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認知症ちいきマップ

製薬会社にて認知症担当(主に自治体)。埼玉県川越市在住 (市民活動にご興味のある方はメッセージください) 認知症情報発信のブログ「認知症ちいきマップ」http://mapchiiki.comと市民活動「オレンジカワゴエ」https://orangekawagoe.onlineを運営しています。

高齢者の見守りも秋のシーズンは多いので3つまとめます。

 

地域は、北海道小樽市、静岡県焼津市、富山県氷見市についてですが、小樽市は道を尋ねる高齢女性に対して実際適切に対応した内容です。
 
このことは非常に素晴らしいことですし、内容の中で「同じような場面に出くわしてもまた助けます。みんな、この経験を生かせます」とあり、頼もしい限りです。私も出かけていてこういった場面に出会ったことがないのですが何か気になる様子の方がいれば声は必ずかけたいと思いました。

 

また焼津市、氷見市は捜索模擬訓練の内容になります。秋の時期にしっかりと訓練をして、対応法を思い出すということも大事だと思います。
 

何名見つけたとか、結果を求めるわけではなく、当たり前の日常で避難訓練などと同じような感覚で捜索模擬訓練がどんどん行われることを期待したいと思います。

 

 

 

「地獄坂」で道を尋ねる高齢女性 話がなんだか変と感じた大学生は

出典 朝日新聞

 

認知症不明者捜せ 焼津で訓練 保護と連絡を実践

出典 あなたの静岡新聞

 

 

認知症 お年寄りの捜索や声掛け訓練 

出典 北陸中日新聞

秋の時期はサポーター養成講座のニュースが多いので一気に4つ入れていきます。

 

神奈川県足柄上郡開成町、石川県安達志水町、東京都足立区、北海道本別町など様々行われています。

 

ニュースの内容はまたご覧いただきたいと思いますがサポーター養成講座を運営するにあたり、「講師は誰か?」、「対象が誰か?」、「関わる団体はどこか?」、「場所はどこか?」、また「広報はどのようにすると効果的なのか?」など私も多くの地域を見ていて一定の傾向がみられるなといつも感じています。
 
この辺りがノウハウとしてまとまり多くの地域で暮らす住民が認知症を正しく理解し、自分事として出来ることをして欲しいなと思いました。

 

 

認知症を学ぼう

出典 タウンニュース

 

 

認知症サポーター地域に広まれ 安達志水町 全小中学校で講座開講へ

出典 北陸中日新聞

 

梅田図書館:認知症サポーター養成講座(12月3日)

出典 足立区

 

 

本別町 認知症高齢者を住民が支援 ハードル下げ参加拡大促す

出典 NHK北海道

 

認知症に関しては数年前から認知症保険の話題やCMも増えてきました。

 

今後の備えという面では大事な話題かと思います。

 

具体的な違いはコメントする立場にないですが下記の記事では3つの保険に触れています。MCIレベルから対応できるものから金額の幅も様々ですので一度ご参考いただけたらと思います。

また同時にMCI・認知症への啓発や認知症予防への取り組みなど正しい知識を備えてから保険の備えに進むのがお勧めかと感じました。

 

〇朝日生命「あんしん介護認知症保険」
〇SOMPOひまわり生命「笑顔をまもる認知症保険」
〇太陽生命「ひまわり認知症予防保険」

 

 

 

認知症保険おすすめ比較ランキング

出典 福井新聞ONLINE

 

 

川崎市市政報告で認知症についての内容に詳しく触れていただいています。
 

この中では認知症予防への大事なポイント、認知症疾患医療センターの内容もありますが今回はオンデマンド交通について記載します。

 

記事の中では中原区のオンデマンド交通の実証実験について書かれていますが、オンデマンド交通とは利用者の予約に応じて運行する乗合型の公共交通サービスのことです。

 

この取り組みは決して認知症の方だけというわけではなく、へき地や公共交通が不便な地域の取り組みとして全国で実証実験が進められています。免許返納後の交通手段としても期待がされています。

 

一方でスマートフォンでの予約が必要であったり、手続きが複雑で高齢者には内容が浸透しないままうまくいかない地域も見たことがあります。ただいつもこの話を聞くとき、仕組みややり方としてのコンセプトは非常に良いものがあるため、一定の認知期間は何とか乗り越えて根付いていく地域がどんどん増えて欲しいと思います。

 

 

 

市政報告「住み続けたい街」へ~認知症相談窓口が充実。オンデマンド交通導入へ前進~

出典 タウンニュース

 

 

オンデマンド交通とはなんですか?

