2024年〜令和六年〜 能登半島地震で被災された方、亡くなられた方に心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。
私の親しい友人も現在孤立しているようで、連絡が取れません。
地震直後に、「家族は無事です」とLINEが入りましたが、それ以降メッセージのやり取りができていません。
多分電池がないんだと思います。
気持ちは焦りますが、何もしてあげられないので、せめて募金だけ。
もう少し復興してきたらいっぱいできることがあると思います。
東北も、いまだに支援を続けている知り合いもいて、大きい災害は長い支援が必要であるということは実感しています。
そして、気になる記事が流れました。
能登でずっと守られていた「火様」という、灯火が震災で消えてしまったというのです。
北國新聞の記事はこちら
「火様」については、「一般社団法人のと火様の守り人」のリンクを貼ります。こちら
「火」は、洋の東西を問わず、大切にされてきました。
「人」としての文明の始まりででもあります。
能登七尾にある、岩穴集落の灯火が消えたのですが、奇しくも分火した先の珠洲市も壊滅状態だったのに、避難して無事だとか。
比叡山にも「不滅の宝燈」という灯火があります。
灯火の燃料の「油を絶やしてはいけない」ということから「油断大敵」(ゆだんたいてき)という言葉が生まれました。
火は聖なるものであるという考え方があります。
オリンピックの聖火もそうですが、ゾロアスター教という「火」そのものを神様として祀る教えもあります。
「火」は金属とコンビで扱われることも多く、それは金属の精錬には火の扱いが必須だからです。
この能登にある「七尾」という地名ですが、これは7つの「尾根」があった「七尾城」からきており、それは「松尾」「竹尾」「梅尾」「鶴尾」(菊尾)「亀尾」「竜尾」「虎尾」の7つだそうです。
実は「七尾城」が島根県にもあります。
島根県益田市にある「七尾城」です。
ここからは、海を望むと能登半島が見えるそうです。
それがですね、実は「火様」の炎が消えてしまった七尾に「火司神社」(ひづかじんじゃ)という神社があり、炎の神様「カグツチ」が御祭神です。
この神社、珍しいことに「西」を向いて建っているようです。
ここから、真西に行くとそこにあったのは、なんと「竹島」です。
領土問題で取り沙汰されている、日本海に浮かぶ島、竹島。
ちょうどこの火司神社と同じ緯度(北緯37度)に存在します。
火司神社は、なぜ真西を向いているのでしょうか?
更に、島根県にある「七尾」。
島根県は神様の里、出雲です。
竹島へは、昔、島根県の美保港から船が出ていたそうです。
美保は、出雲の神様にとって大事な土地でもあります。
全国の恵比寿神社総本社が、ここの美保神社です。
それは、この港に神様が到着したという謂れがあるからです。
美保神社のある美保関は、北前船の航路でもありました。
北前船は、古くから京都や大阪と北海道とを日本海で結ぶ大切な輸送の大動脈でした。
出雲と能登をつなぐのは、「炎」。
そうです、炎と金属は切っても切れないとお話ししました。
能登先の佐渡には「金山」、島根県の石見には「銀山」。
そして、日本列島を金龍・金龍が巴の形になっているという人がいます。
能登半島は、銀竜の頭でその内側にある能登島は、竜の宝珠とも言われています。
その背骨が九州までつながり、金龍の頭は、反対側の房総半島。
更に九州の長崎、壱岐に「7つの爪を持つ龍」が祀られている神社がある話を聞きました。
その神様は、「龍光大神」
7つの爪と、7つの尾。
龍神は、水神です。
ですが、今回テーマは「炎」。
能登半島と房総半島の関係も深いです。
金龍、銀龍のご機嫌はいかに?
本当に、早く補給の道が通り、物資が隅々まで行き渡りますように。
私もできることから手伝いしています。
そして、自分達が被災したとしても、なるべく自立できるように、日頃から工夫をしたいと思っています。
「祈り」は、労力や能力がなくても誰でもできる支援だとも思っています。
誰かの健康と安寧を、いつも祈れるようなそんな心落ちでいられたいいなと思います。
ぜひ、これを読んでくださったみなさんも、一瞬、被災者のために健康と安寧を祈ってください。