上海 内装設計施工-15(立面デザイン)改修工事の図面は国慶節をまたぎ、意匠、構造、設備の各図をそろえて昨日提出した。建築物既存の部分と、新規の部分の融合性をとるべく、しかも、元々はなかった2階(メゾネット)を増設するにあたり、建具の高さや、ボリュームの調整が主たる作業になる。そして、エントランス部分はまさしく表玄関、来られるお客様にその会社のイメージが伝わりやすいように、設計する事が肝心だ。今回は、丸型のロゴを所持する会社のそのロゴを活用し、自動ドアのど真ん中にロゴをもってきて、お客様をお迎えするときには、そのロゴが開閉するという仕組みだ。さあ、次は、施工に向けて、実施設計図を描きはじめるとする。
死刑に至る妥当性この前、山東省で、残忍な事件があった。場所はマクドナルド。座席に座っていた女性は、宗教団体の家族に宗教の勧誘だろうか、連絡先を聞かれていた。女性は連絡先をかたくなに教えなかったばかりに、袋叩きにされて、最終的に亡くなってしまった。先日、加害者一同のうち、死刑が二名、残るは無期懲役、あるいは数年の懲役という判決が下った。さて、中国は、人口の過密、貧富の差などの問題がストレス社会を作り出し、結果、人間はそのストレスの発散どころとして、人と絡んだり、あるいは暴力的な騒ぎにまで至り、結果死亡者が出る事も少なくない。いきなり、話を展開させるが、やはり、教育が重要だなと思う。というのは、山東省の一軒は、家族ぐるみで一人の女性をリンチした。親が先んじて手を出し、それに子供たちが果たして少しでも疑念を感じたろうか加勢する。最終的には、親が死刑になり、子供たちは何とか生き続ける事が出来るが、今後、そ の子供たちを誰が教育し、彼らの人生を補正出来るのか、非常に疑念が残る。予断だが、死に至った女性には旦那がいて、悲しくも、ほんの数分マクドナルドから外に出ていて帰ってくるまでの間の出来事だったらしい。悔やんでも悔やみきれない。さて、死刑が妥当なのかどうか?又、死刑は二人だけで良いのかどうか?
マスコミの真意とは。世界体操はいつ見てもどきどきする。そんなせっかくのどきどき感、そして、築かれた結果について、不用意に煽るマスコミ。さて、男子団体では、0.1点差で中国が金、日本が銀になった。それを、”アウェー”だと言う。最後の最後の逆転劇は、逆転に至るかどうかまでは実のところいろいろ見解があるかもしれないが、実際に最後の中国チームの張君か、鉄棒からの飛躍は高く、そもそも身長、ルックスの優勢を大いに利用した演技は非常に今でも印象的で、出来は良かったと思う。それを”アウェー”なんか言ってると、まるで、この前のヨナの件と一緒やないかという事になる。そもそも”点”というものをよくよく考えて見てほしい、しかも、人間の採点だ。学校の先生の採点が平等か?数学ならば明確だが、国語なんかはどう採点する?そして、昨日の内村、正直、ダントツだった。そんな事はどの中国人も知っている。事実、中国の若手が沢山ミスをするのに対して、中国のアナウンサーは内村と対戦できる機会があり、いっぱい失敗して立派な線種になれば良いと、はなから勝てる事など考えていないアナウンスだ。むしろ、内村のすばらしさを熱く実況していた。そして、たくさんの中国人観衆も分かっている、今のところ敵無しである事。そしてせっかくの表彰式、”君が代”が途中で終わったと。まあ、今回に関わらず、マスコミは、友好を妨げるだけのあまり意味の無い煽動はやめにしたほうが良かろう。いわば、むしろ煽動して国の関係が悪くなる事を望むいじわるじじいのように思えなくも無い。そんな事より、もっと前向きで夢のある記事を書いたほうがいいのじゃないか。例えば、次回、二年後のオリンピックまでの道のりだとか・・・。
上海 内装設計施工-14(吹き抜け)中国の建築は、階高が高い事が多いので、というよりも、改修工事をする建築物の建造年代は古いことが多く、そういう建築物は、近代化を進めていた西欧列強により計画された事も多く、結果として、びっくりするぐらいの階高さがあったりするのである。そして、現在、改修設計にあたる我々としては、その階高を利用して、層を一層増やしたり出来るわけである。そして適度に余った空間は吹き抜けに出来たりする。吹き抜けの醍醐味とは、いわずと知れた”開放感”。まあ、そもそも改修設計の機会があるのを良い事に、元々のせっかくのダイナミックな空間を細かくし、適宜、吹き抜けを配すること自体が、小ざかしいかもしれないが、まあ、現代は昔よりもいろんな方面において幾分複雑化し、その結果、空間を分割する必要性も高いので、まあいたし方がないとも言えよう。しかしながら、複雑な空間の中に小さくはあるけれど、要所要所に吹き抜けがあるという空間も又、趣があるはずである。国慶節期間中は、すっかり改修工事の設計で夢見心地の頭であったが、いよいよ案が出来上がってきた。では、そろそろCad化してもらう事にするか。
