■2011年:天皇賞・春 データ分析3
■2011年:天皇賞・春 データ分析3
■菊花賞から見る天皇賞春
「明け4歳が強い」
世間ではこのように言われていますが、本当にその通りです。間違いなく近年ではメンバーがそろった世代であって、この世代を中心に芝の重賞レースは動いています。
では、天皇賞春という長距離G1において、各馬をどのように区別・比較していくかと考えたときに、どのようなデータを思い浮かべるか。
明け4歳=昨年の3歳馬
長距離G1天皇賞春
僕なら間違いなく「菊花賞」の実績を見てみます。
では、実際に過去10年の菊花賞実績があった馬はどのような馬がいたか。
▼過去10年、天皇賞春3着内馬の菊花賞実績
<10年>
該当なし
<09年>
2着アルナスライン 菊花賞2着
3着ドリームジャーニー 菊花賞5着
<08年>
2着メイショウサムソン 菊花賞4着
3着アサクサキングス 菊花賞1着
<07年>
1着メイショウサムソン 菊花賞4着
<06年>
1着ディープインパクト 菊花賞1着
2着リンカーン 菊花賞2着
3着ストラタジェム 菊花賞5着
<05年>
1着スズカマンボ 菊花賞6着
2着ビッグゴールド 菊花賞13着
<04年>
2着ゼンノロブロイ 菊花賞4着
<03年>
1着ヒシミラクル 菊花賞1着
<02年>
1着マンハッタンカフェ 菊花賞1着
2着ジャングルポケット 菊花賞4着
3着ナリタトップロード 菊花賞1着
<01年>
1着テイエムオペラオー 菊花賞2着
3着ナリタトップロード 菊花賞1着
<00年>
1着テイエムオペラオー 菊花賞2着
2着ラスカルスズカ 菊花賞3着
3着ナリタトップロード 菊花賞1着
今年のメンバーの中で、菊花賞に参戦していた馬は多くいますね。ただ、勝負になりそうなのは、やはり「明け4歳世代」でしょう。では何頭いるかというと、
ローズキングダム
ビートブラック
ヒルノダムール
以上、3頭が今年は登録しています。
■2011年:天皇賞・春 データ分析2
■ローテ―ションから見えてくる天皇賞春の性質
▼過去10年の主なローテーション
阪神大賞典(2-2-5-44)
産経大阪杯(3-1-2-20)
日経賞(2-6-1-28)
京都記念(1-0-1-3)
▼データから見る分析・解説
10年のうち、9年はこの「前走G2 」組が、優勝しています。
1頭の例外は、2005年のスズカマンボ。
前走大阪ハンブルクCというOP戦からのローテーションで、大波乱を演出した年でした。
今年のメンバーを見る限り、間違いなくG2組から勝った方が無難でしょう。
おもしろいのが、前走産経大阪杯(3-1-2-20)のデータ。
詳しく見てみると、3着内に入った6頭は、
テイエムオペラオー
ヒシミラクル
メイショウサムソン
メイショウサムソン
アサクサキングス
ドリームジャーニー
すべてG1での実績があった実力馬たちで、しかも長距離G1を制している馬がほとんどです。
では、今年の大阪杯組はどうなのか。G1勝ちしている実績のある馬は、
エイシンフラッシュ(ダービー制覇)
ドリームジャーニー(朝日杯FS、宝塚記念、有馬記念制覇)
■2011年:天皇賞・春 データ分析1
■2011年:天皇賞・春 データ分析1
■人気から見る天皇賞の傾向
まずは過去10年間の人気別の傾向を見てみましょう。
▼人気別
1人気 (2-0-3-5)
2人気 (3-2-1-4)
3人気 (1-2-0-7)
4人気 (0-3-2-5)
5人気 (0-0-2-8)
6人気 (0-0-0-10)
7人気以下 (4-3-2-91)
▼年度別(左から1、2、3着馬の人気)
2001年(1-3-2)
2002年(2-3-1)
2003年(7-8-1)
2004年(10-4-5)
2005年(13-14-4)
2006年(1-2-8)
2007年(2-11-4)
2008年(3-2-1)
2009年(12-4-5)
2010年(2-4-16)
▼データから見る分析・解説
これを見てみると、けっこう荒れているレースだと言うことがわかると思います。特に、1人気は、
1人気 (2-0-3-5)
勝率・連対率は2割しかありません。1人気が。しかもその2頭とは、
2001年テイエムオペラオー
2006年ディープインパクト
歴史的名馬であることは、競馬を知っている人ならわかると思います。
つまり、このデータから天皇賞春は1人気からわざわざ勝負する必要はなく、切ってもいいと判断できます。その理由は、
・3200Mという未知の距離
・58キロという斤量
こんな条件の中で、「最も売れている馬券を買う」必要は全くありません。むしろリスクしかありません。天皇賞春は、相当にタフな能力が必要とされるので、上記の条件を克服できる馬でなければ勝ち負けできないということです。
今年の1人気はおそらく、トゥザグローリー。2連勝で内容も良く、ここでも期待されるのは間違いないでしょう。日経賞は58キロでしたし。ただ、同馬が上記の1人気で勝った2頭と同じくらいの能力があるかどうかは、過去の成績を見てもらえばすぐにわかるはずです。
さて、現時点で馬券に必要かどうか、答えは出ましたか?