ファム・ファタール |  ヒマジンノ国

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2000年公開なので随分前の話だが、ブライアン・デ・パルマの映画「ミッション・トゥ・マーズ」を映画館で見たことがある。


いやはや、ひどい映画だった。もう、ひどい、としか言いようがない程どうしようもない映画だった。

宇宙人が出てくるんだが、描かれ方が・・・。

一昔前の感じ。

おいおい、未知との遭遇か?


今更、自由すぎるよ。

とにかくよく分からない内容の映画だった。


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で、この「ファム・ファタール」は同じブライアン・デ・パルマ監督による、2002年公開の映画。しかも、なぜかまた僕は映画館に観に行った。


ただ、正直同じ監督とは思ってなかったもので・・・。


だがこちらの方はかなり面白かった。

同じ監督でもやっぱり成功作と駄作があるようです。

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「ファム・ファタール」とは悪女と言う意味で、主演はスーパーモデルのレベッカ・ローミン。加えて、アントニオ・バンデラス。

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強盗団の一味に加わっている主人公の性悪女が、ひょんなことがきっかけで、自分そっくりの女と出会い運命が変わっていく、というもの。


カンヌ映画祭やパリを舞台にして、一見地味な中にも監督の女性への愛を感じさせる映画。


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出てくる主要な女性は美しく描かれています。

派手さはないけど、大人の女の味わいがあります。


パルマの好みでしょうか。

この映画のみどころの一つだと思います。

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この監督って、柔軟な頭の持ち主なんでしょう。

ストーリーは大事な部分でかなり自由な発想をみせます。

それが、「ミッション・トゥ・マーズ」では裏目に出た感じですけど、「ファム・ファタール」は逆に良い感じになっています。


音楽は坂本龍一。

ラヴェルのボレロをもじったような音楽で良い味が出ており、ラストでは良い後味を残してくれます。

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この映画はちょっとした大人のファンタジーという感じ。


絶対みなきゃいけない、という映画じゃないにしろ、見た後はなかなか良い気持ちにさせてくれる佳作といった感じではないでしょうか。