バイアス&データ分析予想と回顧分析ブログ -9ページ目

■【訂正有】2013年セントウルS予想

■2013年セントウルS予想

3連単にカナロアの番号が抜けてたので、訂正させていただきました。
ご指摘ありがとうございました。
点数は変わりません。

▼予想
◎13ハクサンムーン
○5ローガンサファイア
▲8シュプリームギフト
☆9ロードカナロア
△1、3、4、10、11、12


▼見解
ここは迷わず◎13ハクサンムーンで勝負したい。
逃げ馬が大外枠になったことからか、思ったよりもロードカナロアとの2強オッズになっていないのはありがたい。

この馬の良さは何と言ってもテンの速さ。
異常な速さを持っている同馬に、今回のメンバーで突っかかってくる同型は不在。
展開的には相当有利になるだろう。

ちなみに外枠は全く心配ない。
過去1200M戦で二桁馬番になった場合
(2-1-1-0)と完璧に好走しているからだ。

2着以上でサマースプリントシリーズのチャンピオンになるためにも、ここは確実に仕上げてくるだろう。


相手はデータ分析通りに夏に使われた牝馬2頭、
○5ローガンサファイア、▲8シュプリームギフト。

どちらも前走重賞で3、4着とまずまずの好走という点も非常にいい。
そのおかげで穴人気程度にとどまっている。
特にローガンサファイアは昨年の覇者であるエピセアロームと同じローテーションだけに、期待せずにはいられないところ。

やや不安が残るのは☆9ロードカナロアだろう。
夏を一度も使っていないのに、斤量58キロと断然のオッズを背負って、いきなり夏の好調馬たちと走るのは不安を感じる。
過去にもカレンチャンやダッシャーゴーゴーがこのレースにおいて
「昨年好走→翌年斤量増で凡走」というパータンで敗れているので、連を外しても何ら驚けない。
ここは抑えにするのが妥当だろう。
目標はあくまでもスプリンターズS。

