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認知症ちいきマップ

製薬会社にて認知症担当(主に自治体)。埼玉県川越市在住 (市民活動にご興味のある方はメッセージください) 認知症情報発信のブログ「認知症ちいきマップ」http://mapchiiki.comと市民活動「オレンジカワゴエ」https://orangekawagoe.onlineを運営しています。

 

 下記のニュースは東広島市にて、福祉を学ぶ高校生が講師を務め、認知症の人を地域で支える「認知症サポーター」を養成する講座が中学校で開かれた内容になります。
 

 通常、認知症サポーター養成講座は自治体職員やボランティアのキャラバンメイトの方が講師を務めることが多いのだがこちらでは高校生が講師を務 めています。

 

 学校教育で認知症の話題が入ってくることは非常に喜ばしいことでありますが、学生同士で自分事にしながら啓発を進めていくことが素晴らしいと思いましたのでニュースをご紹介しました。

 

 

 

中学生で認知症サポーター養成講座 高校生が講師務める

出典 NHKニュース

 

 

スローショッピングを#33で取り上げましたが今回は2回目です。

 

 この取り組みのきっかけは岩手県滝沢市のスーパー「マイヤ」からであり、下記のヨミドクターの記事は、そこから如何にして全国に広がっていったかをわかりやすく紹介していますのでご覧ください。

 

 ここで感じることとして、スローショッピングというワードが出て、これを使っていますが、これらは決して目新しい取り組みではなく、MCIや認知症の当事者のためにどういった支援が良いのだろうという発想から生まれたのだと思います。

 

 また買い物というのは多くの刺激を得る場であり、脳の健康にとっても非常に良いきっかけだと思います。レジで急がされもう買い物に行きたくないとふさぎ込むことがなく、当たり前のように皆が思いやりを持って当事者を見守る体制になってほしいと思います。

 

 

 

「スローレジ」でゆっくり会計 認知症になっても買い物できる 支援する動き広がる

出典 読売新聞

 

 見守りは認知症とは切っても切り離せない話題であり、以前の#9、#13、#27でも内容を入れています。#27では見守りのためのシールについてご紹介 していますので宜しければご参考ください。
 
 背景にはご存じの通り、認知症の人の行方不明があり、年間1万7636人「9年連続の増加」です。地域で関わる警察、消防、行政、地域包括支援センターはじめ多くの関係者が長年取り組んでいてもやはり防げないケースもあります。

 

 この話題になると、GPSやBluetooth等の最新の技術を使った見守りをすれば良いのか?となりますが、中々うまくいきません。こういった技術はきっかけになりますので、それをもとに地域全体で持続的に見守る雰囲気の醸成を作り上げない限り防げないのだと思います。
 
 大垣市のニュースでも「見守りシール」、「見守り電球」、「スマートスピーカー」の展示会について触れています。
 
 今から始めて1日、2日で地域で見守る雰囲気の醸成にいたることはありませんが上記の展示会にあるようなソリューションをきっかけに支援の輪が広がると良いと思います。

 

 

 

 

認知症の人の行方不明 年間1万7636人「9年連続の増加」

出典 なかまある

 

 

高齢者見守り機器の展示会

出典 NHK岐阜県ニュース

 

 

 過去noteではニュースの配信が多いのですが少し堅い話も入れていこうかと思います。

今回は神奈川県の認知症施策についてです。

 

 市町村の取り組みは下記のような都筑区の取り組みのように認知症フォーラムやオレンジカフェ、見守り訓練など住民さんと触れ合うイベントの形が多いかと思います。

 そしてもう少し大きい視点になると大和市のような認知症条例の話題に広がっていく形になると思います。

 さらに県になると施策を議論する会議体や県民向けのポータルサイトの開設などに広がっていきます。
 神奈川県としても神奈川県認知症施策推進協議会を年2回開催し、有識者の参加の元議論が繰り返されています。こういった会議体は過去の議事録をすべて公開していますので宜しければご参考ください。
 

 東京都は会議の傍聴も出来ますが、案内日程が非常にタイトで見逃す場合も多いので興味のある県にお住まいの方は関係部署に問い合わせおくのも一つかと思います。
 

 またかながわ認知症ポータルサイトでは認知症に関する情報がかなり網羅されています。ここに来れば神奈川県や県下市町村の取り組みも大体わかるようになっているのが特徴かと思います。 
 

 ただ情報量が多いので当事者やご家族がアクセスしても希望の内容(どの医療機関に行ったらいいのか?、診療科は?、新しい薬の開発状況は?)などにはたどり着けない場合も多いかなと思います。

  

 最初に取り上げたのが神奈川県でしたが全国積極的な県は他にも多くありますのでまたこちらで情報入れていきたいと思います。

ちょっと堅い話でしたがお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

9月10日に都筑区認知症フォーラムを開催しました!