出典 公共交通トリセツ

 

認知症に関わる中で介護施設などの介護事業者さんのお力は欠かせないといつも感じます。介護施設に地域包括支援センターを併設したり、地域で啓発活動を行ったり様々な取り組みを行っています。

 

ニュースではイベントについて記載がありますが、こちらもRUN伴が関係しており、11月12日(土)、13日(日)にRUN伴を実施する他、その前にはより知識を深めてもらおうと10月1日(土)「認知症フレンドリーな三浦半島を目指して!」をテーマにした講座が開かれました。

 

講師を、国のモデル事業として認知症初期集中支援に取り組んでいる世田谷区認知症在宅生活サポートセンターの作業療法士・村島久美子さんと認知症の人の生活を向上させるための空間デザインの普及支援を展開する木内大介さんが務め、幅広い視点での内容になっています。
 
会場が平成町の県立保健福祉大学講堂を活用しているのも非常に良いですし、地域が開かれて認知症について多くの目に触れることがまず最初の1歩だと感じました。

 

 

 

認知症の理解を深める 介護事業所ら主催の講演会

出典 タウンニュース

 

栃木県足利市では、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりの啓発活動に取り組む「RUN伴+(ともぷらす)足利・佐野実行委員会」が名草上町の名草ふるさと交流館で竹灯りオレンジライトアップのイベントを行いました。
 
RUN伴については以前触れていますが、一緒に走るだけでなく、共に過ごす活動も全国では多くみられます。また59歳で認知症と診断された後、実名を公表して啓発活動に取り組んできた広島市、竹内裕さんも参加されています。

今後さらに参加された方が認知症に関して多くの気づきや想いを感じられる地域づくりが必要であり、継続するためのノウハウや仕組みづくりも同時に進めるべきと感じました。
 

 

 

竹灯りで幻想的なオレンジに 認知症啓発へ 足利

出典 下野新聞

 

ここ最近の話題として、認知症治療薬の治験成功のニュースが9月にありました。国内の製薬会社、エーザイ株式会社が1795 名の早期アルツハイマー病当事者を対象にしたグローバルな治験を行い、有意な悪化抑制が示された内容です。

認知症治療になるため認知症予防ではないのですが、治療薬があることはこれから予防活動を積極的に行う十分な理由になると思います。

 

また下記の記事にある横浜市の内容として、認知症の早期発見が大事で、そのためにはご家族や周囲の方々の気づきも必要とありました。さらに市では早期発見のため「もの忘れ検診」を無料で実施しており、今年度から各区で通年検診できるようになっており、また専門医療機関では、もの忘れドックや物忘れ外来なども設置されているそうです。

 

気づきのための雰囲気作り、脳の健康を知る機会、そして受け皿となる医療機関の設定、治療薬、こういった地域での土台があっての認知症予防になるのだと感じました。

 

 

 

抗アミロイドβ(Aβ)プロトフィブリル抗体「レカネマブ」について、1,795人の早期アルツハイマー病当事者様を対象としたグローバル大規模臨床第Ⅲ相CLARITY AD検証試験において、統計学的に高度に有意な臨床症状の悪化抑制を示し、主要評価項目を達成

出典 エーザイホームページ

 

 

横浜市の認知症予防最前線 市政報告みちよレポ【20】

出典 タウンニュース

 

若年性認知症についても取り上げるのは何度かになりますが、今回はイベントと就労について触れたいと思います。
 
 

