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ママたちのゴハンのことを書いたので、今回は離乳について書きます。
離乳期、離乳~しっかりドライフードを食べられるようになるまでのこの時期が、私が一番睡眠不足になる時期でもありますw
しっかり食べさせて、不妊去勢手術ができる大きさまで育てます。
このくらいの時期です(´艸`*)
体重は400g位~1㎏まで、週齢にすると5~10週齢くらいかな。
園長の腕の見せ所。
ミルクの選び方はこちらに少し→搾乳チャレンジ。
私が受け入れる仔猫には2種類いて、1つはママと一緒の楽々離乳。
少しずつ食べる量が増えればOKなので、下痢もしなくて万事スムーズ‥なことをセラフと6つ子の時に知りました。
ほんっと下痢しなくて、めっちゃ楽でした。
母が優秀なのでタオルが汚れることもなく、離乳もトイレトレーニングもすごくスムーズ。
以前、ベテランのミルクボランティアさんとお話したときに、子猫は必ず下痢するよね~という話になりまして。
授乳しはじめに1回、離乳で1回、最低でも2回、と。
私の場合は預かる時期でいうと離乳の1回だけですが、食事の切り替えで下痢をする子が多いわけです。
単純に"食べ物"ではなく、お水も。
人間で言うところの水あたり?
なので、子猫に与えるお水は、慣れるまでは一度煮沸して冷ましたものの方が安心です。
水当たりは下痢の程度にもよりますが、整腸剤で安定する場合もあれば、抗生剤と点滴になることも。
続く場合は早めの通院を。
で、ミルクに少しずつ離乳食を混ぜて、割合を変えながら離乳させる、というのを見たことがある方も多いかもしれません。
ですがコレ、離乳食からスタートする場合にはあまりオススメしません。
というのも、人工ミルクで育っている子は、ミルクにお腹が慣れているんですね、でも、直前まで母乳だった子猫の場合は、ミルクと離乳食、食べたことがないものが2種類同時にお腹に入ることになります。
ペットフードのパッケージにはフードの切り替えの仕方が記載されていますが、あれは風味に慣らすためではなく、突然食べ慣れないものを食べると消化が追い付かず、お腹を壊すことがあるからです。
それを避けるために、少しずつお腹を慣らしましょう、ということ。
離乳の際にも同じことが言えます。
2種類よりは1種類の方がお腹に優しいので、混ぜなくていいと思う。
これだけで十分。
ムースで下痢しなければドライフードをふやかしたものと混ぜるんですが、去年はふやかしフードやらなかった気がする。
初年は数が多くてムースの消費量が半端なくて嵩増しで混ぜましたが(安くないし)、去年は確か、ムースに慣れる→ドライフードそのまま少量混ぜる→気づくとドライフード食べてた・・だったような?
真菌パンデミックで記憶が飛んでいるw
あ、やっぱりムースだけでスタートしてた→ちまちま軍団のお食事事情。
だいたい5週齢くらいですかね。
お水を飲む子もいれば
乳母のおっぱいから離れない子も。
ムースやふやかしフードなど柔らかいものは嫌で、突然カリカリをそのまま食べ出す子も。→離乳食を飛び越えて。
この辺って、ぶっちゃけ絶対的な正解はなくて、子猫たちの好み、成長の度合いを見ながら試行錯誤するしかないんですよね。
人工ミルクの子の場合は、飲み慣れたミルクがそこにあるので一進一退でも良いのですが、母猫がおらず、仔猫だけで保護して食べてくれないと心配になりますよね。
そこで、強制給餌となるわけですが・・離乳してすぐの頃はそんなに食べ物の好みがないので、食べてくれない子もあれこれ変えたりせずに少量×回数でカバーして慣らしていきます。
バフィ&ファルルは最初のうち1日5~6回食べさせてました。
パクパクあむあむではなく、吸い食いが長く続く子もいますが、実はめんどくさ可愛い。
吸い食いで手からしか食べない可愛い子もいたり・・
ま、お皿からたべてくれなくて手を追うので立ち食いになったりしますけどw
可愛すぎたww
どーしてもムースを食べてくれない場合はa/d缶を混ぜるんですが、今、欠品でアホみたいな価格なんですよねー。
一昨年かな、カルカンを少量混ぜたこともあります。
匂いが強いのでこれで食べる場合も。
強制給餌も慣れなので、最初は上手くいかなくても段々お互い慣れてきます。
なので、私、給餌が始まると左の爪だけ短く切りますw左利きなの。
というわけで、離乳食のオススメは断然ロイヤルカナンのムースです。
私は、成猫用ですら忌避しているメーカーの製品をデリケートなちまちまに試す気は一切ないので、他の製品のことは分かりません。
下痢させたら辛いのは仔猫の方なので。
しっかり食べられることを確認しつつ、マザー&ベビーのドライをいつでも食べられるように一緒に置いておき、1日1回は体重測定と、軟便があればお尻チェックを。
これも預かりやってる中で学んだんですが、ケージ管理は1胎ずつの方が排泄チェックが楽です。
腸内環境が悪化したり、コクシジウムが出たりもしますが、仔猫の場合は下痢するとみるみる体重が減るので要注意。
うんちの臭いも嗅いでおくと経験値が上がりますw
おりしゃまは入園日の朝に捕獲されて隔離期間があったので、甘えん坊さんなのにひとりっこだし‥で可哀想でした。
でも、隔離は大事。
これからの季節、乳飲み子ではない子猫を保護される方もいらっしゃると思います。
先住さんがいる場合は特に、しっかり隔離して、できれば保護当日、無理でもなるべく早く病院で診てもらってください。
ノミダニと内部寄生虫をまとめて駆除できるお薬もありますし、、、真菌も怖いんだからねーw
ホームセンターなどで売られているノミ取り首輪は効果がないだけでなくむしろ有害です。
ちゃんと動物病院でスポットタイプの駆虫薬を処方してもらってください。
幼齢で使用不可な場合でもフロントラインスプレーがあります。
どんなヤブ医者でもこれだけは絶対に間違いようがないからご安心を!
余計な話もたくさん書きましたが、離乳期は社会期でもあり今後のニャン生にも大きな影響を与える大事な時期です。
どこの子もみんにゃ元気に育ちますように
ではまたっ( ´Д`)ノ~
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