以下、数頭おさえて今回は3連単で勝負したい。


▼買い目
3連単
13ー5、8ー1、3、4、5、8、9、10、11、12

5、8ー13ー1、3、4、5、8、9、10、11、12

13ー1、3、4、5、8、9、10、11、12ー5、8
48点各100円

13ー5、8ー9
2点各200円

13ー5、8ー4
2点各100円

合計5400円

買い方はハクサンムーンが連を外さず、好調牝馬が1頭以上は絡んでくるという想定。
ロードカナロアが3着以下だとかなりつくので、広めに買っていい1戦と判断した。


*ちなみに京成杯AHは、レオアクティブ、ルナ、ゴットフリートあたりから買う予定です。

■2013年セントウルS分析2〜凡走する人気馬のはっきりとした傾向〜


本日は開幕週。
馬場読みに徹して勝負は明日にします。
というわけで、予告通りに分析の続きです。


■2013年セントウルS分析2

▼凡走する人気馬のはっきりとした傾向

セントウルSは、前走が夏を使っている、
つまりサマースプリントシリーズに
出走した馬が勝ちきっています。


過去5年の優勝馬5頭を見ていくと、

【2012年】
1着6人気
エピセアローム
単勝16.5倍
前走:北九州記念


【2011年】
1着2人気
エーシンヴァーゴウ
単勝6.4倍
前走:北九州記念


【2010年】
1着4人気
ダッシャーゴーゴー
単勝9.6倍
前走:北九州記念


【2009年】
1着5人気
アルティマトゥーレ
単勝10.6倍
前走:アイビスSD


【2008年】
1着3人気
カノヤザクラ
単勝7.6倍
前走:アイビスSD


と、1人気は1頭もおらず、しかも勝ち馬は、
前走サマースプリントレースからの
わかりやすいローテーションで買いやすいです。

中心はこのような夏のローテーションからでいいですね。


・・・・・


そしてここからは
「凡走しやすい人気馬」について分析していきます。


もうこれは傾向がハッキリとしていて、
1、休み明けの実績馬
2、昨年よりも斤量増
のどちらかに(もしくは両方)該当した馬が凡走しています。



▼1、休み明けの実績馬

過去5年間、毎年のように
長期休養明けの実績馬が凡走
または人気を下回る結果となっています。

【2012年】
3人気4着
カレンチャン
単勝5.0倍
前走(中23週)高松宮記念


【2011年】
1人気3着
ダッシャーゴーゴー
単勝2.0倍
前走(中12週)CBC賞


【2010年】
2人気2着
グリーンバーディー
単勝6.2倍
前走(中16週)クリスフライヤーIS


【2009年】
1人気2着
スリープレスナイト
単勝2.8倍
前走(中23週)高松宮記念


【2008年】
1人気8着
スズカフェニックス
単勝2.5倍
前走(中13週)安田記念

2人気9着
ファイングレイン
単勝5.7倍
前走(中23週)高松宮記念

*まともに好走できたのは海外馬の
グリーンバーディのみです。

どれも実績馬なので人気で凡走
することになるので、非常においしいですよね。

今年はあの馬が安田記念からの参戦で、
間隔があいていますね。


▼2、昨年よりも斤量増
つぎに斤量面。

このセントウルSの特徴として
「昨年出走した好走馬が今年も出走してきた場合、
斤量が増えるので凡走」しているんです。


【2011年】
1人気3着
ダッシャーゴーゴー
58キロ

昨年2010年
1着時は斤量55キロ


【2009年】
2人気4着
カノヤザクラ
56キロ(牝馬)

昨年2008年
1着時は55キロ


と、凡走しています。

やはり短距離戦において
斤量増というのは非常に過酷な条件。

しかも間違いなく、
今年より昨年の方がピークに近かった
(調子がよかった)という馬も多いはずです。


この2つのマイナスファクターは
覚えておく必要があるでしょう。

セントウルSにおける
「夏の上がり馬VS休み明けの実力馬」
過去のデータを見る限り明暗がはっきりしていますね。


▼今年の該当馬は・・・
ロードカナロア

断然の人気が予想されますが、
・安田記念からの中13週の休み明け
・昨年56キロ時より2キロ増の58キロで出走

というマイナスファクターが重複しています。

単勝や軸にするのは非常にハイリスクですね。

■2012年オータムAH分析〜好走の方程式:ミスプロ×中山実績~

■2012年オータムAH分析

▼好走の方程式~ミスプロ×中山実績~

今週から中山開催ですね。
中山と言えば非常にトリッキーなコースで、
そのためリピーターも発生しやすいコースです。


マツリダゴッホやネヴァブジョン、
エアシェイディ、トウショウシロッコなど、
中山コースを得意としてい馬が何度も活躍するのが
中山の特徴の1つです。

よってここも同じように中山コースを
得意としている馬の好走が目立つ舞台です。


しかしそれだけでは購入馬を絞りきれないので、
さらに追加ファクターとして
「ミスプロ血統」がここでは活躍しています。

ミスプロ系は多くの種牡馬がいますが、
キングカメハメハやフォーティナイナー
などが代表的ですね。

ミスプロはダート的要素が強い血統ですが、
中山の芝は非常にタフなので
そのパワーがここでは生きてきます。

よって、
・中山実績
・父か母父ミスプロ内包

という2つの要素を持った該当馬を
積極的に狙っていけば良いでしょう。


過去5年の3着内馬15頭を見ていくと、

【2012年】
1着2人気
レオアクティブ

父ミスプロ系
アドマイヤムーン

中山(1-0-2-1)
朝日杯FS3着


【2011年】
1着2人気
フィフスペトル

父ミスプロ系
キングカメハメハ

中山(2-1-1-2)
朝日杯FS2着
スプリングS3着


【2010年】
2着7人気
キョウエイストーム

父ミスプロ系
スウェプトオーヴァボード

中山(4-3-2-0)
中山芝複勝率100%


【2009年】
3着3人気
マイネルスケルツィ

母父ミスプロ系
マキャベリアン

中山(3-0-2-2)
NZT1着
京成杯AH3着


【2008年】
3着2人気
ステキシンスケクン

母父ミスタープロスペクター

中山(2-1-0-2)
京成杯AH1着


と、該当馬が毎年好走しています。


▼今年の該当馬は・・・

では、今年の登録馬の中で、
「父か母父がミスプロ系血統で、
中山重賞3着内実績のある馬」は、1頭。

レオアクティブ

父ミスプロ系アドマイヤムーンを父に持ち、
中山(1-0-2-1)と適性有り。
しかも朝日杯FS3着、昨年の当レースの覇者という
重賞での実績もあるのがいいですね。

しかも今年は、
安田記念好走馬ダノンシャーク
NHKマイルC好走馬インパルスヒーロー
が出走予定なので、
人気も一本被りにならず狙いやすいでしょう。


明日はセントウルSの分析2を更新します。