出典 横浜市都筑区

 

 

大和市「認知症1万人時代条例」制定へ、施策を推進

出典 朝日新聞デジタル

 

 

神奈川県認知症施策推進協議会

出典 神奈川県

 

 

かながわ認知症ポータルサイト

出典 神奈川県

 

 

RUN伴(ランとも)の活動をご存じでしょうか?

 

認知症に関わる方であれば一度は目にしたことはあるかも知れません。

 

 RUN伴(ランとも)は、今まで認知症の人と接点がなかった地域の住民や企業、商店などが認知症を生きる本人や家族、医療福祉関係者などと一緒にタスキをつなぎながら走る、まちづくりのイベントです。

また地域の例はご紹介していきますが最初のご紹介になります。

 

 

 

RUN伴(ランとも)

出典 NPO法人認知症フレンドシップクラブ

 

 ただもちろんランではなくウォーキングでも良く、さらには当事者がいなくても関係者で認知症への正しい理解を呼び掛ける場合もあります。下記の岡山県美作市では、市スポーツ医療看護専門学校の学生、認知症キャラバンメイトの地域住民、市職員らが、認知症啓発や支援のシンボルカラーであるオレンジの服やグッズを身に着けて参加しています。

 

 何かを一緒にしながら同じテーマをみんなで考える。会議室で打ち合わせやディスカッションするのも大事ですが外へ出て、綺麗な空気を取り入れながら考えるのも必要だと思いました。

 

 

認知症理解訴え 美作でウオーク 支え合いの地域づくりアピール

出典 山陽新聞

 

 伊豆市で10月1日イベントが開催されました。内容は下記のニュースや伊豆市の広報でぜひ確認していただきたいと思います。

 

 このイベントも含め多くは医療に関係する専門職が登壇され、お話をされるが住民にとっての興味のある専門職はやはり医師なのだろうか。伊豆市でも医師がお話しされているが、資格を見ると認知症ケア専門・学会専門医、社会・認知症サポート医・士 (介護支援専門員・福祉士などかなり専門性が広く、色々な視点からのお話になっていたのだろうと推察される。

 

 他に登壇される方には作業療法士、看護師、薬剤師、保健師、ソーシャルワーカー、行政職員、キャラバンメイトなど専門職ではない方も含まれることもある。ただ住民にとっては認知症を身近でわかりやすくお話ししてもらえる人ならもしかしてあまり拘りはないのかもしれない。

 

 

 

認知症の治療や予防学ぶ 10月1日、伊豆で講演会

出典 静岡新聞

出典 広報伊豆 令和4年9月号

 

 10月の渋谷区のイベントですが非常にネーミングとして面白かったので取り上げてみました。内容は医師の講話、まちづくり、当事者の話、そしてVRのブース設置など盛りだくさんの内容になっている。

 

 運営事務局は株式会社グリーンアップルが担っており、非常にわかりやすく、イベント内容すべてを網羅しなくても他市にとってすごく参考になると感じました。

 

 ただ都会のように高齢化率がまだ高くない地域でのイベントの雰囲気は私も経験が多くなく将来に備えてという雰囲気なのか、今すぐ対応必要だよねという雰囲気なのか気になる所である。経験として人口10万人以下のイベントの雰囲気で言えば60~80代の参加が多く、既に認知症が自分事になっており、予防活動も積極的に行っている住民さんの参加が多いと感じている。

