台風19号の被害が、ここまですごくなるとは想像していませんでした。
被災された方々には、本当に心からお見舞い申し上げます。
さて、前世を信じますか?
私の住む街は昔から水害が多く、街の中を流れる川はいわゆる「暴れ川」でした。
江戸時代には、大きな治水工事がされました。
しかし、私が小さい頃もまだ決壊を起こしていました。
今回、橋桁ギリギリまで水位が上がりましたが、幸いにも溢れることがなく治りました。
私は、前世を信じていたわけではありませんが、ちょっとしたきっかけで急に不思議なイメージが広がった経験がありました。
なんだかわかっていなかったのですが、前世の記憶だと言われて、なんだか何かがストンと胸に落ちた気がしました。
そのイメージは、洪水のイメージです。
よくよくイメージを辿ってみると、当時私は小さな村の天気や作柄を占うようなことをやっていたような気がします。
その年の占いは御神託が信じられず、自分の経験だけで結論を出した結果、自分の判断とは逆の大水害が起きてしまいました。
そして、多くの人の命が奪われてしまったのです。
いつも私と共にいてくれた龍神の悲しみは、この上ありませんでした。
今でも思い出すと涙が溢れてきます。
その龍神は怒るというより、悲しみのために気が狂ったようになっていました。
どう取り成そうとしても無駄でした。
神様や眷属は、その人の魂の歴史を見ているそうです。
そして、各地にいる神様方は、その人間の過去のデータを次々リロードして共有するようです。
神様クラウドがあるのかも。
私は、今もなお「業」を抱えています。
「我」が強いことです。
「天上天下唯我独尊」というのは釈迦の言葉(本当は違うと言われていますが)ですが、これは「お釈迦様」という人が言えばこその言葉です。
これを、どうも私は「我欲」からそう思っている節があります。
この洪水の教訓をちゃんと受けとめて、やり直すために生まれ変わってきたのではないかと思います。
私は、「こう」と信じたら、余裕がなくなり、それしか見えなくなります。
なので、柔軟性に欠けて、怪我をすることも多々あります。
心も、体と同じく柔らかさを失うと怪我をしやすくなります。
しかし、ボロボロになっても立ち上がる根性はあります。
でも、その根性は本当は必要のない根性です。
アスリートが怪我をしないように自己管理をすることも、大切なスキルの一つと言われていますが、それにはまず自分の能力をよく知ることが大切です。
決して、「過大」も「過少」もしない評価です。
そして、少しだけ負荷をかける。
目の前にある課題をコツコツこなすことの連続。
身体能力も、心も同じです。
できないことを嘆いても仕方がありません。
思いつく限りの努力をしてみようと思います。
でもね、周りを見る余裕がないといけません。私の場合。
日々、「ああ、またやっちゃった」が多いこの頃です。
でも、いつかもう少し早く、自分がやらかしそうな時に気がつくようになれるといいなあ。
まずは、失敗を明るく受け止められるように、ということを頑張ります。
そして、「心の柔軟体操」を心がけます。
って、書いておくと、やらない訳にはいかないでしょ?