魔王の憂鬱 -8ページ目

魔王の憂鬱

情報通信っぽいことを、分かりやすく述べているつもりです。

メインフレーム上のファイル(データセット)の命名に関してのお話です。



命名はですね、主に英数字と、一部の記号から成ります。


具体的には「8文字までの英数字・記号」と、「ピリオド(.)」との繰り返し。

ただし、文字は最大で44文字まで。

また、磁気テープで用いられる場合は、後方の17文字が使われるそうです。


あ、1文字目に数字は使えません。


例: this.is.example

   (↑こんな名前のファイルだって、作れちゃうのです)



ファイル数が多くなると、これらの管理が難しくなってきます。

そこで、「カタログ」なるもので、データセットは管理されます。


カタログには、データセット名や、そのボリューム名などが入れられます。



カタログについては、次回以降でお話しましょうかね。

色々ありましたが、とりあえず一段落。

来週から、次の段落が始まるんだろうな・・


何をお話してたんだっけ。



・・あぁ、ボリュームの話で終わってたんですか。

で、ファイルとかの話をするって所ですね。なるほど。


では、ファイル(メインフレームではデータセットと呼ぶ)の話です。



まず、Windowsでの話。

「ファイル」は、「フォルダ」に格納されたりします。

「フォルダ」には、複数の「ファイル」を格納できます。

「フォルダ」の中にも「フォルダ」を格納できます。

「ファイルの種類」の区別には、「拡張子」を用います。


拡張子ってのは、「.txt」とか「.exe」とか、

ファイル名の後ろにつけられているやつのことです。

「.(ドット)」で始まって、アルファベット3~4字で表現します。


こう見ると、ファイルの格納は「階層型」のデータベースと同じですよね。


例えば・・


  「マイドキュメント」

↓            ↓

「マイピクチャ」 「マイミュージック」

↓     ↓     ↓     ↓

「画像1」「画像2」   「音楽1」「音楽2」


・・こんな感じ。



メインフレームでは、「一階層のみの階層型」で、ファイルを格納します。

メインフレームでいう「フォルダ」が、「ボリューム」にあたります。

前々回とかに触れたやつですね。Windowsでの「ドライブ」のこと。


「ボリューム1」     「ボリューム2」

↓             ↓

「データセット1」     「データセット2」


・・こんな感じ。



ただ、例外として、「データセット」を階層の親とする「区分データセット」

と呼ばれる格納方法があります。

これ、例外らしいのですが、よく使われているそうです。


複数の「メンバー」が、一つの「データセット」に入ります。


「メンバー1」

「メンバー2」  → 「データセット」

「メンバー3」

・・


こんな感じ。


「区分データセット」っていうのは、具体的には、

JCLやプログラムソースが格納されます。

各プログラムを「メンバー」という形でまとめて格納しておき、


「○○というファイル(データセット)にある、○○というメンバー名のプログラムを起動」


させるような使い方をします。



データベースの話も絡んできました。

難しい話ですので、説明も難しいのですが、

なんとなくWindowsとメインフレームでの、

ファイル格納の違いが分かったでしょうか?



データセットには、「拡張子」はありません。

データセットの名前の話は、別の機会にお話しましょう。

私事情により、4月3日(日)までの更新は勘弁してくださいmm



新年度か・・。

新しい話題も考えようかな。