先日、華僑の友人から、仕事の依頼があるとの事で、わくわくして話を聞きに行きました。
『ヤンさん、今度、家をリフォームしたいので、解体工事やってくれない?』これまで、新しい空間を創造する為、あるいは、古い空間を改修する為の
“設計・施工”のご依頼がほとんど、というか、ほぼ全てだったと言えるのですが、今回は、
“壊す仕事”の、それも
“単独依頼”を受けました。

さて、建築物にとって最低限、大切なのは、柱や梁などの建物を支持する構造体、又、給排水、ガスや電気などの設備系統、つまりインフラストラクチュアーです。
そして、それらを意匠設計により、快適に使用できるように、又、美しい様相となるように仕上げられていきます。
さて、話戻って、ローカルの解体業者は、手荒く解体する事があります。
中国らしく、人海作戦で、つまり、作業員の頭数は多く導入してくれますが、とにかく短い時間帯で、そして手荒に解体してしまう事実がある事は否めません。
となると、解体に関わる作業員それぞれが、建物に関しての知識がどこまであるか、という点が最重要になってきます。
例えば、重要な構造体であるにも関わらず大胆に壊したり、あるいは、必要なインフラを撤去してしまう・・・などなど、問題となる事も少なくありません。
そういう状況の元、お客様からのご依頼があり、解体工事に携わりました。
中国の古い住宅の構造とインフラをよく理解でき、楽しくもありました。
余談ですが、昔の人の施工って、昔の割りにはよく出来ていたり、あるいは、技術革新により、やっぱり現在の方が合理的で良かったりと、どの道、今後も勉学が終わる時はないなと改めて感じました。