6/23 十和―中村 63km
夜更けまで宗片のおっちゃんと飲んだ為やや二日酔い。しかも目が覚めたら雨。テントの防水も効力がなくなりすこし雨漏りがしてきた。大洲といい今回の野宿は雨の目覚めが多い。おっちゃんは今日はここからの川下りとなるのでカヌーをここにセットし半日かけて自転車で下見をするようだ。おっちゃんとアドレスを交換し別れる。今日は中村まで60kmだからダラダラとパッキングをする。9時過ぎにやっと撤収が済みスタートしようとすると前輪のエアーが抜けている。ダメ元でエアーを入れたら抜けずに走れそうなのでそのまま走り出すがこれが空気入れ地獄の始まりだった。今日も四万十川沿いの国道を走る。途中、川のすぐ際になると急に一車線になることもあり変な国道だった。川沿いの道は本当に気持ちがよい。贅沢な時間を楽しむように15km/hくらいでゆっくりと走る。昼食を買った江川崎のスーパーで白人の大きな兄ちゃんに声をかけられる。昨日、窪川で走っているところを見られていたようで旅の話をする。葉山に住んでおり家族五人で江川崎カヌー村に滞在しており金が無くなるまでのバケーションの予定とか。俺と同じだな。我ながら外人ライフしてるような気が。飯を食っていると前輪の空気がまた抜けている事に気がつく。こりゃピンホールが原因のスローパンクチャーか?この後、中村まで一時間おきに空気を入れるはめになる。空気入れの使いすぎで腕が筋肉痛になる。江川崎から中村までは多くの美しい沈下橋が迎えてくれる。沈下橋は欄干のないコンクリートの橋だが地元の住民にとっては今でも重要な生活道路で車も走る。沈下橋は文字どうり川の水かさが増すと水面下に沈むのでそうなったら完全に孤立してしまう。
山間を流れてゆく四万十の流れは美しいのだが中村が近ずく頃にはあまりの変化のなさに飽きてくる。小さな峠もあらわれ昨夜の宴会と空気入れ地獄も手伝ってそろそろばててくる。最後の力を振り絞り四万十川 河口の街、中村にたどり着く。市内の川原でヒップホップダンスの練習をしているグループが二つ。それを見ていると地元の老母子に「あれは師匠はんについてならっとるんか?」「カチャカチャは持っとらんのか?」と話しかけられる。
ありゃヨサコイじゃないんだよ母子よ。しかもどうやらダンス集団の一員に間違われていたようだ。昨夜は宗片のおっちゃんに「体育教師やってるの?」とか生涯言われたことない事を言われるし今回は変な勘違いが多い。何なんだろう?
川原にテントを張るにはまだ明るすぎ時間つぶしに駅でうだうだ、パンク修理、日帰り温泉で二日分の垢をおとす。晩飯は奮発し居酒屋で本場の鰹タタキで一杯やる。一人で飛び込み居酒屋は癖になりそうだ。鰹タタキもうまい。昔、下北沢で常連だった居酒屋 室戸岬(廃業)で食べた味を思い出す。生ビールをしこたま飲み店を出る。あとはさっさと川原にテントたててもぐりこむ。遠くでは若者たちが花火を楽しんでるようでパチパチ 響いてくる。草のにおいがやや湿った風に流されてくる。夏の近い夜。
十和村ふるさと交流センター
四万十川中流域の十和村の交流センターの裏手にあるキャンプ場。
四万十川の河川敷に広がる芝生のテントサイトで川は目の前にありカヌーで川下りをする人たちの利用も
多いようだった。自分が野営したときも日本国内を川下りしているおやじとめぐり合い夜更けまで一緒に酒
盛りを楽しんだ。自転車と船の違いはあるけども旅している人は同じ匂いがして話も尽きない。酒も尽き
ない。その時教わったのだがカヌー乗りは車や徒歩で必ず下る川を下見するらしい。このおやじも車に下見
用の自転車を積んで走っていた。川のガイドマップがあっても水量等で瀬の状況、流れが変わるので必ず
下見は必要らしい。てっきりぶっつけ本番で流れに合わせて下っているものだと思っていた。なかなか奥が
深い。翌朝はあいにくの雨で川も濁っていた。