 今後のイベントのあり方としては、世代を3つに分け自分の親や祖父・祖母のことを考える若い世代のセッション①、少し先のことを考える60~70代ぐらいのセッション②、友人や身近な方が当事者になってきている80代ぐらいのセッション③のように分けるとより分かりやすいのかとも感じた。ただ認知症の発症はもちろん年齢だけではないので分け方やセッション名は少し考えないといけないとも同時に感じました。

 

 

 

 

 

渋谷区「認知症なっても展2022」開催のお知らせ
〜認知症になっても大丈夫と言い合えるSHIBUYAへ〜

主催:渋谷区 福祉部 高齢者福祉課
運営事務局:株式会社グリーンアップル

 

 

「脳の健康チェックフリーダイヤル」の無償トライアルを開始
~「認知症で不安になる本人・家族・企業が少なくなる社会」をめざすパートナーを募集~
出典 NTTコミュニケーションズ

 

  9月21日のニュースですが非常にインパクトのあったのでご覧になった方も多いかもしれません。


 「脳の健康チェックフリーダイヤル」は20秒程度の発話での発話内容(年齢/日付)と声の質をもとに、AIが認知機能の変化を測定することができるサービスになります。
手順は下記の通りですが非常にシンプルな内容です。

 

 「脳の健康チェックフリーダイヤル」は以下の手順で認知機能の確認を実施することができます。


 ①「0120-468354」へ発信
 ②本日の日付を発話 (西暦何年、何月、何日、何曜日)
 ③年齢を発話(何歳)
 ④回答内容や話し方からAIが認知機能の状態を判定

 

 また同時に社会課題の解決に向けたパートナー企業・団体などの募集しているのも特徴かと思います。すでに銀行や損保など認知症の社会課題に関係する企業さんが参画していますがこういった取り組みはぜひ広がってほしいと思います。

 

 キッズ、学生へのサポーター養成講座は話題も増えてきており、少しずつであるが進んでいると思う。
 

 コロナで推進員やキャラバンメイトの方が小中学校に入って講座をすることが難しい部分はあるが活動自体にはご理解はいただけているためまた落ち着いたら再開するだろう。

 

 下記のニュースは佐賀市の内容であるが、9月の世界アルツハイマー月間に合わせ、佐賀市の金泉、大和地区の地域包括支援センター合同で認知症の啓発活動を行った。市内の北陵高の野球部員も参加し、大型商業施設で買い物客に認知症への理解を促した。市内の北稜高の野球部部員は46名もいてこれらの方が順次ボランティアを行ったようだ。

 

 小学校、中学校、高校と様子は違えど、印象に残る話題であれば認知症の啓発は持続可能に発展してほしいと思う。

 

 

高校生が認知症への理解呼びかけ 佐賀市の大型商業施設で街頭活動

出典 佐賀新聞

 

 

 また少し前の話題ですが世界アルツハイマー月間の話題を記載します。
 

 宮崎県日向市では下記の期間、認知症への正しい理解を深めてもらおうと、症状や地域の支援活動などが紹介されました。

 他の地域でも活動は様々行われていますが、どのぐらいの住民さんに目に留まり、どのぐらいの方が認知症を正しく理解してもらえているのかをいつも考えます。

 

 現在、広報の仕方は多様化してきていますので、以前の市の広報誌だけではなく、SNS、ケーブルテレビ、新聞、フリーペーパーなど発信は多くなり、目にする機会は増えていると思います。

 ただここからが大事ですが、こういった啓発はイベントでも同様ですが他の地域でもアンケートや聞き取りで表出化して、結果をまとめて出していくケースが多いのでしょうか?

 

 今後、第9期介護保険事業計画策定のタイミングに入りアンケートも実施されると思いますが、より市民全体の意見の集約や啓発状況などを把握できる内容の取得をぜひ楽しみにしたいと思います。

 

世界アルツハイマー月間 パネル&書籍展
【市総合福祉センター】
期間 9月12日(月曜日)から16日(金曜日)まで 午前8時30分から午後5時
会場 市総合福祉センター1階ロビー
【イオン日向店】
期間 9月20日(火曜日)から30日(金曜日)まで
会場 イオン日向店1階

 

 

 

21日世界アルツハイマーデー 日向で「認知症啓発展」 地域の支援活動など紹介

出典 毎日新聞

 

 

9月は「世界アルツハイマー月間です」

出典 日向市ホームページ