つい先日、習いに行ったばかりだと思っていたら1ヶ月が経つのは本当に早い
今月も新妻シェフの快活なトークでスタートです
メインにはイタリアでクリスマスによく食べられているという家庭料理を教えていただきました。
メニュー名は「カッポーネ ディ ナターレ」
カッポーネとは去勢した雄鶏のことらしく、日本ではなかなか手に入らないので、中抜きした若鶏を代用して使うと良いそうです
その中抜きした若鶏のお腹に、もち米や炒めたキノコなどを詰め、
タコ糸で縫って形を整えます。
一緒に煮込む野菜をカットし
あとは鍋で1時間30分~2時間程度煮込むだけ
参鶏湯(サムゲタン)のイタリア版というイメージです。
途中、灰汁を丁寧に取り去ることが重要で、灰汁が残っているとその灰汁が野菜に付いてしまうのだそうです。
さらにイタリアでは、このときに出来た鶏のスープをパスタの出汁に使ったりして、2次使用するのだそうです
さて、煮込んでいる間に、前菜作りに移ります。
「マグロとアボガド ズワイガニのタルターレ」。
最初にグラスにドレッシングをしいたら、アボガド、マグロ、ズワイガニの順に層を作って盛り付けていき、
最後にトーストしたフランスパンとキャビアをトッピングして完成
器がグラスというのが高級感が出て、クリスマスにはピッタリの演出です
別にセルクルで作るやり方もデモしていただきました
続いてパスタは「鱈の白子と青ネギのスパゲッティ 柚子の香」
ふだん白子を使った料理を作らないので、興味津々
新妻シェフに良い白子(美味しい)の見分け方も教えていただいたので、さっそく購入してみたいと思います
鍋にアサリ、水、昆布、ネギの青い部分を入れて火にかけ、それを濾してアサリのスープを作るところから始まります。
白子は塩をして脱水したら粉をしてソテーします。
フライパンにニンニク、唐辛子、オリーブオイルで良い香りが出てきたらカットした青ネギを加えて、ソテーした白子を投入。
白子を潰すように炒めて、白子のもつクリーミーさを出していきます。
茹でたパスタをからませたら器に盛り付け、最後に摩り下ろした柚子皮をトッピングして、完成
この瞬間に柚子の爽やかな香りが、漂ってきて、お味の期待も最高潮です
そうこうしているうちに鶏の煮込みも良い具合に出来上がり、こちらも盛り付けていきます。
新妻シェフの作品3品の完成で~す
さてさて、試食タイムでは
トッピングのフランスパンに盛り付け、こんな感じでいただきました。
「鱈の白子と青ネギのスパゲッティ 柚子の香」は、
しかし柚子の香りが、清々しく爽やかで、これぞ和風イタリアン
これは、お正月のおもてなし料理にお出ししても感激されそうです
メインの「カッポーネ ディ ナターレ」
鶏がホロホロと崩れていくほど柔らかく煮込まれ、またもち米が鶏の濃厚なスープを吸って美味
お腹がいっぱいなのにデザートもしっかりいただき、今月も大満足のアズーリさんでした
来月はお料理教室はお休みとのことで大変残念ですが、クリスマスに向けてきちんと復習をして家族に食べさせてあげたいと思います