カヌーのおやじ宗方さんが漕ぎ出すのをを見送った後、川沿いに走る道を海目指してペダルを漕ぎ出す。
※台風などで増水したときはサイトまで水が来るので注意が必要。
十和村ふるさと交流センター
四万十川中流域の十和村の交流センターの裏手にあるキャンプ場。
四万十川の河川敷に広がる芝生のテントサイトで川は目の前にありカヌーで川下りをする人たちの利用も
多いようだった。自分が野営したときも日本国内を川下りしているおやじとめぐり合い夜更けまで一緒に酒
盛りを楽しんだ。自転車と船の違いはあるけども旅している人は同じ匂いがして話も尽きない。酒も尽き
ない。その時教わったのだがカヌー乗りは車や徒歩で必ず下る川を下見するらしい。このおやじも車に下見
用の自転車を積んで走っていた。川のガイドマップがあっても水量等で瀬の状況、流れが変わるので必ず
下見は必要らしい。てっきりぶっつけ本番で流れに合わせて下っているものだと思っていた。なかなか奥が
深い。翌朝はあいにくの雨で川も濁っていた。
カヌーのおやじ宗方さんが漕ぎ出すのをを見送った後、川沿いに走る道を海目指してペダルを漕ぎ出す。
※台風などで増水したときはサイトまで水が来るので注意が必要。
ダバダ火振り
四万十の中流、山間の大正町にある酒蔵 無手無冠。
ここは四万十の栗を原料とした栗焼酎で有名らしい。四国は栗の産地らしく高知、愛媛は結構、栗焼酎が
たくさんあり栗の和菓子もおいしい。
無手無冠は酒蔵といっても入り口は普通の田舎の酒屋のよう。そこにはいろんな種類の焼酎があり迷って
いると若女将らしき方が「試飲されますか?」と。ここまで70km走ってきたのでちょっと考えたが頂く。
栗焼酎の味はすっきりと澄んだ味というのが第一印象。芋のような強さは全く感じない。気持ち栗の甘さが
漂うような気がする。後日、土産に持参したダバダ火振りを飲んだ私の酒のお師匠は
「飲んだ後、遠くで店を出してる甘栗屋の香りが風に流されて漂うくらいの栗の香りが口に広がる」
と批評された。かなり評価ははされたのだがどう応えていいものか。旨い酒には違いない。
度数25°のレギュラー商品から度数35°の限定品までいただき自宅用を送ってもらい今晩用は持ち帰
る。キャンプ場までは炎天下の飲酒走行になるなので間違いの起こらないようにゆっくり走った。
四万十の中流、山間の大正町にある酒蔵 無手無冠。
ここは四万十の栗を原料とした栗焼酎で有名らしい。四国は栗の産地らしく高知、愛媛は結構、栗焼酎が
たくさんあり栗の和菓子もおいしい。
無手無冠は酒蔵といっても入り口は普通の田舎の酒屋のよう。そこにはいろんな種類の焼酎があり迷って
いると若女将らしき方が「試飲されますか?」と。ここまで70km走ってきたのでちょっと考えたが頂く。
栗焼酎の味はすっきりと澄んだ味というのが第一印象。芋のような強さは全く感じない。気持ち栗の甘さが
漂うような気がする。後日、土産に持参したダバダ火振りを飲んだ私の酒のお師匠は
「飲んだ後、遠くで店を出してる甘栗屋の香りが風に流されて漂うくらいの栗の香りが口に広がる」
と批評された。かなり評価ははされたのだがどう応えていいものか。旨い酒には違いない。
度数25°のレギュラー商品から度数35°の限定品までいただき自宅用を送ってもらい今晩用は持ち帰
る。キャンプ場までは炎天下の飲酒走行になるなので間違いの起こらないようにゆっくり走った。
ダバダ火振り
四万十の中流、山間の大正町にある酒蔵 無手無冠。
ここは四万十の栗を原料とした栗焼酎で有名らしい。四国は栗の産地らしく高知、愛媛は結構、栗焼酎が
たくさんあり栗の和菓子もおいしい。
無手無冠は酒蔵といっても入り口は普通の田舎の酒屋のよう。そこにはいろんな種類の焼酎があり迷って
いると若女将らしき方が「試飲されますか?」と。ここまで70km走ってきたのでちょっと考えたが頂く。