上海 内装設計施工-13(レンガ)中国の建物には、主要構造以外の部分の外壁や内壁を埋める為に、通常レンガが使われる事が多い。最近でこそ、いわゆる日本式の鉄筋コンクリート造が増えてきたので、つまり、壁面もコンクリートになりつつあるが、まだまだレンガの使用量は多い。さて、レンガの最大の問題は、壁面の脆弱性、遮音性など多々ある。しかし、メリットと言えば、安くて、どこでも手に入る事だ。考えて見れば、日干し煉瓦、焼成レンガは、古代メソポタミア時代から使われてきた建築材料で、まあやはり使い勝手が良いので、現代に至るまで使われているのであろう。あいにく、日本は地震国なので、構造主体の建築工事では、お目にかかることが少ないか。しかしながら、境界用の塀、内装等に使用する事は出来る、アンティーク調の雰囲気を出すには非常に都合が良い。という事で、今後もまだまだレンガの使用は続く。
極めつけの円安さて、2年前は日本円1万円で800元以上を手にする事が出来たレートが、ここに至って、550元ほどになってしまいました。旅行に海外へ出る程度ならいざしらず、海外でこれからビジネスを起こそうとお考えのお客様たちが大変な事になっています。円安になると、海外を舞台に考える場合、日本からの人流、海外からの輸出にダメージが生じる一方、海外からの人流、日本からの輸出は好調になります。まあ、いずれにせよ、せめてもう少しは円高になってくれないと、いろいろ都合がよろしくないのかと思います・・・。
国慶節の南京路国慶節に南京路に行くのは、何年ぶりだろうか。それにしても、すさまじいほどの人だった。数年前に比べると、人の数が半端でない。これはひとえに、中国人がより裕福になって、旅行が身近になった証とも言えるのではなかろうか。まあ、そのおかげでイベント盛りだくさんで、しかもにぎやかな南京路だったが、人のとてつもない多さでへとへとになった。いやはや、大型連休は、うれしいか、おそろしいか、どっちかよう分からんようになってきた。
商業映画はこうして儲ける。トランスフォーマーとかバイオハザードとか、続編を作って、確実に設けると言うアメリカ映画の手法。”続編”という考え方は、元々一作目が好評でない限りは成り立たないのであるが、逆に言うと一作目が好評であれば、続けていける土俵が成り立つ。さて、最近のアメリカ映画には、アジア人、日本、日本語、中国語など、アジアの観衆をターゲットにした構成が目立つ。舞台なり、登場人物なり、言語に母国に関係する要素が映画に登場するなら、当然、その母国では話題になるし、見ようと思う。さて、10数年ほど前には日本の要素が多かったのが、ここにいたり中国の要素が大いに使われ始めているのを目の当たりにすると、やはり、中国の市場は大きいのかなと改めて感じさせられる。
上海 内装設計施工-12(南側信仰)建築設計や内装設計に取り組む際には、諸室の要求というのがあって、つまり、各室の設置したい階数だとか、面積だとかである。そんな用件の中で、結構困るのは、”南側信仰”である。南向きの部屋は、たとえたまにしか使わないトイレといえども、明るくて気持ちの良いもので、理想としては、南に配置したいと思う事がある。極論すると、この部屋もこの部屋も南側でお願い・・・という事になる場合も少なくはない。例えば、北西に長い敷地であれば、南に面する面積自体が大きくなるので、当然、南に配置できる部屋が増える。むろん、そんな都合の良い土地もあるにはあるだろうが、値段も高くなるし、誰でも購入できるわけではない。さて、今回の内装改修設計案件も、いよいよ、そんな”南側信仰”の満足度をにいかに達成できるかという段階に入ってきた。
上海 内装設計施工-11(改修工事)設計にもいろいろあるのだが、新しい案件や規模の大きな案件が最も有意義かというと必ずしもそうでもない。そもそも私の世代の建築家はほぼバブルがはじけてからようやくまともな仕事が任されるようになったぐらいだから、そういう意味では、既存の内装変更、あるいは改修工事だとかは非常に慣れたものである。さて、今日、友人の華僑から内装改修工事の方案設計案件をいただき、打ち合わせに行ってきた。新築設計と改修設計ではどちらが楽しいか?などと、大学を卒業ほやほやの頃には、同僚とよく議論を交わしたものであるが、今考えると若かった。一言で言うと、どちらにもうまみがある。むしろ、古いものをいかに改修して、しかも、以前の設計者の意思を継承しつつ、新しい概念を吹き込みつつ・・・と、これまた、非常にうまみがあるのである、改修設計とは。国慶節期間は、これまた、頭から離れそうにない案件となってしまった。。。