参議院選挙が終わったので一言書いておきます。
自民、公明による与党が大勝し、この先3年ほどの日本の舵取りをまかせる方向性を国民が決定したということになります。
とはいうものの、投票率は52.6パーセントで、投票権のある国民の半分ほどが意志を示さなかったことになります。そのことに関しては、若者の政治離れがテレビ番組などで議論されていましたが、どうなんでしょうか。僕は若者が政治に関心がないのはそう珍しくないことで、彼らが投票にいかないのもやや仕方ない気がしています。僕も若いころは政治のことなど良く分からず、関心も少なかったものです。
ただ国民の義務を放棄することを肯定しようというつもりはありません。一つの考え方だと思ってください。
問題は投票に行かなかった47パーセントの人の内の、ちゃんとした大人達でしょう。47パーセントの内全員が若者のわけがなく、物事の道理を示すべき大人たちが投票しなければ若い人達にしめしがつきません。何も全員が選挙に行かなければいけないとはいいませんが・・・しかし、こういう態度は本当に馬鹿げています。彼らこそ物事を真面目に考えようとする人に冷や水を浴びせかける人達でしょう。半分近い人が選挙で投票しないのになんで民主主義なんでしょうか。
投票したい党や候補者がいないのは確かですが、投票するにしても色々考え方はあるはずです。今回は与党が勝つのが分かっていたのだから、あまり勝ちすぎないように、公約が与党と違う党に一時的に一票を入れるのだってありでしょう。
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今回の選挙で多くの人々が、どういうつもりで自民党を支持したのか分かりませんが、不安材料は多いかと思います。
経済主体の政治で、憲法改正と国防軍の設置が付随します。結構ですが、結局、アメリカを主体とする国際社会への参加を表明しただけのようです。TPPへの参加、アメリカ軍との協調ということでしょう。こうした自民党の案に比べると、維新の会なんかはもっと右寄りの思想のようですが、これも政策は微妙です。
世界は今二極化が進んでおり、富める者と貧しい者、力のある者とない者、とに「徐々」に分かれていっています。しかもこうした二極化は長い時間をかけて進むものですから、今は大丈夫と思ってしまう心理が働きます。
日本も既にそうした世界に参加してしまっており、安倍政権も終わってみると結局その方向性を進めただけ、ということになるでしょう。
今の国際社会のやり方で世界が一つにまとまって、皆が幸せになるなら文句もいいません。しかしどうも色々ニュースを見ていると、一部の支配層と多数の被支配層という構図ができあがってきてるようで嫌になります。それは世界でも日本でもです。今みたいなことを続けていれば、北朝鮮を「ならず者国家」といって馬鹿にできない時代がいずれ来そうです。
もっと話し合いが必要なんですが、中々そうもならないようです。今回共産党が議席を増やしましたが、国民の中にも今の政治がちょっと危ないことを感じていることの証明だと思いました。
