客観的事実に基づく主観。 | うちの魔王さま。

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色々あってNPO法人ねこけん東京本部キンダーガーデンになりました。
がんばれお兄にゃんΨ( ゚∀゚)Ψ

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うちで預かっている子たちの譲渡の可不可を、
お申し込みが重複した際にどちらが猫たちにとってより良いかを、
判断するのは猫を預かっている私です。
 
これ昨日も書きましたが、その猫に関わった人たちの思いを背負っている分、自分で保護した猫よりその判断には責任があると考えています。
 
私、過去、2度大きな間違いを犯しました。
トライアルの中止や、正式譲渡後にやむを得ない事情で猫が戻ってくることとは別に、猫に申し訳ない、私が完全に間違えた譲渡が、2度あります。
1度目はやんちゃすぎる子猫が手に負えない、怖いと言われて。
2度目は、医療費が保険の枠を超えてもう払えないと泣かれて。
 
どっちも、ぶん殴ってやりたいくらい腹が立ちましたが、猫を取り戻すまでは相手を一切否定せず(へそ曲げられたら困るので)、淡々と笑顔でお迎えに。
しかも、こういう人ってなんか悲劇のヒロインぶりたがるというか、ホント胸クソでした。
 
それまでも、かなり慎重に面談していたつもりだったんですけどね、それ以降、更に慎重になった気がします。
些細な不安も違和感も見逃さないように、一言一句聞き逃さないように。
 
それでも私、年間約70頭をお届けしています。
決して、理不尽な譲渡条件で大多数を跳ね退けたりはしていません。
 
 
で、本日の本題ですが‥
 
「まえおきながいのだ」
 
毎度のことですね。
 
 
今回、私の主観で譲渡の可不可が決まるのはおかしい、というような抗議をされました。
 
ねこけんの里親さんは、里親希望の申し込みの際の、めっちゃ細かいアンケートを覚えていらっしゃると思います。
ご家族構成、お留守番時間、先住さんについて、猫にかける費用、脱走対策やアレルギーの有無とその対策についてなど、詳しく書いていただきます。
そしてそのアンケートを基に面談をさせていただき、お申込みの前にお話したことも含め、最終的に判断するのは私ですから、間違いなく主観です。
 
生後2ヶ月の幼猫はお留守番短くて、すぐに病院へ行けるとかその子(たち)だけにかけられる時間が長い方が望ましいし。
高品質なフードを与えられ、清潔なトイレを維持できる予算は最低限必要だし。
脱走対策必須だし。
とりあえず、皆さんもそうやって客観的事実に基づく主観で判断していると思っていたのですが‥違うの?
 
というより、それを批判されるなら、どうやって決めろと言うのでしょう?
主観で判断しないなら面談なんていらないし、先着順とかくじ引きでもしろってことなんでしょうか?
 
 
些細な不安や違和感に目をつぶれば、譲渡はもっと簡単なのかもしれません。
でも、それで、ずーっと不安が付き纏うくらいなら、自分が安心して託せる方だけにお届けしたいです。
何かあった時に後悔しても遅いから。
 
「はは、ちょっとえらそう」
 
こういうこと書くから猫ボラ何様wって言われるのかもね。
お前に判断されたくねーわ!みたいな?
 
 
ただこれ勘違いしていただきたくないのは、
「あたくしのお眼鏡に適う相手にしか渡しませんことよ!!」
みたいな上から目線な意味合いではないですからね?
 
愛情と、手間暇と、費用をちゃんとかけてくれて、脱走対策をして、健康管理をして、一生一緒にいてくれる、そんな当たり前のことしか望んでいないんです。
それに不安を感じたら譲渡はできないって、そんなおかしなこと言ってますかね?
 
これまでお届けした里親さんたちのこと、信頼しているし、立場は違っても同じ猫好きの仲間だと思ってるし。
そういう方に繋げてこれたことは、私自身の誇りでもあります。
自慢の里親さんたち、みんにゃ幸せで、本当に感謝しかないです!
 
だから、その子たちと同様に、この先も、誰かが生きてほしくて幸せになってほしくて私を信じて託してくれた子を、私が不安を感じる相手には渡せないんです。
 
だって‥
「あの子は絶対幸せだから安心して!」って伝えたいじゃないですか。
辛いことも多い最前線で活動している仲間に、救って良かったって、やってて良かったって、感じてほしいじゃないですか。
 
「2アウトで後がないもんね」
「もうまちがえられないのだ」
 
ほ‥ほんとだ‥(゚Д゚;)
 
 
そんなわけで、当たり前のことしか望んでないので、気楽に譲渡会お越しくださいw

 

本気の譲渡会、次回は6/18

予約優先、リンク先をご一読ください。

 

ではまたっ( ´Д`)ノ~

 

 

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