まるでパリの景色が眼前に浮かぶようですね・・・。


この前、久しぶりに映画の「アメリ」を観てから、ちょっとフランスかぶれが抜けません。あの独特の情緒・・・。デ・パルマの映画を観直してみたり、あるいは、キャリー・ブラッドショーの微笑ましいドラマのラストを思い出してみたり・・・。確かにパリは絵になるみたいですね・・・。


「夜への前奏曲」における輝きながら絡み合う弦、「マラゲーニャ」の粋でセンス溢れるリズム。聴いていると、クリュイタンスの趣味の良さは一流のもの・・・という感慨が浮かびます。とにかく一音一音味が濃く、おかげで粘った表現も必要なく、あっさりと、かつ、高貴に、趣味良く表現されていきます。


聴きながら、これは昔のフランス人(追記:本当はクリュイタンスはベルギー人だそうですが、フランス市民権は獲得していたそうです)の演奏だ、といういう感覚が浮かびますが、それもまた魅力的に映ります。モントゥーなんかも似た匂いがありますが、クリュイタンスはもっとリアルです。


「マ・メール・ロア」も美しく、はっきりとした表現ながら、なんともいえぬ物悲しさと、懐かしさが漂います。こうした、曲に内包された感慨も、クリュイタンスは心から感じているのでしょう。こちらの心まで洗われるように思いました。


録音は1952,53,54年でモノラルです。

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先日はまた、雑誌の「トランジット」を見ていました。今回は南米、中米の特集です。とっても良さそうな所ばかりです。見ていると憧れるばかりで、ため息が出ますが・・・。


何でも「アジアもヨーロッパも随分いろんなビーチをみてきたが、カリブより透明なビーチはちょっと思い当たらない。」らしい。うらやましい限りです。


他にも小冊子の「カリビアン・ブルー」の世界なんかがついて面白かったです。




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