イベントでは京都の下坂厚さんが登壇され、金沢市小立野の県立図書館で「すきなことをつづける幸せ」をテーマに、当事者やその家族が歩む「診断後の人生」を語り合いました。またパネリストに前田隆行も登壇されています。前田隆行さんは就労支援に関する「DAYS BLG!」理事長として有名な方ですし、ご存じの方も多いと思いますが参考までに下記のサイトもご覧ください。
 
 

就労に関しての話題がありますので、現在のガイドラインのようなものもご紹介したいと思います。当件については「若年性認知症における治療と仕事の両立に関する手引き」が内容としては充実しているかと思います。この中では両立支援を行う際の基礎知識や留意事項等が網羅されていますので関係する専門職の方がいれば一度ご覧いただけたらと思います。

 

 

若年性認知症 幸せに歩む 県立図書館で当事者ら講演会

出典 北陸中日新聞

 

 

デイサービス「DAYS BLG!」理事長の声

出典 相談e-65.net

 

 

若年性認知症における治療と仕事の両立に関する手引き

出典 岡山産業保健総合支援センター

 

 

東京大学と日の出町は、認知症への理解を深めてもらう取り組みを連携して進める覚書を締結しました。今までも自治体は明治安田生命はじめエーザイ株式会社など企業との連携協定は進んでいるが大学との覚書の締結はまだ多くはないと思います。

 

具体的な内容としては、認知症の人への対応のため東大が開発したカードゲームやVRプログラムなどを活用します。学校や商店街など、対象に合わせて認知症への理解を深めてもらう活動を進め、町教委は、これらを小中学校の学習に取り入れる方針です。

そして燕市とヤマト運輸の包括連携協定の資料もありました。様々な内容があるなか、認知症サポーター養成講座の内容があるなど認知症も含んだ包括連携協定も進んでいます。

 

今後も協定の内容も取り入れて紹介していきたいと思います。

認知症に優しい地域づくりを 東大と日の出町が覚書:東京新聞 TOKYO Web東京大と東京都日の出町は、認知症への理解を深めてもらう取り組みを連携して進める覚書を締結した。 高齢者看護を研究する五十嵐www.tokyo-np.co.jp

認知症に優しい地域づくりを 東大と日の出町が覚書
出典 東京新聞
高齢者に優しい地域づくり
出典 日の出町

 認知症に関して施策の指針になっているのは「認知症施策推進大綱」であり、認知症施策推進関係閣僚会議において令和元年6月18日にとりまとめられています。
 

 現在中間報告も経ていますが、全国地方自治体は基本この大綱をベースに認知症施策を推進しています。

 また認知症基本法に関しても令和元年に自民党・公明党議員による議員立法として国会に提出されましたが、新型コロナウィルスなど様々な状況により、継続審議の状態にあります。
 
 下記はHGPIが緊急提言した内容の記事ですが下記のポイントを明示しています。共生と予防の両輪の中でも共生と軸とすべきであること、本人の主体的参画を促すこと、研究開発の推進の3点になります。
 
 認知症基本法として法律として制定されることは世の中に大きな変革をもたらします。新しい薬剤のニュースも多く出ており、治療面でも変わっていく中、より当事者に向けた内容に推進して欲しいと思いました。

 

 

 

■緊急提言の主な内容:
提言1:「共生」を軸とした認知症基本法とすべき
1-1:国民の責務として「予防」ではなく、「共生社会構築への参画・協力」の明記を
1-2:「早期発見・早期診断・早期対応」と「相談体制の整備」の一体的な明記を

提言2:認知症の本人や家族の主体的参画を促す認知症基本法とすべき
2-1:「認知症施策推進協議会」(仮称)の設置と当事者委員の参画の明記を
2-2:政策形成・実行・評価において「認知症の人や家族等と協働する」ことの明記を
2-3:研究開発における「患者市民参画(PPI)」の明記を

提言3:研究開発の推進によるパラダイムシフトを踏まえた認知症基本法とすべき
3-1: 新たな予防・診断・治療技術の社会実装を見据えた保健医療福祉サービスの均てん化と「早期診断」の明記を

出典 HGPI【緊急提言】「認知症観を変革する認知症基本法の成立を」(2022年9月27日)