栗焼酎の味はすっきりと澄んだ味というのが第一印象。芋のような強さは全く感じない。気持ち栗の甘さが
漂うような気がする。後日、土産に持参したダバダ火振りを飲んだ私の酒のお師匠は
「飲んだ後、遠くで店を出してる甘栗屋の香りが風に流されて漂うくらいの栗の香りが口に広がる」
と批評された。かなり評価ははされたのだがどう応えていいものか。旨い酒には違いない。
度数25°のレギュラー商品から度数35°の限定品までいただき自宅用を送ってもらい今晩用は持ち帰
る。キャンプ場までは炎天下の飲酒走行になるなので間違いの起こらないようにゆっくり走った。
6/22 梼原―十和(ふるさと交流センター) 104km
管理人の兄ちゃんと別れを告げまた走り出す。空はドピーカンで自転車日和。あまり調子が良いので千枚田観光をする。地元のじいさんと挨拶ついでに会話を交わす。この辺りの道端に多数ある木箱は地蜂(蜂蜜)の飼育箱らしいのだが昔に比べ近頃は全く蜂蜜が取れなくなったらしい。蕎麦のような地蜂が蜜を取ってくる花の咲く作物を植えていないのがその原因らしい。寄り道ついでに四万十川源流を目指してみるが2~3km走っても谷の先が見えずだんだん山も深くなるばかりなので途中で引き返すはめになった。今日は先が長いので寄り道ばかりしてられないので仕方ない。本当は布施ヶ坂の道の駅に寄ってアメゴ鮨を食べたかったのだがそれも断念。四万十川に出てからはひたすら川沿いの県道を走る。山の間を縫うよう流れる四万十と平行して走るのでアップダウンが多い。
昨日の台風による400ミリの降水量の後の割にはあまり増水していないような気がする。しかし、想像していたような四万十の清流のイメージとは程遠く灰色に濁っていた。窪川で昼食後、大正の無手無冠にてダバダ火振を二本買い実家に宅急便(着払い)にて発送。今日は本当に台風一過の晴天で太腿の日焼けが進行し水泡が出来てしまった。日暮れ前にふるさと交流センターに到着しキャンプ設営。ここで日本一周カヌー川下り中のおっちゃん宗片さんと酒を酌み交わし夜中まで話し込む。元気なおっちゃんだった。この夜は寝たのは2時だった。
6/20 梼原 連泊
台風の影響で今日も出発をあきらめゆっくり起きる。管理人の姉さんにコーヒーをご馳走になり雲の上温泉の無料入浴券ももらってしまった。食事後13:00に湯治へ出向く。半身浴を中心に昼寝とストレッチのインターバルを含め2回も入ってしまった。キムタクと常盤貴子のドラマ最終回を見るでもなく見る。
湯治を満喫し18:00にライダーズインに戻る。テレビの台風情報が目立ち始めた。10km/hから25km/hに台風の速度が上がったのは良いが950hpa位と相変わらず強い勢力。明朝、四国上陸らしく明日もほぼ缶詰が決定。静岡あたりで高波で死者も出ており無職 33歳でニュースに出ないように行動は自重しよう。夕食後、管理人の兄ちゃん(眼鏡のエンスー系な風貌)とひょんな事からバイクの話をする。ミーテイングルームにある所有物らしきトライアルバイクの事を聞いたが最後、終わりなきトライアルの話が始まった。スカルパ(フランス製)はタイヤマハのスクーター用のエンジンをベースに成田匠が開発したらしい(要約したが本当はもっと説明が長い)。ガスガス(GAS GAS)は10年前のマシンだがその設計、デザインは現在でも通用する素晴らしいものであるという事(これも本当はもっと熱の入った話だが要約)。
競技人口の非常に少ないトライアルの狭い世界の講義を延々と受ける。話に食いついたばかりに兄ちゃんのトライアル話をしたい欲求の餌食になってしまったような晩だった。まあ昔の自転車乗りが身の回りにいなかった高校時代の自分もあんな風だったなと思う。
夜半に入り台風の風と雨音が強くなりなかなか寝付けない晩だった。




















